クライアントからモテる方法

こんばんは、やまともです。今回はいつものつぶやきnoteとは違い、完全な商品として執筆しています。私は知識は無価値だと公言しておりますので、今回のnoteに関しても有料級のノウハウだと自認しておりますが、これからの内容についてもお金は頂きませんので安心してご覧ください。

私は半年前まで完璧主義人間でした。そしてそのこだわりを他人に押しつけていたのです。そしてとても頑固な人間でしたので、素直さの欠片もありませんでした。今思えば単なる息苦しい人間なのですが、当時は中途半端に結果を出していたので、自分の能力を過信していたのです。

その過信を大きく揺るがす1つ目のきっかけは大学受験の失敗です。私は高校3年間東大を目指し勉強し、その勢いのまま受験して見事返り討ちにされました。かなりショックを受けましたが、自分の努力不足を素直に反省したのを覚えています。

これで丸くなったかと思えば全然違います。今までは受験競争の中で難関大学を目指すのが当たり前の環境にいたので、それが世の中の常識だと思っていました。大学生になり、家庭教師をやりはじめて、その常識のまま指導に当たりました。どうなったと思いますか?悉く煙たがられて契約切られましたよ。

その当時は煙たがられている理由がわかりませんでした。理由がわからないままだと改善されずに新しい生徒を持ったとしてもすぐに契約を切られてしまいます。実際そうでした。そしてしまいにはクライアント様に怒られて契約を切られるところまで行きました。奈落の底に落ちたわけです。

しかし転機はすぐに訪れました。ある生徒さんを新たに持つことになったため、ご家庭に向かいました。そしてクライアント様ともいつものようにお話しするわけですが、なんと2時間も話し込んでいました。もちろん授業ではないのでお金は発生しません。しかしこの2時間が今後のカギになるのです。

そのご家庭では諸事情で満足に学校に通えてないとの相談でした。昔の私だったら学校に行くように躍起になっていたことでしょう。しかしクライアント様の要望は別のところにありました。その要望は話を深く聞かずにはわかり得ないことでした。簡単には他人に話せないことだったからです。

今思うとその相談内容がまるで自分事のように感じられたからなのでしょう。決して相手を否定することなく、心理カウンセラーになった気持ちで、客観的にアドバイスしていました。私がその時お伝えした内容は、実は1年以上かけて学び、実践してきたことだったので、本来なら相談料いただいてもよかったくらいです。しかし私は惜しみなくアドバイスしました。何としても笑顔になってほしかったからです。下心は全くありませんでした。ただ家族のように、全身全霊でサポートしていきたいとそう思ったのです。

前提として私の仕事は時間給です。それも教科指導に対する契約です。なので心理学的な人生相談は契約外なので報酬は発生しません。それでも私は愛を込めて丁寧にアドバイスしていました。嬉しかったのは、私がお話しするたびにクライアント様が笑顔になっていたことです。これ以上の喜びはありません。

この人生相談は初回に限りません。週1回毎授業ごとにありました。これが数ヶ月続くと変化が起こり始めます。基本は生徒の悩みを聞くことがほとんどでしたが、親御さんの相談にものるようになったのです。クライアント様(=親御さん)の信頼を勝ち取った瞬間でした。

上記のポイントは「継続」ですが、私はそれだけではないと思っています。2つ目のポイントは「傾聴」です。単なる共感ではありません。机上の空論ではなく、実体験を元にした体験談をこちらからも話し、信頼するに足る人物だということを理解して頂く必要があります。さらに必要なのが「知識・教養」です。知識それ自体は無価値ですが、誰が誰に伝えるかによって付加価値が大きく異なります。私は心理学のエキスパートとして、身振り手振りで説明し、客観的なアドバイスをします。さらに私のバイブルも紹介し、共通の話題もそこから生まれます。

