富田 旭

ごく稀に、書き遺したいことについて記します。

富田 旭

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最近の記事

#6 月の裏に挑む者

日常に追い回されて過ごしていると、このブログを書こうという意思すら持てなくなってしまっている。 それも歳を重ねるほどにその揺らめきが薄弱になりつつあるのは悲しき自覚でしかない。 無理ができるときには無理をする。 なんだかこれが前に進むための秘訣なんだろうな、と最近強く感じた。 さて、僅かながらもちまちまと進めていた成果物をお披露目することにしよう。 とにかく今年は「量」にこだわった。 なぜ、量なのか。 そもそも私が何かを製作するスピードは早くて三ヶ月に一個とかその程度

    • #5 あなたの石は何色に光るのか

      最初に言う。長い。 これから綴る内容は私が長年口にしていたことをまとめたものである。 それをやってしまうと人生の教訓を語るよおじさんになってしまい、たいへん惨めでカッコ悪いのだが、数名の方から需要があるよと意見を頂戴したので、気が向いたときに記事化してみたいと思う。 元より私は毒舌な家庭で育ったので、己の心を律するまでにはあれこれ寄り道したりして苦労が絶えなかった方である。 だから真っ直ぐな人を見た時には感動すら覚える。 リアルでもたまに包丁みたいな発言をするが、これでも

      • #4 あまりにヲタクな独り言

        興味がない人には完全置いてきぼりな投稿になってしまうのだが、ギターの紹介をすることにした。 マニア向けな内容のため、写真をご覧頂きたい。 数年前、訳あってエレクトリック関連の音楽機材は全て売り払い、アコースティックギターへと転向した。 それまでアコギなんて形の違いも知らないほど微塵も興味が無かったのに、人生とは数奇なものである。 天然の響きや周波数に私はとくと魅了されてしまい、エレキ以上にのめりにのめり込んでしまった。 即興シリーズでおなじみ、私のメイン機である。 ボディ

        • #3 答えなんて出さなくてもいい

          今回は過去絵の掲載をしたので、文章は別に…という人はスクロールして画像を見てほしい(拡大推奨)。 捨ててしまった作品が多く、手元に残っているものは一部でしかないが、これは10代の頃のシャーペン画。 私の描くものは常にマニアックでアンバランスな路線を走り続けている。 理由は単純で、それ以外のものは飽きてしまうからである。 これは鉛筆画。 また描きたいとは思わないが、性格がよく出る(笑)。 音楽もそうだけれど、絵を描いていることは親しい間柄ではない人に対して言わないように

        #6 月の裏に挑む者

          #2 自由の星に希望をのせて

          全然大したものではないが、たまには直近のアートワークでも紹介してみよう。 なんのことはない、UVレジンでの工作である。 レジン(硬化性の樹脂)はネイルアートやハンドメイドのアクセサリーによく用いられるので、目にしたことがある人は多いと思う。 ガラスや金属の加工に興味があったのだけれど、どちらもかなりの資金と環境がないと厳しいため、手軽でイメージに近いものを作りたいと思案した結果、レジンへ託すことにした。 小学生の頃は重度のプラモデルオタクだったので、立体物へのディテールや

          #2 自由の星に希望をのせて

          #1 何ができるのかなんてわからないけれど

          さて。 2022年、これといって何も出来ていない。 このどうにもまとまりきらない葛藤と、現状が極めてどうしようもない怠惰にハマってしまっていて、とりあえず残り火を灰にしてしまわないようにしよう…という経緯で6年ぶりにグダグダとブログを書き連ねてみることにした。 日頃インスタとツイッターに投稿はしているものの、情緒的な部分をかなり削ぎ落としているので、私の人間性や素性など全く知らないという人がほとんどだと思う。 それらを語るための場にするつもりも更々ないのだが、ことnot

          #1 何ができるのかなんてわからないけれど