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どうやったら話すのが上手くなるのか?

私は、人前で話す機会が人よりは多いと思います。

Zoomを使ってセミナーを実施したり、会合の進行を任されたり、最後にまとめのコメントを伝えたり。こういったことを日常的に行っています。

他にも、結婚式で主賓挨拶を務めたり、テレビやラジオに出て話す機会もあります。

昔は、人前で話すと真っ赤になってしまい、まったく話せなかった記憶があります。それが今では、労せず話せるようになっている……。本当に人の成長は、凄いです。


先日、ある参加者の方に質問をされました。

どうやったら、平野さんみたいに上手く話せるようになりますか?
上手く話すテクニックってありますか?
やっぱり練習が必要ですか?

何となくなのですが……もともと話すのが得意だと思われている節があります。

「安定感がありますね」
「安心して聞いていられます」

なんて言われることも多いです。


何度も言いますが、話すのは大の苦手でした。今でも、話す場面じゃない限り、話さないようです。これだけ話すようになったのは、それが役割だから。


でも、ここまで来るのは楽じゃ無かった。

昨日のメルマガじゃないですが、やっぱり「練習」って必要なことだと思います。経験を積めば積むほどレベルが上がる。それは間違いないことだと思います。

それを信じてずっと試行錯誤してきました。練習無く、初めから上手い人はほぼいないと思っています。

それは、センスがあるのか、もっと幼少期から鍛錬をしているのか。


練習は必要だと思う反面、練習だけだと意味が無いと考えます。つまり、場数をこなしても、下手な人は下手。たとえば、場数をこなしていくなら、40~50代になったらみんな上手いはず。でも、人によって大きな差があるように思います。

私自身、話すためにいろんな練習をしました。

台本を作って、その通りに読んでみる。
PowerPointの資料を作り込み、セリフを固める。

ここがスタートでした。

そして「話す」ことができるようになってきたら
「伝え方」にも目を向けるようになりました。

・流暢に話す
・コンテンツを選ぶ
・ジェスチャー
・相手を見る
・瞬時に内容を変更する
・楽しげに振る舞う

話すときに考えなくてはいけないことはたくさんあります。

自分で音声を録音して何度も聞き直したり、動画を撮って何度もチェックしています。嫌々ではありますが……それが一番成長につながったなぁと思っています。


練習と同時に重要なのか、課題への意識。課題を持たずに数をこなしても意味はありません。

スラスラ話せるようになったなぁ~。
ちょっと上手くなったから、これでいいか。

課題を見つけられないと、そんな感じで天井を迎えてしまいます。


どんな話し手であっても、常に課題があります。

年間200回くらいセミナーをやっていても
毎回、課題があるなぁ~と感じています。

「今日は、受講生の反応が悪かった」
「いつもより滑舌が悪かった」
「もっと笑いがあった方がいいなぁ」
「自己紹介をあと30秒短くしよう」
「質疑応答を講義中に取り入れよう」
「全員をあと1回指すべきだな」

こんな感じで、改善点を見つけ微調整。
それをずっと調整し続けています。


正直、流暢に話すまでは、簡単だと思います。練習量を増やし、暗記して、スムーズに話す。間をしっかりとり、滑舌良く話す。

ただそこから先は、永遠に終わらない道が続きます。微差を積み重ねることで、確実に話はうまくなります。


話がうまくなりたいなら「考えて、改善して、練習を続ける」ただそれだけです。


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