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ビール醸造所の未来を妄想する

妄想をツイートしたがほとんど反響なかった

価値主義だとか、里山資本主義だとか、ブロックチェーンだとか、そのへんに興味を持ちはじめて、この先はどうなっていくんだろうという妄想をするようになったのがここ最近。

妄想する分にはコストもかからないし、誰にも迷惑かけないし、どれだけ非現実的なことを考えてもクソリプ(エアリプ含む)はこないし、妄想最高! なんて思ったりする。

妄想は自分の中でとどめておくものだが、その一方で妄想を文章化したいとも考えていて、その手始めとしてツイッターでツイートしてみたのである。

が、意外と長い文章になってしまって、クソリプさえもこないという状況(まあそもそもリプライ多くはないのだが。フォロワー数も多くないし)。ほぼ反響がないと言ってもいいレベルなのが少々悔しくて、noteでツイートをまとめて、こちらでの反響を確認したいと思った次第(「コメントほしい」と思っていると理解していただいて結構です)。

ブルワリーの未来について妄想ツイートまとめ

てことで、ツイートをまとめておく。

このツイートの関連ツイートも含めてまとめたのが下記だ。

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ときどき、未来はどうなるかについて考えることがある(長文ツイートです)。

例えば、ビールについて。税金やら免許やらの話は置いといて、テクノロジーや価値観はどんどん進化していくわけで、そうなるとブルワリーの概念も変わってくるかもしれない。

昔は、自分でビールを造ろうと思ったら醸造設備が必要だった。そこから、ファントムブルワリーという他のブルワリーの設備を借りてビールを造る形態が出てきて、設備の初期投資を削減しつつ、造りたいビールが造れるようになる。

このファントムブルワリーは、初期投資の削減ができるだけでなく地理的制約もある程度取り払うことができる。例えば、日本にいながらベルギーのブルワリーでビールを造ってもらえたりするわけだ。

もちろん、それを日本で飲むためには日本に輸入する必要が出てくる。地理的制約を取り払うことができるのは造るところまで。

それでも、自分のブルワリーを持ちたいとなった場合でも、クラウドファンディングを含め昔にはなかった方法で資金調達ができる。現在はこの段階まで実現している。

そして、テクノロジーの進化でビールの構成要素(数値)を正確に分析し、データからビールを再現できるようになると、地理的制約をもっと取り払える。

つまり、
・自分のレシピを元にベルギーで造ってもらう
・ビールの構成要素をデータで送ってもらう
・そのデータを日本で再現する
となる。

こうなれば、輸送中の劣化もなく、いい状態のビールが飲めるようになる。

ただ、これ以前にベルギービールすべての銘柄の数値をデータ化して、データ上でベルギービールの傾向(ベルギービールをベルギービールたらしめているもの)を分析できれば、ベルギーで造ることも意味を成さなくなる。

例えば、データに基づくベルギービールのフォーマットが用意されていて、そこに自分なりのアレンジを簡単に加えられるようになり、3Dプリンタのビール版なんてものができれば、自宅でオリジナルビールが飲める。

そうなると、マイクロブルワリーだけでなく大規模なビール工場も不要に。「一番搾り」が飲みたければ「一番搾り」のレシピと飲みたい分だけの材料を購入すればいい。

こうやってビールでも資金、地理、設備などの制約がすべて取り払われる時代がくるかもしれない。そうなると、ブルワリーは生き残っていけるのか。

いま出版業界が直面しているのがそれに近い状況で、誰でも本を出版・販売することができる。本という形態にも制約はなく、ウェブでもいい。

そうやってすべてがフリーになった時代に、ブルワリーが持つ価値は何なのか。出版社が持つ価値は何なのか。逆に、生き残る必要はあるのか。

もしかしたら、ブルワリーや出版社なんて単語は死語になり、経済の中心は企業から個に移っているのかもしれない。企業という概念すらなくなるかもしれない。

そこに残るものは何なんだろうか。

今のところ、自分では「個に対する感情」以外の答えが見つかっていないのだが、そういう妄想で議論するのって結構楽しいのである。

ひとりで脳内議論なんだけど。

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長いな。Twitterで書く長さではない。私が悪かった。

ブルーオーシャンか井戸か

それはともかくとして、こういう未来の妄想は楽しい上に、ビールの分野ではおそらくまだ誰も文章化していない。未来の妄想以前に、現在のビールを取り巻く状況すらも文章化されていない。どのビールがおいしいとか、料理との組み合わせがどうとか、そういう話ばかりだ。

テクノロジーによって醸造所の造り方も多様になってきているし、コミュニティとの関わり方も「地ビール」と呼ばれていた頃からかなり変わってきている。それがおもしろいのに、まったく文章化されていない。

なので近いうちに自分で書く。

こういった話を文章化して世に問うというのはブルーオーシャンなのではないかと思うのだが、井の中の蛙である可能性も大であり、ひとまずnoteで問う次第なのである。

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執筆・編集ユニットBrew words(代表:富江弘幸) 主に「地域とビール」をテーマに活動しています。 『教養としてのビール』、cakes連載『あなたのしらない、おいしいビール』、『ビールと本と旅とおもしろいこと。』 http://www.hiroyukitomie.me/
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