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隠れ肥満や食後高血糖となる耐糖能異常を改善するためには?vol.748

どうもです^_^

先日、

旧Twitterを見ていると、
少し運動しただけで、約半年で体脂肪率が10%ほど落ちたといった投稿を見て、その数値だけを見ればすごいことなのでは?と思ってしまいがちですが、

ダイエットリテラシーが低かったり
知識不足の場合、

実はタイトルに書いたような落とし穴に気づかないことが多い。


また腸活を行ったり、体質の改善や糖質制限などを組み込んで、代謝が上がり筋肉がつきやすくなり、体脂肪率が10%ほど下がったのではないかと分析をされておりましたが、


実は、その逆で、

もしろ、運動しても、筋肉がつかない状況に陥っているようでした。


もちろん、
筋肉がつかない理由や代謝が改善しない理由は、人によって様々ではありますが、

耐糖能異常が関与している可能性があると推察されます。


また今回のテーマは、
下記の順天堂大学の研究からも参考にデータなども引用さしていただきましたので、参考にしていただければと思います。


ポイントとしては

日本人の痩せた特に若年の女性は、
標準の体重者に比べて
【耐糖能異常】の割合が顕著に高かったということです。

ちなみに、

耐糖能(たいとうのう、glucose tolerance)とは、血糖値を正常に保つためのグルコース(ブドウ糖)の処理能力のことである。糖耐性ともいう

https://www.kango-roo.com/word/10604耐糖能 看護師の用語辞典より


要するに、食事から摂取する糖質などのエネルギーがうまく処理されず、高血糖の状態が続いたり


また、食事量も少ない上に運動量も少なく、
エネルギーの消費が少ないので
筋肉量も低いと言うポイントがあります。


ここに関しては
個人的には、若年女性に関係なく、女性だけでなく、男性にも根本的に運動量が少ない方や筋肉量が少ない方、食事量が少ない方は意外と該当したりすると思っています。


この耐糖能異常の状態、

つまり糖質の代謝機能が低い場合、


インスリン抵抗性が高まりやすいので、

運動して、タンパク質を摂取したとしても
うまくそれらのアミノ酸が骨格筋、つまり筋肉に引き込まれにくい状態であったり、
内臓脂肪が蓄積しやすかったり、

要するに、筋肉がつきづらいと言う特徴があります。

これは何度も言うように、女性に限った話ではないですが。


このインスリンの抵抗性は、

根本的に、運動量が少なかったり
血糖値スパイクを起こしやすいような加工食品や、砂糖などの摂取だけでなく、

食事の栄養バランスが悪かったり
まともにしっかりと食事ができていない、食べれてないなどが、意外な盲点だったりします。


運動量が少なかったり
見た目は細くても体脂肪率が異常に高かったり、
動いたりしても、すぐに疲れやすいなどは


今回の耐糖能異常という言葉を把握しておくだけでも、日ごろの活動が少し変わってくるかと。


このインスリン抵抗性の改善には

運動や活動量を上げること
1日最低8000歩などはもちろんですが、


まともに食事が食べれなかったり、食事の内容のバランスが悪い事はかなり大きな要因になるかと思います。


では、脂質などを控えて、タンパク質をしっかり摂取しながら、糖質もある程度控える


これで良いのかと言うと、これまた少し違い、


マゴワヤサシイ食などは、
普段の食事でなかなか摂取できない鉄やマグネシウム、亜鉛なども摂取でき

消化力が向上したり、腸内環境の改善にも、

また、特に甘いものや、お酒、睡眠時間などなど

根本的な生活習慣の部分の見直しなども、とにかくたくさんあるかと思います。


特にここ最近の研究では、
インスリン抵抗性の改善

つまり耐糖能の改善には、

十分な栄養を確保すること
健康的な食事を取り入れること
筋肉量を増やすために運動を確保する

こういった生活習慣の改善が重要と言われている事はわかっておりますので、


少しでも当てはまる場合は、どれか1つでも何か1つでもできるところから始めてみるのは良いのかと思います。


少しでも参考になれば幸いです^_^



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