この事例からわかるとおり、クライアント様の心を掴むには「知識・教養」、「傾聴」、そして「継続」の3つが必要不可欠なことが分かりますね。すべて「教師としては」やらなくていいことでしたが、「クライアント様は」求めていたことです。最初の面談の2時間でそれをつかんだからこそ、今の信頼関係があると思います。損得勘定にこだわらず、クライアント様との密な会話、これこそが大きなカギになるのです。

2つめの事例です。こちらの生徒もハンディキャップを持っていました。精神的なものではありませんが、苦労されています。私は「世の中で生きづらさを感じている人を幸せにしたい」と考えていたので引き受けました。

この生徒の場合受験生でしたので、その指導技術も加味されますが、今回お話ししたいのはそこではありません。やはりクライアント様との密な会話です。受け持ってしばらくは指導の内容に関することばかりでしたが、次第に受験後の生活などについてお話しするようになりました。まずはクライアント様のお話を伺って、ニーズをつかむところから始まります。その段階が終われば、世間話の中でニーズに合った話を入れていきます。やはり「傾聴」の段階を踏むことで、より効果的な世間話ができたのだと思います。

そうなんです、世間話さえもクライアント様にとって価値あるものにする、これがわたしのこだわりです。そこにはやはり「知識・教養」が不可欠です。日本の教育体制についての知識を客観的に分かりやすく紹介するなど、こまめに有益情報を提供していました。

さらにクライアント様は「お受験」的な指導を求めてないこともつかめていたので、そこからさらに、私だけのセールスポイントとして、教科指導にとどまらず、ITや英語以外の外国語なども積極的に取り入れていくことも提案してきました。

ほとんどの教師は絶対にやりません。なぜなら「やらなくていいこと」だからです。しかし、私は生徒やクライアント様を家族のように思い、クライアント様の期待以上のサービスを数ヶ月提供してきました。今では完全にVIP扱いの学習サイトも立ち上げています。もちろん報酬はありません。

これが私にしかできないことだと分かっていました。有料級のサービスだということも自認していました。しかし報酬は頂いていません。クライアント様の笑顔が私にとっての報酬であり、技術的な未来投資につながることもわかっていたからです。

この2つの事例に共通するのが「知識・教養」、「傾聴」、そして「継続」です。さらには愛情・情熱ですね。やはり私としても一心に愛情を注いで下さった恩師の方のことは今でも忘れていませんし、感謝しています。人間ってみんな一緒なんです。愛情をかけてくれる人から離れたくないんです。

私の場合は教育業の話でしたが、本質はどの業界でも変わりません。クライアント様との密な会話からニーズを汲み取り、自分にしかできないサービスの提案をする、それがブランディングであり、愛される秘訣です。これは技術ともいえますが、人格ともいえます。いくら技術的に優れていても、相手を思いやる、情熱的に愛せる人格の持ち主でなければ、モテることなどありはしません。全てが継続です。主体的なマインドです。

これまで多くの先輩や経営者の方の様子を見て、話を聞いてきましたが、こういった「モテるマインド」は一朝一夕には身につけられません。まずは自分の心の「クセ」を自覚して、数ヶ月かけて修整していく必要があります。さらに自分が情熱をかけられる分野を見つけ、集中的にやりこむ必要があります。

本来はコーチのもと、フィードバックを受けながらやっていくのが効果的であり、一番の近道です。しかし、なかなか手を出しにくいのも事実です。そこで、自分で自己マインドを確かめられるフォーマットをご用意します。さらにそれでは効果が薄いので、1時間のセッションをご用意いたします。

しかしですよ、ここまでご縁あってお読み頂いてここでさようならは寂しいですよ。ですので、LINE@登録者限定で無料でフォーマットを提供!

お読み頂いたとおり、私は最初からこの仕事におけるモテるマインドを身につけていたわけではありません。1年間の修行があり、さらに1年間実際に仕事をし失敗を重ねながら試行錯誤して「やまともさん、離れていかないで」と懇願されるまでになりました。皆さんもクライアント様に言われたくないですか?一緒にファンを増やしましょう!お会いできるのを心よりお待ちしております。最後までご覧頂きありがとうございました。

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