常に損得を考える
先日ある人にこんなことを言われました。
「平野さんって、凄く穏やかですよね」
「怒ることってあるんですか?」
以前、店員さんに
「なんでこんなに丁寧にしてくれるのですか?」
と言われことがあります。
メルマガの読者さんから感想メールに返信したところ
「え!?一人一人に返信しているのですか?」
と驚かれたことがあります。
私からするとこれってすべて当たり前のことなんです。
たとえば、誰からかメールをもらってイラッとしたとしましょう。
そのイライラを相手にぶつけて、論破する。
これはできなくありません。
そこで論破して、その後何かいいことがあるでしょうか?
その場のストレス発散になるかもしれません。
自尊心が保たれるのかもしれません。
でも、その労力って、無駄としか思えないんです。
相手を正しい方向に導こう。
そう思って教育をするのかもしれません。
でも、私はそこまで善良ではありません。
そこに労力をかけるなら別の所にかけたい。
自分以外をなす人にアドバイスをする意味を感じません。
たとえば、相手の誤解から言いがかりをつけられたとします。
その時に、対応としては色々ありますよね。
◎相手の間違いを指摘し、謝罪させる
◎直接的に指摘して、こちらの正当性を主張
◎遠回しに指摘する
◎相手の言い分を認める
◎誰が悪いか判断せず淡々と進める
私だったら「淡々と進める」一択です。
「この人との関わりを1秒でも早く終わらせたい」
そんな考えになるのです。
その優先順位を上げると、言い合っても仕方がないと気づけます。
飲食店に行ったときに礼儀正しくするのもそうです。
◎注文を丁寧にする
◎下げやすくする
◎適度に会話をする
礼儀正しいお客さんだったら、店員さんも大切にしてくれます。
こうした気遣いをすることは苦になりません。
サービスが円滑になるし、居心地がいい。
居心地のいい空間は、自分で作ればいいのです。
ちなみに、いつでもずっと礼儀正しいわけではありません。
「このお店は駄目だ」と思ったらすぐに出ます。
そして二度と行きません。
○○を改善した方がいいですよ。
なんてことは、面倒なので言いませんね……。
メルマガの読者さんに返事をするのもそうです。
今届くメールの件数程度なら、普通に対応できます。
メールが多くて困るなら、感想専用フォームを作るとか
「感想をください」という表記を削除するなどします。
感想を求めるなら、返事を書くのが礼儀。
私はずっとそう考えて仕事をしてきています。
冒頭で「常に損得を考える」と書きましたが
損得を別の言葉に置き換えてみましょう。
●得
・時間が無駄にならない
・居心地がいい
・ストレスがない
●損
・時間が無駄になる
・居心地が悪い
・ストレスがある
私がほしいのは心の平和。
そのため、どうすべきかを考えて行動しています。
損得と言うこと、お金に話だと思いがちですが
居心地の悪い環境になることが、大きな損だと思っています。
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