リモートインターンを常識にするのは私達なのだ ~株式会社LASSICのインターンシップに参加して~

・インターンシップに臨むまでの心境

地方創生について学べるインターンを探していたところ、一度も聞いたことのない「株式会社LASSIC」という企業を見つけました。鳥取で創業され、全国中にITを活用して地方に雇用を生みだそうという理念のもと、4つの事業を展開されているベンチャー企業ということでした。

私は大学で、地域が抱える公共的課題を実習などで分析することをしています。そのなかで、ITで地域創生というワードにどこか新しさを感じ、興味をもったので今回のインターンシップに参加しようと決めました。インターンシップ当日までには課題も出されますが、当日はLASSICのことと自分のことを知る機会として納得のいく内容にしたかったので、その分しっかりと準備して臨みました。


・インターンシップの概要

最初は出席者全員の自己紹介を行い、LASSICの事業内容の紹介でした。

事前に視聴した動画とレジュメをもとに、詳しく解説してくださりました。

ITの仕事を地方にももたらす「ニアショアサービス」や、ITコンサルティングから開発・運用までをフルカバーし地方と都市部をブリッジして仕事を移管するといった、「地方創生=地域に魅力ある雇用を作っていく」をキーワードに、地方らしくない、次々に新たな社会を創造されていることを感じました。

次に、事前に記入したリフレクションシートを使用して自己分析を行いました。

リフレクションとは、自己内省(=自分のした言動を客観的に振り返ること)と言われ、出来事を振り返るだけでなく、環境・自己についてまでもを振り返ることで、自身の気づいていない長所や短所を明らかにします。

今回のインターンシップでは、参加者2人、人事担当の3人一組になり、画面共有しながらリフレクションシートを紹介したあと、アクションシートを使って、将来に向けたビジョン、そのビジョンを実現させるための目標等をその場で記入していきます。

自分だけで考えるのではなく、他の2人からの質問や深堀りによって、さらに具体化させることができます。私も、鋭いツッコミをしてくれたことで自分ではわからなかった、考えたことのなかった点が次々と出てきました。

自己分析は就活のときだけでなく、入社してからも活かされるものなので、今日のインターンシップに限らず今後も定期的に書き加え、書き直し等で自分の姿が見えてくるように継続していきたいと感じました。


・参加してみての感想

今回のインターンシップは「就活オンカレッジ」というテーマのもとで行われました。参加学生は4人という超少人数で進行することによって、時間の許す限り本音で語り合うことができ、非常に内容の詰まった3時間だったと思います。

全体的にはどちらかというと事業内容説明より、自己分析に焦点を当てた内容でしたが、自分一人では気づくことのできない点が見つかり、それをどうすれば克服できるのか、少しではありますが道が見えてきたように感じます。

そしてなによりも、なぜそのような考えに至ったのか、なぜそのようになりたいのかといった「Why」を重視することによって、曖昧で終わらせるのではなく、Whyをはっきりとさせることが大切であることを学びました。今回の自己分析を通じて私は、自己分析以外の日常生活でもWhyを意識してみたいと考えました。


・今後参加される方へのメッセージ

事業内容説明だけでなく、むしろ自己分析の時間を重視した内容となっているので、地方創生について興味・関心のある人はもちろん、自分ってどんな人間なのかといった自己分析の機会が欲しいと思っている人に参加してみてほしいです。

ただ頭の中で考えて終わらせるのではなく、実際にその場で言葉にするという言語化能力も求められますが、なによりも、他の人のリフレクションやビジョンも聞くことによって、お互いに刺激を受けることができ、同じ就活生として頑張っていこうという動機付けにもなると思います。他の人の考えを知りたいという人や、自分の考えていることを言葉にするという練習の場にもなるので、言語化するのが苦手という人にとってもピッタリだと思いますので、皆さんもまずは一歩踏み出してみませんか?

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