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2種類の「なぜ?」で自分自身を掘り下げる

どうも、高尾トンビです!

何かに迷った時や自分に自信がない時、就職などで自己分析が必要な時、自分を見つめ直したい時、頭の整理をしたい時、自分について語る時など、自分自身を深く知ろうとしますよね。

「そもそもどうやって自分を掘り下げたら良いのかわからない・・・」
「掘り下げるために、いろいろ考えすぎて疲れてしまった・・・」

そんなアナタのために、すごくシンプルだけど、効果的な自分の掘り下げ方を紹介します。

「なぜ?」を自分に問いかけるだけ

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それは、「なぜ?」という質問を自分にぶつけるだけです。
「Why思考」という表現で紹介されることも多いのですが、「なぜ?」を問いかけると、掘り下げて本質的なことが見えてきます。

例えば、トヨタでは何か問題が起きた時や、課題に直面したときに、「なぜ?」を5回繰り返して問いかけ、根本原因を解明するという文化が根付いているそうです。

うまくできない?

ただ、実際にやってみると結構難しいことが多いです。

しかも、人によっては「苦しく」なってしまうこともあります。

他人にやられたらわかると思うのですが、「なぜ?」ってしつこく聞かれると、何か責められているような気分がして、少し心がざわつきます。

過去のことばかり問いかけられるとキツくなる・・・

過去のことばかり「なぜ?」で問われると、責められている感じになります。過去のことを問いかける「なぜ?」は、「物事の原因」を問う形になりやすいので、「触れられたくない過去」や「思い出したくない過去」について問い詰められている感じになります。

2種類の「なぜ?」を問いかけよう

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確かに、自分を深く掘り下げるためには、過去のこともしっかり分析することが必要ですが、そればかりではキツくなります。

だから「未来のこと」も問いかける「なぜ?」が必要です。

未来のことを問いかける「なぜ?」は、「目的」や「理想」を問う形になりやすいので、「ありたい姿」や「本来の自分」を想像しやすくなるからです。

過去を問う「なぜ?」と未来を問う「なぜ?」その二つの質問をバランス良く問いかけることが重要です。

なぜ、そうなったのか?
なぜ、そう考えたのか?

なぜ、そうしたいのか?
なぜ、そうなりたいのか?

「なぜ?」は他の質問を引き出す

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「なぜ?」を問いかけると、他の質問も浮かんできます。
「なぜ?」が「どうして?」を引き出されたり、「なぜ?」が「何を?」「誰が?」「いつ?」「どこで?」「どうやって?」という質問を引き出してくれます。

逆に、「なぜ?」以外の質問では、なかなか掘り下げるのが難しいです。
「なぜ?」という質問の中に「原因」と「結果」、「目的」と「手段」という意味合いのことが含まれているからです。

小さな子どもは「なぜ?」をよく聞いてくる

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2歳〜6歳の子どもには、「なぜ?」「なんで?」とよく聞いてくる「なぜなぜ期(質問期)」と言われる時期があります。その時期から周囲のことに興味を持ち始め、知的好奇心が芽生えてくるからです。その時期のお子さんをお持ちの方はよくわかると思いますが、すごくキラキラした目で「なぜ?」「なんで?」と問いかけてきます。僕の息子と娘も、今まさに「なぜなぜ期」です。(可愛いけど、ちょっと疲れる時もある・・・)

一方、おとなは「なぜ?」が苦手

一方、おとなは「なぜ?」「なんで?」が苦手です。
先ほど書いたように、「責められている感じ」がするということと、単純に「めんどくさい」という意識が働くからでしょう。

しかし、そこで「なぜ?」に向き合うことに逃げるともったいないです。

「なぜ?」というのは本質を問う質問なので、そこに答えることには「気づき」が多いからです。

質問者を具体的にイメージしてみる

自分の明るい未来について問うために、過去から現在までの道のりを再確認する。
そのために自分を掘り下げるのです。決して自分を責めるだけの行為であってはいけません。

過去の「なぜ?」を問う時は、真剣な眼差しでアナタの話を聞く、優しい誰かを想像してみてください。

未来の「なぜ?」を問う時は、目を輝かせてアナタの話を聞く、先ほどのような「好奇心旺盛の目をキラキラさせた小さな子」を想像してみてください。

ちなみに、なぜなぜ期に関わらず、子どもが苦手だという方は「アナタが憧れている誰か」を想像してみてください。

noteに文章を書くことも、「自分を掘り下げること」ですね!


発信力を鍛えていきたいと思っています。いただいたサポートは本などのインプットに活用したいです。