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ここが見どころ!『プペルTHE STAGE』

キングコングの西野さんが描いた絵本
『えんとつ町のプペル』の
2.5次元ミュージカルに行ってきました!

結論から言うと
超面白かったです!!

本記事は
プペルをまったく知らなかった筆者が
2.5次元ミュージカル
『プペルTHE STAGE』を見て
感じたことや、どう面白かったのか、
そして
絵本と舞台の違いについて
綴ったnoteになります!
どうか最後までお付き合いください。

⚠できる限り避けますが
本記事は舞台のネタバレを含みますので
ネタバレが嫌な方は、今すぐ閉じて
プペルのチケットををポチりましょう!
チケットはこちら!
https://www.nelke.co.jp/stage/poupelle/schedule.html

目次

▶実は違う。絵本と舞台の設定や物語

▶個人的鳥肌ランキング

▶西野亮廣さん含め演劇が伝えたかったこと


実は違う。絵本と舞台の設定や物語

僕自身、
お恥ずかしながら原作を知らない状態で劇を観に行ってきた身分でして…
どれくらい知らなかったかと言うと
「プペル描いて!」と言ったら
コレが返ってくるレベルで知らなかったです…。


観る前に描いた想像上のプペル

実際のプペル



なので鑑賞後は
そっくりそのまま劇の内容が絵本の
内容なんだろうなと思っていたのですが、
絵本を読むとどうやら
細かい設定や登場するキャラクターが違うようだぞ?ということに気づきました。

なのでその違いについて
大きく3つあったので
軽くご紹介していこうと思います!


①異端を取り締まる警察が舞台では登場する。


絵本では異端を民衆が蔑んでいるが
舞台ではとうとう
人と違うやつ(異端)は捕まるという世界になっています。
この警察たちがプペルやルビッチの夢を阻む壁となって現れます。
二人の運命やいかに…!


②スコップという男が舞台では出てくる。


プペルとルビッチが警察から逃げ、
地下に行ったときにこの男と出会います。
口が軽いというキャラで
その口の軽さに二人は翻弄されます。
物語で大事なキーアイテムを
保持する、劇中の重要な存在です。


③ルビッチと同じ場所で働く仲間、そして
ルビッチの父親も舞台では多く登場する。

上演時間が絵本より長い分 
絵本では語られなかったストーリーや
キャラクターの新たな一面を知れて
より一層キャラクターたちのことが
好きになれます!


とまぁこのような感じです。
絵本とは違う
楽しさ、メッセージが込められていたりするので、絵本で充分という方も
『プペルTHE STAGE』おすすめです!


続いて個人的鳥肌ランキングです


僕自身、大学で漫画を描いており、
同じ何か物を作る作り手として
「凄い!」と鳥肌が立ったものがいくつも
あったのでそれを紹介していきます!


①始まる前の入退場ゲートの女性の一言に鳥肌! 

これは舞台が始まる10分前の出来事でした。

舞台終了後に物販は混むだろうから、
一度パンフレットを買いに、退場しようとしたその時、
入退場ゲートの係員さんが僕に
こう言ったのです。


お出かけなさいますか?



!!?
おでかけ!!?
退場ではなく
おでかけ…!!?

…そう。
僕がいるここはもう
えんとつ町だったのです!!

世界観の共有がスタッフにも行き届いており
鳥肌を立てながら物販に向かった、
そんなエピソードでした。


②最新の舞台演出とそのこだわりに鳥肌!
幻想的な演出、非日常感を演出してくれる
スモークですが、
プペルの舞台でもやはりスモークは活躍していました。

こういうステージとかには
決まってでてくるよなぁと
舞台を眺めていたその時です。

え…ッ…


えんとつからスモークが出てる…!!!

なんと芸の細かいことか。
スモークを出す位置を調整しているのか
絵を調整しているのかは分かりませんが
この細部へのこだわりには鳥肌が止まりませんでした!


③歌唱パートの演出に鳥肌!

歌って踊る。それがミュージカルですが、
さすが2.5次元ミュージカルと言ったところか、ただじゃ終わらないんです。

歌唱パートの際、
より歌や物語が伝わるよう
壁面にモーショングラフィックスで歌詞が
投影されるのです!

現代技術を駆使し、
視覚的にアプローチをしている様子に
鳥肌でした…。


④地下でのシーンに鳥肌!

これはプペルとルビッチが地下に潜ったシーンでの出来事です。
二人が会話してるのを聞いてると
あることに気づいたんです。



声が反響してる…!!



そうなんです。
二人が話しているのは地下の、わりかし広い場所、通常なら反響するはずなので
そういうところを忠実に再現していたのです!

このような小さなこだわりから
製作側の熱気を感じ、鳥肌が立ちました。





はい!以上が個人的鳥肌シーン集でした!
演劇をこんなでかいキャパで見たのが
僕自身初めてで、観るものすべてが新鮮でした笑
もう一度見に行けばもっと発見できる気がします…!



西野亮廣さんやこの演劇が伝えたかったこと

https://r25.jp/article/581356883170827173

この記事にも書いてあるのですが、
『えんとつ町は夢を語れば笑われて、
行動すれば叩かれる、そんな現代社会を風刺したものです。』
物語ではそんな社会問題への問題提起や、解決方法や、考え方が語られています。

筆者が物語から感じ取った感想を
箇条書きですが、ここに書き記します。

・楽しそうに働くプペル
→もっと笑って働こうというメッセージ。
大事なのはどんな場所でも面白がること。

・恐怖に震えながらも夢を追うルビッチ
→ルビッチは町の人から批判されるようなことに突っ込んでいる特に異端児。
だがルビッチも同じ人間。
同じように恐怖も抱く。
決してみんなもルビッチになれない訳じゃない。
ルビッチと私達のとの違いは、
星が本当にそこに在ると信じ、
叶うまで行動したか否か。

・上を見ない者たち
→自分の心に向き合わず、嘘をつき、夢を持たなくなった人たちのことを表している。
加えて、スマホばかり見て
空を見るのをやめてしまった現代人も比喩している。





最後に

ここまで長文に付き合ってくれた方、
本当にありがとうございます!
初noteで、文字制限がないぶん 
ばかみたいに書いてしまいました汗
次からはもう少し、読みやすく、短くまとめます。

加えて、
今回この長々と紹介してきた
『プペルTHE STAGE』を見れたのは、
チケットを譲ってくれたある方と
それを拡散してくれた皆様のおかげでした。
改めてここで感謝を述べさせていただきす。

本当にありがとうございました!

次会った時に、必ずお礼をさせてください!




では、また次のnoteでお会いしましょう!

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