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新規NASにてメディアサーバー再構築中。失敗つづきです。とほほ。

2020/07/31
HDDの配達予定日が変更され早まったために、夏休み中に新しいNASを準備することが出来ました。と言ってもデータの以降は数日かかりそうな感じです。奮闘記と言うか備忘録としてメモを残しておきます。

>HDDの取り付け
やらかしの最初です。HDDを固定するネジ部にゴム状の部品が付いていた。小生はキャップと勘違いして一度外してしまったのだが、どうにもねじ止めしてもしっくり来ない。もしかして防振ゴムで、このまま取り付けるって事?正解。
ネジが切ってない首が長い少し大きいサイズのネジがHDDをマウントする用のネジ。小さく短いネジがNASケースを止める用のネジ。
あー老眼って辛いわ。ゴムに穴があることに気付かなかった。それと2台目増設する時まで、無事にネジを保管しておけるか不安。NASに収納箱みたいなの欲しい。笑

>通電
またもや私の失敗を紹介します。リビングの片隅に無造作に置かれているルーターと既存のNAS。ここにsynology のNASを追加すべく持ち込むと、ゲゲゲ。電源タップの空きが無い。悔しい。結局はルーターの電源も一度ぶっこぬき、電源ケーブルの配線を見直しました。何とか新しいNASも通電され、我が家のネットワークにぶら下りました。余裕ある配線計画が必要です。はい。

>DSMのセットアップ
NASの管理画面DSM[DiskStationManager]にアクセスし、最低限の初期設定を済ませる。手順に従えば、つまづくポイントは無いはず?
先ずはNAS管理者アカウントの作成が必要。

それとは別にwebからアクセするためにはQuick Connectと言うサービスの設定が必要。アカウントはメールアドレスとなるようだ。

しかもそのサービス利用にはsynology のアカウントを作る必要があり、登録したメールアドレスに届いたメールで、アカウントをアクティブにする必要がある。アクティブになってない旨、DSMが通知してくれる。

あまりに沢山のアカウント管理を一度に求められ、正直混乱する。小生の失敗としてはsynologyのアカウントをアクティブにする作業を怠ってしまい、途中でアカウント名を変更したりしてしまった為、すっちゃかめっちゃっかになった。

Quick Connectの設定は後回しで、落ち着いた後にした方が吉のようだ。

>ボリュームの設定
HDD1枚運用なのでbasicを選択するつもりであったが、一度ボリューム削除後も自動的にSHR[synology hybrid raid]が選択され、変更出来なかった。よく分からん。ボリューム設定時にカスタマイズを選択しても、ネットで検索される設定メニューが出てこない。Jシリーズは細かい設定出来ないの?どのみちHDDは1枚なので、現時点では深く考えるのはやめておこう。(あっさり)

>アプリのインストール
Audio Stationと、iTunes Serverと、Photo Stationと、Video Stationとメディアサーバー、Momentsをインストールしてみた。欲張り過ぎかな?パックみたいなお勧めセットがあるらしいけど、やっぱ必要最低限にしたいので。
使い方は、これから勉強して行きます。

>メディアファイルのコピー
設定の途中で作成した共有フォルダの他、上記マルチメディア系のアプリをインストールした事で、 Music,Photo, Movieのフォルダが作成されている。
メディアファイルをコピーするために、NASケースのUSBに外付けHDDを接続した。通常のMacのfinderアプリからNASにアクセスしたところ、このUSB接続したHDDまで中身を見ることが出来る状態になった。フォーマットによっては事前に有料のプラグインの購入が必要との記事があったのだが、私の外付けHDDは問題無しの様子。

それではさっそく動画ファイルからコピーを始めて行くかと、外付けHDDからNASにコピペを開始した。取り敢えず1998年の動画4G程。うーむ、思ったほど早く無いかな?
あまり早く無かったので、小分けにしてファイルのコピーを始める方が吉と考えた。先ずは2009年までの動画ざっくり80G超のコピーが3時間と出ている。まぁWi-Fi経由ではなく有線接続なので安定してコピーしてくれるのは助かります。

と思いきや、エラーコード-43が表示され、突然コピーが中断された。泣。こうやって引越しをする度に使えないファイルが出来てしまうのだろうか?
ググってみるとUSB外付けHDDのコピーや移動の最中に発生するらしい。そうそう。対策は一度finderのpreferenceファイルを削除する必要があるらしい。ファイル名のunicordが何ちゃらかんちゃら。問題があるファイル名を付け替えた方が良さそうな感じですなぁ。

懲りずに続けて2020年までの動画をコピーする。約570Gで約2日とか出ている。USB3.0に期待して復元しているが、劇的にコピー速度が改善された印象は無い。何よりもコピーされなかったファイルの捜索、修復が面倒だ。
二つのフォルダ内を比較して差分を取るやり方もググってみるとある様だ。面倒だけど、後日やるしかあるまい。

この状況だと音楽ファイルや写真ファイルまで夏休み中にコピーを完了するのは難しいかな?フォルダが大量に別れる音楽とか写真ファイルのコピーは更に苦戦する事が予想される。ゆっくり時間をかけてメディアサーバーを整備しよう。

一体4k動画編集してる人達は、どんなファイル管理してるんですかね?
容量を小さく小分けにしてSSDで管理とかなのか?NASでも10Gbase-Tの劇っ早raidとかの運用が当たり前なんですかね。大容量になればなるほど、バックアップやHDDの引越作業に頭を抱えてしまいますね。

とここでGoogle先生から示された衝撃の事実!

既存のNASからSynology製NASへのデータ移行(インポート)ですが、

「一般的にPC操作による異なるNAS間のファイルのコピーでは、コピー元NAS上のファイルをPCがネットワーク経由で一旦読み出し、再度PCがコピー先NASにネットワーク経由で書き戻す処理になるため、コピー中はPCを起動しっぱなしにする必要がある上、ネットワーク帯域も上り下りで二重に消費します。 」

そうなんですよ。コピーの間、ネットワークも渋滞を起こすので大問題。ところが

「Synology製品ではDSMという割と汎用OSがNAS上で動いているので、ファイルのコピー処理をNAS自身に任せてしまうことができます。具体的には管理用Webインターフェース上のエクスプローラ似の「File Station」を使ってファイルをドラッグ&ドロップすれば、後のコピー処理はNAS自身がバックグラウンドでやってくれます(その間Webブラウザは閉じてもよいし、PCの電源を落としてもよい)。」

だそうです。勢いよくfinderなんかでコピペしてしまったけど、DSM上のアプリを使えばNASが自動処理してくれるので母艦のMacは自由になる。しかもネットワーク帯域も消費しないって?
やりたかったのは、正にこの作業。この作業を見越してUSB3.0のモデルにこだわったのだ。File S tationですって?これから勉強させてもらいますよ。とほほ。今回メディアファイルのコピーの仕方、NASでは無く、母艦経由になってしまっていて、べらぼうに母艦およびネットワーク帯域を占有することになってしまった。時を遡ってやり直したい。

今後のバックアップは母艦Macから外付けHDDに取った後、外付けHDDをNASに接続してNASに任せる運用があるべき姿。フラフラしているWi-Fi経由する必要が無いのは改善ですね。


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