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子どもは、気持ちで動いてる。

「子どもは、気持ちで動いてる。頭で考えて、ちゃんと理由があって何かをしているわけじゃない」

この言葉を聞いたとき、自分が接してきたいろんな子どもたちの姿が浮かび上がってきた。そして、娘の顔を思い浮かべ、深く納得した。

たとえば、お風呂に入るよと言っているのにカードゲームを取り出したり。
ごはんを食べている最中なのに、とつぜんダンボールをハサミでチョキチョキしはじめたり。やっとお出かけする準備がぜんぶ整ったのに、アイスが食べたいとぐずったりする。

その都度、「なんでそんなことしたの?」「なんでいまやろうとするの?」「どうして?」と聞いてしまう。だけど、答えなんか決まっているのだ。

「だって、やりたかったから」

そこに理路整然とした理由なんてないし、理由をもって行動をしているわけなんかじゃない。
子どもは、気持ちで動いている。

まさに、そのとおりだ。


子どもとの対話をするときに、「答え探し」はしないようにしている。
理由を深く問い詰めるのは、この「答え探し」に当てはまる。そしてその「答え」は大人にとって理屈の通る答えでしかない。
つまり「やりたかったから」というのは、受け入れがたく、理解しがたく、意味がわからないのだ。

だって、お風呂に入るって服まで脱ぎ始めたのに、「あ! ちょっと待ってってや!」ってカードゲーム出すって意味がわからない。

理解っていうのは、大人が納得いく答えのピースをはめ込むことじゃない。
理解っていうのは、自分が想定している答えのピースと、相手の持っている答えのピースが全然違う形でも、「そういう形もあるんだね」と言えることなのかもしれない。


そんなことを、この言葉は思い起こさせてくれました。
この言葉を聞いた、ラーンネット・グルーバルスクールの探求ナビゲータ講座はいろんな気づきをくれます。

チラシ表2020.1


では、また明日。

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