【AI開発者への提言と退職のご報告】

※2020年7月の投稿より

ふと伝えたくなったんですが「みんなが言ってるほどAIって発達しないだろうな〜」
と僕はつねづね思ってるんです。

よく「これからはAIの時代ですからね〜、人間の仕事は奪われていきますよ」と、周りが言っていることをそのまま思考停止で話しているみたいな人をテレビとかで見ると

「いやいや本当にそうかいな?」
と思います。

AIが感情を理解して小説書いたり、笑いを理解するみたいな試みがなされてるそうですが、今のままでは絶対に実現しないと思います。

というのも、「感情の多くは肉体に依存している」と思うからです。

例えば僕らがナイフを持った不審者に出くわしたら「怖い」と感じるのは、
不審者に刺される「痛み」が怖いわけですし、女の子がイケメンを見て「好き」とときめくのもイケメンの顔のデザインを自分の遺伝子に反映したいみたいな生物的欲求からだと思います。

なので「嬉しい」「モテたい」「めんどくさい」「悲しい」「不安」・・・いろんな感情がありますが、それを突き詰めていけばその多くは肉体に依存しており、人間と同じ肉体感覚を持たないAIには同様の感情を持つことはありえないと思います。

そして「創造性」と「感情」は切っても切り離せないものなので、感情を理解できないAIが良い小説や笑いを作るなんて不可能だと思います。

なので、僕がAI科学者に言いたいのは、
人間と同じような感情とか創造性を持たせたいなら

「まず人間の肉体感覚に近いボディを作ろうぜ」

ということなのです。

なので今後もAIの技術が進歩していったとしても、漫画に出てくる
「液体の中に脳みそだけ入っててそいつが世界の全てを司るマザーコンピューターになってる」

みたいな状態には至らないと思います。

僕のこの意見を頭いい人が見て、「ド文系のザコ理論へぼすぎわろたw」ということであれば、その仕組みを是非教えてほしいなと思います。

ところで話は大きく変わりますが、新卒で入社した会社を3月末に退職いたしました。
いや、4ヶ月も経って何を今更報告しとんねんという話だと思いますが、僕がやめたタイミングがコロナ真っ盛りでそれどころじゃない雰囲気だったのと、僕自身の環境や気持ちが整理されて、今の方が正確に謝意を伝えられるので今がいいかなと感じています。

会社での日々をいちいち振り返るのは需要ないので避けますが、本当に人がいい会社だったなと思います。

内定者の頃とか新人の頃に
「うちは人がいいからね〜」と言ってくる先輩がたくさんいて
「人がいいってなんだよw 意味不明すぎ乙w」
と思っていた僕ですが、数ヶ月経ってから
「人がいいってこういうことか!」
と膝を叩きました。

僕なりに定義すると「基本的に親切で、クセもあんまないけど良い意味で個性的」みたいなことかなと思っています。

そもそも大学を2回も留年した僕を採用してくれる時点でめちゃめちゃ懐深い会社だなと思います。
しかも今でこそ
「お客さんも周りの人も本当に感謝する人が多すぎてどの方向に足向けて寝ればいいかわからんから結局普通に寝てます」、
という感じの、
マジで謙虚でありたいと心から願う僕ですが、
学生の時の僕って遊んでプラプラしてるだけのほんとにロクでもない人間だったんですよね。

留年した時ですら、添付の写真のラップを通知が来て15分後くらいに投稿してましたから、当時の僕はたぶん全然反省してないんです。
※5年ぶりくらいに見たらホントにクソみたいな内容だった。

そしてこんな他責思考の権化だった僕も、会社の「人がいい」方たちに感化されたおかげで少しずつ矯正できたんじゃないかなと思っています。

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