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読書録

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読書録(不定期投稿)
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記事一覧

2022年4月の読書録

読了ビジネス ・ピープルアナリティクスの教科書 Carelyアンバサダー限定勉強会で洋太さんがおすすめした本のうちの1冊で、とても良かったです! 健康管理システムの特にエンタープライズのカスタマーサクセスをしていると必ず「Carelyに蓄積したデータを使って何かしたい」というご要望をいただくのですが、いざデータを取り出してダッシュボードにしてみると「で?」となりがち。そういったことを何回か経験し… マーケティングと組織人事でのデータ活用の違いにも言及していて、トレンドも

2022年3月の読書録

読了社会 ・私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない(イ・ミンギョン) 難しい、と感想を言うことすら難しさを感じる、どう形容して良いのかとか、読んだ自分の感情を言語化するのを戸惑ってしまう一冊でした。 全面に出てくる格闘感というか挑まれてる感、これも表現のうちだと思うと、すごい。自分の素直な感想に自信がなくて、いろんなレビューを読んでしまう。 女性嫌悪に限らず、「なぜそれが差別なのか?」という議論は常に「説明を聞いてあげて理解してあげる」立場がありますよね。たまに

2022年2月の読書録

読了社会 ・差別はたいてい悪意のない人がする(キムジヘ) 1月の読書録で書きました、「多様性の化学」が読んでピンとこなかったのでそれがなぜなのか知りたくて読みました。 当初は日々の生活の中で感じることや起きる事象に対して、差別という言葉で説明すべきなのか、その他の考え方があるのか、断定できずにいることを違和感と称して読み始め、 最終的には自分自身が違和感を感じていないトピックにこそ悪意のない差別がある、と省みることになりました。 あちこちにある社会の原理原則、構造に対し

2022年1月の読書録

読了ビジネス ・ゆがめられた目標管理 復刻版(一倉定) 洋太さんに勧められて読んだ本、大ヒット。(実は読んだのは12月29日だけど年末年始ってことで) ある程度一生懸命働いている人なら持つ「事業は闘いだ!ウダウダ言ってんじゃねえ!」と、「みんなで楽しく健やかに働きたい」のアンビバレンスに前者100%で返してくれる本。名言が多いです。 ・多様性の科学 -画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織-(マシュー・サイド) マーケ部長のkazさんのおすすめ書籍。あまりピン