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家族旅行でのちょっとしたエピソードから今思うこと

家族旅行でマレーシアとシンガポールに行ってきました。

子どもは初めての海外、大人は久しぶりの海外旅行ということで楽しくもあり、些細なことでも色々思うことがあった旅行でもありました。

そのちょっとしたエピソードで、その時感じた事と今思う事と大きく変わったことがあるので綴りたいと思います。

マレーシアでの滞在先で同じく宿泊しているのであろう人に「F×××ing Japanese」と言われました…
(そんな変な宿泊施設でもないし、私は客室にある物干しに水着を干している時でした。振り返ってみても滞在中、誰かを猛烈に不快にさせるような行動はとっていないと思います…)

「なにぃぃぃ⁈」と言い返そうかなと一瞬思ったのですが、日本人のことをどう思おうが勝手。
そして、大きな声でそんなことを言う品性のない人を相手にする必要もないと思い直し、無視しました。

また、「日本人に猛烈な反感をもっているのか?」その前に「あの人は本当に日本人のことを知っているだろのだろうか?」とも思いました。
と言うのも滞在していた施設には日本人家族は私たちを含めて3家族くらい、韓国の方が同じくらい、そして圧倒的に中国の方が多かったのです。

実は、私は食事の場で立膝をついている中国人女性や皆が振り返る程の大きな声で子どもに何か言っている中国人のおばあちゃんを目撃していました。
その時は、この女性達を行儀が悪いなぁと思ったし、先程の暴言を吐かれた後は「ああいう中国人を日本人と思っているかもしれないなぁ」とも思いました。

そんなことを思いつつもマレーシア滞在後、シンガポールへ移動、チャイナタウンにも行きました。
チャイナタウンは何とも言えない雰囲気、活気があって刺激的ですね!
肩肘張らない、元気になるようなエネルギーをすごく感じて「これはこれで好き!」と思いました。

メインストリートはすごい人でした!
学生時代、中国語を学んでいた旦那さん。
ドギマギしながら中国語でオーダーする姿をしっかりと動画に納めました😁


そして、中国でも立膝をつくことは決して行儀の良いものではないようだけれども、自分流を通しているマレーシアでのあのおばさん、ちょっとすごいなぁと思い直したのです。笑

マレーシアで滞在したのは西洋人がholiday、vacationを楽しむための長期滞在型施設で、思い返せば、西洋式の文化圏と思われる人たちもカジュアルだし、崩していました。ただ西洋スタイルの施設で洋式の生活スタイルの人が崩していたからそんなに目立たないだけなんだろうなと思うのです。

じゃ、私はどうしたい?と思った時に西洋スタイルのところならば敬意を払って知っている範囲の西洋マナーはしようと思いました。そして分からない所は堂々と日本式で行動しようと思いました。ただ私は崩さない。
例え相手方のマナーに反していても日本式のマナーを守った行動であれば納得してもらえると思うのです。
極端ですが、例えば…
小さなボールでスープをいただく時、スプーンを使うのがマナーですが、お茶を飲む時のように背筋を伸ばして器の高台と胴に手を添えて口をつけて飲んだらどうでしょう?
もちろん西洋ではNGマナーだけど、何となく美しい所作と受け取ってもらえるのではないかな?と思ったのです。

長々と書いているけれど、
何が言いたいかというと、
西洋式が全てでも1番な訳ではないなぁと思ったということ、日本の流儀?そういうものをもっと堂々と出してもいいよなぁと思ったのです。

この世界、日本という国を知らない人がいたり、中国の一地方くらいに思っている人がいて、私が誰かの初めて出会う日本人のこともまだあって、そんな時に「日本、素敵」って思ってもらえるようでありたいなと思うのです。

日本の歴史や文化を説明出来るようであることも大切だけど、体現しているというのも大切だなぁと思いました。

どんな日本人でありたいか?
おそらく初めて考えたことです。

マーライオン見に行ったらこれでしょ!


乱文、最後までお読みいただき、ありがとうございます。
素敵な一日を! 

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撮影前にあなたの好きを棚卸し、客観視する時間を設け、あなたの価値観、価値観を共有させていただいた上で撮影するカメラマンやってます。


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