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どの立場でものをいうか

先日、『日経xwoman』から取材受けました。

テーマは『テレワークでデキる人・デキない人』。

テレワークの中で、どのようにメールを使ったら良いか。
そのテクニックについて、取材をしていただきました。

その記事が、Yahoo!ニュースに転載されていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b86dc9470d5227399d8a997110a3b4f68aab7f0

Yahoo!ニュースに載ったときに必ず見るのがコメント欄。

ここを見ると、いろんなヒントが見つかります。

「あ~。このニュースをこう読み解く人がいるんだ」
「ここが伝わらないんだ」
「こういう質問が来たら、こう解説しよう」

反対意見、賛同意見、色々とあるから面白い。

だいたいコンサルタントが出るとコンサルタントを罵倒するようなコメントも出る(笑)

(今回は、そういうのはなくて良かったです)


人は、何かコメントをするときに自分の主観で語ります。
まあ……当たり前ですが「自分にとってどうか」なのです。

こういったコメントを見たときに

「メールは効率が悪い」
「メールは時代遅れだ」

なんて書く人もいます。

これってナンセンスですよね。

ツールの是非を問う話ではなく、使うんだったらこうしようねという話。
論点が噛み合っていないのです。


そういえば、チャット系のツールを販売している人は「もうメールは時代遅れだ」なんて言い続けていますよね。でも、そういう人や会社に限ってメルマガを使ったり、フォームから問い合わせてきたりするのです。

メールが意味がないと思うなら、もうメールで営業しないでほしいと思ったりします(笑)

こうして、自己矛盾を抱えならも、都合のいいところだけを切り取って使っている。


ちなみに私の場合、社内のコミュニケーションだけなら、チャット系のツールに集約するのが良いと考えています。

メールの型を覚える必要もないし、それなら文章力を磨けばいい。
チャットの社内ルールを決めていくのが良いでしょう。

外部からのメールを受け取るようなポジションは、メールを必ず使う必要があります。

チャットと併用することで、管理やチェックするべきものが増えると効率が悪くなります。


メールというツールを残すのが前提なら、そこにすべてを集約するのがベストだと考えます。ここで考えるべきは、誰の効率を考えるのかということ。

社外とのやりとりがあるグループ(a)……メール
社内とのやりとりのみのグループ(b)……チャット

この(a)(b)も当然存在するでしょう。
となると、どっちの効率を重要視するか。

(a)の方が事業への貢献度が高いなら
(b)には我慢してもらって、メールを使ってもらう。

(b)の方が事業への貢献度が高いなら
(a)には我慢してもらって、社内はチャットツールにする。


結局、会社としてメールアドレスを公開しているなら
どこかのセクションがメールを使うことになります。

その人達をどう捉えるかが重要です。


おそらく「チャットだけでいい」というスタンスの人は
閉じられた空間での作業が多いのだと思います。

社内だけのコミュニケーションで仕事が成立している。
社外の人が入ったとしても、限定的である。

そのような立場の人からしたら、メールは迷惑なもの。

ただ、視座を変えて、会社視点で見ると
メールって無くすことができないんですよね……。

どんな立場でものを考えるのはとっても重要。



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