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親から土地を相続したけど買い手もないっぽく困ってる 【社会問題】

田舎ではよくありがちなことで、
更なる人口減により問題は深刻化しています。

長期的な人口の推移と将来推計

内閣府発表データ

固定資産税が高い

市町村が3年に1回評価している【土地の価値】(おおむね時価の70%ほど)に
②【標準税率】1.4%をかけた金額から
③【軽減措置】がある場合※にはそれが差し引かれた税金を、
1月1日の所有者に対して、4回の分納か一括で納めることになっています。

※住宅地は、固定資産税が 1/6 or 1/3 に減額されます。ただし数年前の改正により、適切に管理されてない空き家であるとみなされると軽減措置は受けられなくなりました。

そもそも論

今の制度のままだと、空き地の活用方法を閃かないと、ただただ無駄に高い税金を払うだけになり、そもそもの相続登記をしたくない話しになってきますよね。
自治体や税制もこの社会問題に対した取り組みを行っているんでしょうけど、突破口が開けない状況なのでしょうか。
固定資産税のそもそもの意味・趣旨は、単なる行政の財源確保のためではいけない、と個人的には思っているので、とにかく、不要な不動産は単純に処分でき、それを必要としている人が簡単に取得し利活用できる仕組み・制度づくり・周知活動が早急に必要であると感じます。

売ってすっきりしたい

メルカリのように気軽に売買できたら一番良いんでしょうけど、面倒な手続きも多いので放置してしまう相続人も多いのではないでしょうか。現状ある選択肢は、

◎空き地バンク
運営元⇒国土交通省
https://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo16_hh_000189.html

◎空地管理センター
運営⇒特定非営利活動法人
https://www.akiya-akichi.or.jp

◎不動産会社
近所のお店でもいいでしょうしネットでも大手比較サイトがあったりします。

もし私が地主だったら

とりあえずは、事業で使えないかどうか検討します。
駐車場にできないか、自動販売機置けないか、看板設置できないかetc
次は、近所に借り手又は買い手がいないか営業してみます。
それでも使えない土地ならば・・やはり困りますかねえ。結局、国や自治体への寄付制度がないのがおかしく感じます。

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