逆算型の自己紹介なら30秒で簡潔に話せる
最近、オンライン会議やイベントなどが増えています。
そんなときに、自己紹介に2分、3分とかけていたらきっと「話が長い人」というレッテルを貼られるでしょう。それくらいならまだいいですが……
「自己中心的な人」
「ロジカルでない人」
「タイムマネジメントが弱い人」
こう思われてしまったら、何のために自己紹介をしたのか。
そんなときにオススメしたいのが逆算型の自己紹介です。
まず、自分の持ち時間を決めます。
4人で4分の自己紹介タイムなら、1人1分。
サクサク場を回すなら、15秒。
こんな感じで、時間という枠を作ることがスタートです。
ちなみに、15秒、30秒、1分と考えたときに
どのくらいの情報を盛り込めるのでしょうか。
【NHKのアナウンサーは、1分間で300文字を読む】
こんな話を聞いたことがあるかもしれません。
この数字から考えると
15秒…… 75文字
30秒……150文字
60秒……300文字
自己紹介でテンポ良くちょっと早口で話すなら2割増しくらいで考えても良いでしょう。たとえば……私の自己紹介はこんな感じです。
みなさん、はじめまして。アイ・コミュニケーションの平野友朗です。
私は、ビジネスメールコミュニケーションの専門家です。年間180回くらいの研修やセミナーに登壇しています。関連書籍も今まで32冊出してきました。メールの課題なら99%解決できると思いますので興味のある方は声をかけてくださいね。
本日はよろしくお願いいたします。
このくらいの情報量だと25秒でした。
何となく文字量のイメージって沸きますよね?
というか、文字数を数える必要はありません。
あくまでも目安です。
実際に原稿を作って話してみる。
タイマー片手に時間を測定する。
それが一番確かです!
で……ファーストステップが時間を決める。
そして、次に決めるのは、発言の目的です。
発言にはいろいろな目的があります。
・興味を持ってもらいたい
・何ができる人か知ってほしい
・自分の価値を伝えたい
・質問に答えてほしい
・自分の理解を確認したい
・ただ発言したい
・凄い人だと思わせたい
・控えめな人だと思わせたい
・いい印象を持ってほしい
・人柄を伝えたい
・困っていることを解決してほしい
などなど。
「控えめな人だと思わせたい」っていう目的じゃないのにそのような印象を与えてしまう人がいます。それって本当にもったいない。
自己紹介をする場面は、これからもドンドン増えるでしょう。
30秒なら、30秒の自己紹介。
1分なら、1分の自己紹介。
これくらいは準備しておく方が無難です。
発言をする前に、自分が話したいことを書き出します。
・名前
・会社名
・仕事のジャンル
・貢献できること
・今日の参加目的
この素材をどう並べ替えたら伝わりやすくなるのか。そして、その目的を達成できるのか。それを考えていけばいいのです。
何も準備していないから、品質にバラツキが出ます。
自己紹介で相手はどんな人か……聞く価値を判断します。
ここに力を入れていないのは、勿体ないですよね。
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