アメリカがそこまでフレンドリーでなく感じた時
1か月ほど前に、アフリカ生活を終えてアメリカに引っ越してきました。2年ぶりの先進国での生活で感じたカルチャーショックはこちらに書いています。
だんだん慣れてしまうであろうアメリカで生活でのちょっとした驚きを忘れたくない。そう思い、今回は、まだまだカルチャーショックが続く私の最近の気づきをしたためてみました。
①あいさつしてくれない
アメリカで初めて生活をしたのは、大学留学をした20年以上前のこと。
その当時は、私のイメージする「アメリカ人はとってもフレンドリー!」そのもので、びっくりしたものです。
道を歩いていれば、「ハイ!」と通り過ぎる知らない人が声をかけてくれる。「そのワンピースかわいいわね。どこで買ったの?」とお店のレジのお姉さんがほめてくれる。信号待ちしてると、横で待っているおじさんが「今日は寒いね~」と笑顔で声をかけてくれる。
日本で、知らない人から声をかけられる体験をほとんどしたことのなかった20代の私はたいそう驚き、「まさにフレンドリーな国、アメリカ!」とたいそう感動したものです。
今回、久しぶりにアメリカに戻ってきたけれど、「あれ?アメリカの人って恥ずかしがり屋だっけ?」「ん?目があっても、何も言わないぞ」「あれ、あれ?」ということが続いています。
20代の時に見たフレンドリーなアメリカが変わってしまったのか?はたまた、タンンザニアと比べている自分が「フレンドリー」の尺度をずいぶんと高く上げてしまったのか。
道で会うと、いつも「マンボ(こんにちわ)!」と声をかけてくれたタンザニアの人たちのことが、ちょっと恋しい今日この頃。
②小銭を集めてしまう
最近、レストランのお会計で自分のお財布を開いてびっくりしました。だって、1ドル札と5ドル札がたくさん入っているんです。そんな紙幣がたくさんつまった私のお財布はもうパンパン。
クレジット社会のアメリカでこんなに紙幣を携えてる人は私くらいでしょう。でも、そもそも私どうした?と考えたところ、これもタンザニア生活の名残りのようです。
タンザニアは完全なる現金社会。クレジットカードの支払いをする機会が壊れていたり、そもそもクレジットカードを使えないお店も多い。おまけに現金でも、大きい金額のお札を出すと「おつりがないよ~」と言って、周りの商店におつり探しに出かけてしまうお店の人も多い。だから、おつりなしで現金支払いができるようにいつも小銭を持ち歩いていたのです。というか、機会があればいつも(両替してもらったりと)小さい小銭を集めていました。
だから、アメリカでも無意識のうちに、小さな金額の紙幣を集めていたようです。すべてクレジットカードで済んでしまうアメリカで、私の集めた紙幣たちは行き場をなくし、お財布の中に今も長期滞在中。
③寒い季節にビビる
もうすぐ10月だから、アメリカも少しずつ涼しく、いや寒くなってくる季節です。気づいたのは、私の体が久しぶりの「寒い」にびっくりしていること。夏しかなかったタンザニアで2年以上過ごした後、この「寒い」という新しい感覚に体が少しずつ慣れている訓練をしています。
夏の格好だけで2年以上過ごしてきた私も、寒い気候での格好の感覚が取り戻せていません。いつものように夏仕様で外出してみたら「寒っ!」と感じて、長袖をとりに、というか着替えをしに家に戻ることも何度かありました。
もともと寒いのは苦手ですが、久しぶりの冬を乗り越えられるか、今からちょっと心配。
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