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なんでもやってみたいのは、自信の証拠

「卵焼きつくりたい」「牛乳自分で取りたい」「ごはんも自分でよそいたい」「ひとりでシャンプーする」「歯磨き自分だけでやる」


ここ最近、娘の「ひとりでやりたい」気持ちが高まっているのを感じる。
急いでいるときや、気持ちに余裕がないとき、それに100%応えてあげられているかといえば、そうでもないのだけど。それでも、その「やりたいんだ」という思いにはできるだけ応えてあげたいと思う。


娘がなにかを自分でやってみたい、というとき。その顔は自信に満ちている。
「わたしは、ひとりでできる! だって、もうお姉ちゃんだから」
そんな目をしてこっちを見てくる。
そんなとき、勝手にぼくが娘の「できる」「できない」を決めつけちゃいけないよなと思う。
できなくたって、失敗したってべつにいい。
だけど、それを放置するんじゃなくて「ひとりでできた!」って自信につながるようにサポートはしてあげたい。


娘を見ていると言葉通りに「ひとりで」やりたいわけじゃないことに気づく。
卵焼きをひとりで作るのだって、「ひとりでやる」と言っていても「箸とフライパンは自分で持ちたい」「卵は自分で割って、かき混ぜたい」ということだったりする。だったら、卵を割って、かき混ぜてさせて。箸とフライパンは娘に持ってもらいながら、ぼくもそれを支えつつ、くるんと巻いたっていい。形なんかきたなくたって、多少焦げたっていい。
大人からしたら「結構サポートしたぜ」って思うけど、娘にしたらそれは「ひとりでやった!」なのだ。


少しだけ、子どもの視点で「やりたい」と言っていることを眺めてみる。
「言葉」をそのまま受け取らないようにする。大人だって、自分の気持ちを100%言葉で表現するなんてできやしないのだから。子どもはもっとむつかしいだろう。
子どもたちの「やりたい」がどこにあるのか、なんなのか。
それを丁寧に聞くことが大事なんだろうな。


そのためには、心も体も、それなりにゆとりがないと大変なんだけど。


では、また明日。

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