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ぼくは料理のいったい何がそんなにすきなのか。

料理をしている時間が好きだ。
たぶん、出来上がって食べている時間よりも作っている時間のほうが好き。
もちろん、いくら好きだと言っても毎日のことだから嫌になることだって結構ある。好きだから、365日いつでも楽しいわけではない。

失敗することもあるし、ひどいときは不味い料理になることもある。
ちなみに、不味いとはたいていの場合、塩っぱいか臭いかだ。

塩っぱいのは塩なり調味料なりの入れ過ぎ。
臭いは、魚介や内臓系などの下処理のミス。なれない調味料やハーブなど味のゴールがあいまいな料理への挑戦の結果。
原因がわかれば改善できるのも、料理のいいところだ。

料理を作っている間、ぼくは色んなことに集中している。

たとえば音。焼く音、切る音、煮る音、混ぜる音。音は食材の状態を教えてくれる。状態が変わると、音が変わるのだ。

揚げ物だって、パチパチパチと大きく騒がしい音から、シュワーっと小さく流れるような音に変われば揚がっている証拠。

グツグツなのかフツフツなのか。
カシャカシャ混ぜるのな、シャカシャカと軽やかなのか。

料理の音はとても楽しい。

火加減の調整も楽しい。
グラグラと煮込むのか、クツクツ煮込むのか、この微妙な火加減調整。
焦げないように、でも急いで火を通したい。そんな気持ちがあらわれるような火加減調整。

段取りを考えるのも楽しい。
できるだけ洗い物を少なく、作業を滞りなく、同じタイミングで仕上げる。
作りながら、微調整を考えるのも楽しい。

疲れて色々と嫌になってしまったときは、料理をすることで気持ちを少し取り戻せたりもする。
だからぼくは、料理が好きだ。

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今日も見に来てくれてありがとうございます。
久しぶりにのんびりと料理を楽しみたい今日この頃です。
ぜひ、明日もまた見に来てください。


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