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書籍「勇気を持ちたい仲間への応援歌」 あらすじ連載【28】 再送


 皆様、いつも本当にありがとうございます。

 極端な自立体験記(日本語の全く通用しない場所で自分と向き合った、日本人一人きりの20代米国留学)です。勇気を必要とされている方々の一助になれば幸いです。


 【28】次の日も無断欠席を続けます。


 同じ山中に車を止めて、ウィスキーをがぶ飲みします。逃げる弱い自分を解き放つことに酔いました。次から次へと溢れ出る弱音、周りの自然に溶けました。

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 泥酔して眠り夕方に目覚め、夕飯の買い物を終え、何気ない顔で帰宅。無断で続く登校拒否、罪悪感は味方になってくれませんでした。


 そして、一週間続くこの逃避行。


 日常に居場所を作れない自分。それが事実、実力。そう、それが私の実力でした。弱いのです。「扉」を開けられないのです。英語から逃げ続けるしか術を持たないのです。実力。そんな自分が嫌でした。しかし、仕方がありません。実力です。それが自分なのです。認めるしかありません。


 同じ場所、同じ酒を飲み、同じように午前中には酩酊し、止めた車内で叫びます。


 怖いよ 専門学校に行くのが嫌だ
 恥をかきたくない......
 もう 自分の英語を笑われたくない......
 助けて 助けてくれ

 ひとりでした。

 
 どうしようもなくひとりでした。

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 つづく...


 どうかよろしくお願いいたします

●日本人の心に火をつけたい 日本を元気にしたい●

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