【生きるための学びを!】小学生と微分とド文系の私その後
久しぶりにこの話題での更新となります。
足かけ約1年半かけて、小学2年生の娘(微分に突入したのは小学3年)が、微分を説くまでをリポートしました。
小学3年の12月頃に一通り完了し、その結果をNoteにあげました。
ただ、その時点ではまだまだ微分の理解は何となくという感じで、理解までにはもう少し時間を要すると考えており、引き続き、白チャートを利用して、微分に取組んできました。
基本的には毎週末の朝に、1~2問を解くことを継続しています(所用時間は15~20分)。
「何で微分するの?」とこちらが聞くと、一応教科書的な答えは返ってきています。「接線の傾きを求める式を出す」
ド文系ながら機械学習を少しかじった私には、「接線の傾きを求める式を出す」というのが超重要というのは理解しつつも、私自身ストンと落ちる域には達していません。
彼女はどうなんでしょう。この辺は引き続きトレーニングを行ってから、またレポートします。
さて、最近はすっかり謎解きにハマっている娘ですので、微分の問題も謎解きアプローチを提案しました。
高校2年の白チャートレベルの微分の問題ですと、
・式が与えられている
・それに対して解かなけれいけない問い(ここを謎解きの謎と見たてました)が与えらている:実数解の数など
という感じになります。
で、それに対するアプローチを彼女に描いてもらい、実際に計算に取組んでいます。
アプローチと言っても大層なことではなく
①まずは説かなければいけない謎の確認
②微分
③微分後にはだいたい因数分解
④増減表の作成
⑤グラフの作成
⑥謎解き
という流れが主なアプローチとなっています。
この①~⑥の意義が理解できると、より微分の理解度が進むのだと感じます。
とまあ、このゴールは特になく、先に進むか進まないかは本人のやる気次第だと思いますし、数3や大学で習うような数学のとっつきにくさもあるので、自主性に委ねようと思います。
ただ、嬉しかったのはまだ積分に入っていないものの、微分の理解度が上がっているため、微分⇔積分の関係性は彼女なりに理解し始めたところです。
日本語を日頃から使って忘れない(使わない漢字の読み方はすぐ忘れる)ように、この辺の基礎をしっかりと固めておけば、きっとその先の応用に生かせると信じて、引き続き伴走したいと思います。
ただ、日々の算数・数学学習としては、「小5・小6の文章問題」に取組んでおり、生きるため(生活だけでなく仕事を含め)に数学を「使う」というスタンスは変えずに寄り添うつもりです。
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