見出し画像

自己紹介

はじめまして。鳥取県琴浦町でミニトマトを中心に就農のために農業研修をしています。新規就農の過程をノートにまとめていきます。

1.広島から鳥取へ

平成7年1月生まれ。出身地は広島県広島市です。昆虫採集(特にキリギリス!)や野菜を家の小さい小さい庭で育てるのが趣味の小中学生時代を経て、気づけば大学進学を考える時期になりました。自分が何を学びたいかを考えた際、ごくごく自然に農学系の学部を志望するようになり、鳥取大学農学部に進学しました。鳥取に深い意味はなく、実家から適度に離れつつ、自分でも目指せそうな大学で、学内に農場があるという選択基準でした。

2.大学進学と就職(H29/4~H30/3)

画像2

大学進学後は学業をそこそこに、米作りのサさークルに所属して、鳥取の三朝という地域にほぼ毎週米作りに通う日々を過ごしていました。卒業後は鳥取県内で飼料用(牛の餌用)の稲を生産する農業法人に就職しました。そこでは、広範囲に渡る農地で農家さんに水田の転作で飼料稲などの飼料作物を作ってもらい、その作業受託(田植え、収穫、堆肥散布やも)を中心に行っていました。機械の扱いを覚える上で非常に勉強になりました。広域での農地管理を可能な組織もこれからさらに重要になってくると思います。しかしながら、私は個人農家として農業に取り組みたいという気持ちが徐々に生まれてきました。自ら就農するためには別の組織での経験も欲しいため、1年間で退職し、今度は、京都の九条ねぎを専門に扱う農業生産法人に転職しました。

3.京都の九条ねぎ法人にて(H30/4~R1/12)

画像1

農業での独立を前提とした雇用形態で就職しました。この会社では、京都府内で九条ねぎの生産を行い、静岡で白ねぎの生産を行っています。入社当時、鳥取戻ったら葉ねぎや白ねぎを作ろうかなという考えでおりました。休みの日に就農相談等で鳥取の市町村などに通ったりしているうちに、自分の現状や考えの甘さが見えてきました。
当時の見通しの甘さの要点は
・就農地域の選定不足
(鳥取県は地域によって土地の条件も得意な品目もかなり異なる)
・実地での経験不足
(就農地域とのつながりや生産の経験)
・作目と販売先の目処たたず
(安易に多品目栽培で直売所で売れると考えていた)
・就農資金もない
(まあコストはなんとか削れると考えた)

そこで、京都での目標を技術習得よりも、資金調達(副業でアルバイト生活)に重きをおき、技術習得や就農準備を鳥取に帰ってからすることにしました。
そこで、1年で300万円貯金することを目標に据え、なんとか達成させました。

4.琴浦町農業研修生(R2/2~)

画像3

Iターン就農をする上で、元々地縁や土地があるわけではなかったし、販路がある訳でもありませんでした。そこで、産地として確立していて、尚且つ行政や農家による新規就農のサポート体制のある琴浦町で就農することとしました。ミニトマトを中心に、スイカなどを組み合わせて就農出来るよう、研修に励んでいます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?