何故、「痩せた体型=きれい」という呪縛から逃れられないのか?vol.689
どうもTOMです。
突然ですが、Instagramなど
超人気インフルエンサーやモデルさんのアカウントをチェックし過ぎて毎日の気分の落ち込みが激しかったり、比較しすぎて自分に自信が持てない方も少なくないのではないでしょうか?
僕自身、
Instagramなどウェブ雑誌だと思っていますし、SNSビジネスのツールとして使っている立場からしても、矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、
それでも、SNSはパラレルワールドであり
実際、僕のスタジオにもクリエイターで、SNSやウェブマーケティングを実際に制作する側のお客様がパーソナルにこられてますが、
SNSは「基本的に中毒になるように作っているから、私たちクリエイターは、仕事以外では全く見ない人も結構多いですよ」と話していました。
これは意外だったのですが、実際冷静に考えてみてもスマホと合わせて画面をスクロールする構造は、ギャンブルのスロットと同じ原理があるとも聞いたことがあります。
特に、真面目な方ほど、SNSの世界に影響受けやすいのかなと、
ニュージーランドのトレーナーmikikoさんのnoteは、僕がトレーナーとしてもかなり学びになる、ゼロベースで気づかせてくれる記事ばかりで、本当にオススメです^_^
先進国の減量思考=きれいれとは180度なった体作りの見直しになる参考になる投稿が多いです。
良いモチベーションと悪いモチベーション
調べるとモチベーションという言葉は、
実は最近使われるようになった言葉のようで1990年代あたりから使われ始めたとも言われているようです。
もちろん
上手くこういったモデルや、
インフルエンサーの方のボディラインなど参考にしながら、自分にプラスにつなげられる方であれば、むしろそれはプラスだと思うのですが
一方でこういったモデルさん達との比較からモチベーションへ影響受け、
精神的にかなりマイナスに影響を受けてしまう報告もあるようです。
以下引用元です
簡単に論文の内容を解説すると
・自分の身体に対する嫌悪感、不快感が大きくなる
・メンタルが落ち込む
・引き締まった細い身体しか受け入れられなくなる
・遺伝や生まれ持った個性、体や顔の形が違うように、ボディーラインも多様性の概念がある中、それが希薄になり「細い=美しい」が正解と考えてしまう。
結果的にこういった自己嫌悪は
短期的にとどまらず、
長期的に精神的な影響与え、これがよく言われる
暴飲暴食やキレ食い、やけ食い、摂食障害、ここにつながっているケースも少なくないのかと思います。
ただ、これもSNSの中毒性や恐さの部分でもありますから、自分にとってはいいと思っていることが、精神的な疾患につながる事は何とも悲しいことでありますし、
何より、それに自覚症状がないまま、日々を過ごすのが運動指導やダイエット、ボディメイク指導をする中で寂しい現実だなと思ってしまいます、
やはり、僕が大切にしてるのは
ゼロベースで考えてみること。
どうしてモデルさんに憧れたのか?
デジタルタトゥーと言う言葉がありますが
芸能人含め、モデルさん達は
自分たちの写真や動画がビジネスのツールとして使われ、何千万円とお金が動くなかで
心ない言葉や誹謗中傷などは、
ネット上にずっと残り続けますので
最近、テレビでも芸能人やインフルエンサーがこういった悪影響から悲しい事件などが起きたりもしまた。
そもそも
Instagramなど、SNSの世界でインフルエンサーさんなどのバックボーンやライフスタイル、人生の目標があってこその維持している体型かもしれない中で、
スマホの画面だけで、
「憧れる」「理想の体にしたい」
これは、SNSなど見ていると
自分の心や体と本当に向き合っているのかなと思う場面もあります。
もちろん
憧れを持つのは悪いことではないと思いますが、
憧れが強すぎると、
つまり自分は全然だめ、十分ではないといった紙一重な部分かなと。
ワールドベースボールクラシックで日本が世界一になったときに、大谷翔平選手は、決勝のアメリカとの試合の前に、
ベンチ裏で
「グランドを見渡せば、世界のスーパースターが目の前に沢山いて、これから試合をするかもしれないが、今日だけは憧れを捨てましょう」
こういった発言をしていましたね。
またアプリで加工した写真しか撮れなくなっている人も聞いたりしますが、
耳の痛い話かもしれませんが
本当に頑張らないといけないのは
体重を落とすことでもなく
自分が両親からいただいた、生まれ持った体を活かして自分の良い部分を伸ばしていくこと、個性を伸ばしていくこと
これこそが本当のダイエットではないのかなと考えたりします。
何度もこのノートで僕自身お店のコンセプトを話してきましたが、
TOMBLACK のBLACK、
自分の体作りにおける個性、
ここを大切にしに伸ばしていくことであります、
極端に比較しなかったり
本当の意味での自分への自信をつけていく。自分磨きをしてほしい。
そんな思いで起業してお店もオープンしています。
少しエネルギーがいることかもしれませんが、
どうしてダイエットをしようと思ったのか?
体重や体脂肪を落とさなければいけないのか?
なぜ痩せないといけないのか?
体が細くならないといけないのか?
痩せた身体でどんなことを望んでいるのか?
何を手に入れようとしているのか?
ダイエットの語源は、
生き方や生活様式です。。
もともとは運動という言葉もなければ、
減量と言うこともありません。
もちろん痩せると言う言葉は、先進国がマーケティングとして広告として使い始めた部分であります。
この部分としっかりご自分と向き合う中で、潜在的な欲求を理解していくこと、
ある意味、自己理解ですが、
自己分析をしながら
体作りをライフスタイルにし、
心身ともに健康な自分史上、最も受け入れられる体作りをしていきたいところですね。
今日は週末と言うのもあり、
少し哲学的なお話をさせていただきました。
少しでも参考になれば幸いです。
では!