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Nocturnal Fish

Nocturnal Fish

Story by Hincho Tomasu
Artwork by Suga Takuya
Music by JIK PeopleJam

Slalom night

「夜はいつでも回転している」
というメールが迷惑メールフォルダに入っている。


普通ならすぐに削除するのに出来ないでいるのは、メールの件名に中学時代の同級生の名前があるからだった。三須田C。ふざけてる。アルファベットが本名のやつなんて他に知らない。



ファイルも添付されているが、さすがに開くのは怖い。アドレスもランダムなアルファベットと数字が並んでいるもので、どっか海外からのようだった。そういえば三須田に五百円貸しているのをまだ返してもらってない。アラームが鳴る。風呂が沸いた。PCはそのままにして服を脱いでバスルームの扉を開けると、見知らぬおっさんがタキシードを着たまま風呂に入っていた。口の中に口内炎ができていることに気がつく。


Hacking

 警察を呼んでおっさんを連れて行ってもらった。おっさんは何を聞いても答えないし風呂から出す時も抵抗しなかったが、バスルームから出るときに鏡で自分の顔を見て「嘘だ-!」と目を剥いて叫んでブルブルと犬のように体を揺さぶる。お陰で部屋がびしょ濡れだ。

部屋を雑巾掛けして、もう風呂に入る気も失せて眠ろうと思ってPCをシャットダウンしようとしたら、何かがダウンロードされている。


ファイル名「88872mg6229」?さっきの迷惑メールのファイルだ。ファイルの中身を見たら何も入っていなかった。

Juxtaposed

 
 次の日に警察が来て色々訊かれたが、俺には何もわからない。風呂を沸かして入ろうとしたらおっさんが先に入ってただけだ。

The void in the box

でも不思議なのはおっさんがどうやって入ったのかということだった。部屋は鍵がかかっていたし、1LDKのアパートなんだから誰かが入ってくればすぐに気がつくはずの間取りだ。気持ちは悪いが特に被害も無いので被害届は出さない。


Distortion

 また次の日も警察が来た。保護していたおっさんが姿を消したらしい。またこっちに来ていないかと訊かれたが、うちには来ていない。一応バスルームも見たがいない。「それで、全然関係ないんですけど、ここにくる途中でUFO見ちゃったんですよ」「え?」「初めて見ちゃったもんですから、早く誰かに言いたくて。見たことあります?」「いや、ないです」「そうですか。いやーすごかったですよ。銀色の鉄板みたいなのが宙に浮いてたんですけどね。それが見ているとどんどんカタチを変えていって最終的に銀色のでかいゴルフボールみたいになってパチンと消えちゃったんですよ」

Stay asleep

耳に透明な虫が入る夢を見て、起きると3日間熱でだるくなって下痢と嘔吐を繰り返してスッキリしたと思ったら耳がおかしい。



耳の中で何かが塞いでるみたいな違和感だったり痛みがあったりしたので耳鼻科に行くと中耳炎みたいな感じだと言われて耳の中に小さいドリルみたいなものを突っ込まれて聞いたことのない音を聴いて5日分の薬をもらって治ったと思ったが変な音が聴こえるようになる。

Retrograde

それを医者に言って耳の中を見てもらうと何かが入っている。それを取り出してもらうと小さい粒だった。


医者が拡大した画像をPCの画面で見せて「見覚えある?」とやけに甲高い声で訊かれた。耳が痛い。見覚えはない。



「これタイプボールだね」「なんですかそれ?」「昔のIBMの電動タイプライターに入ってた印字するためのやつ。俺持ってたもん。もちろんこんな小さくないけど。ゴルフボールタイプライターとか呼ばれてた。ゴルフボールよりは小さいけど、こんなのが入ってたんだよシーチキシチキシチキ」と後半は何を言っているのかわからなかった。

その小さい粒を取り出すと変な音はしなくなった。

シンセサイザーでその変な音を再現してみようと思い立ち結構いい感じの曲になったのでSNSにアップした。インターフォンが鳴った。

Oblivion

出ると見知らぬ男と女だった。女も男も小太りで化粧でもしてるように顔が白い。

「どちら様ですか?」と訊く。女が男に耳打ちして男が喋り出す「そっちこそ」「え?」「そっちこそどちら様?」「小津ですが、何か?」「何かじゃなくて、大変だよあんた」「何がです?」「家賃だよ。3か月も払ってないんだよ?よく平気な顔してられるね?俺が何に見えてるんだろうね?」「すんません、今月中には払うんで」「今日中じゃなきゃダメだって大家が言ってるよ。もう待てないって言ってるよ」「さすがに今日中は難しいです」「昨日の夜は今日払うって言ってたじゃないか?あれは嘘か?」「いや、そんなこと言ってないんですけど」「今払えないなら出てってもらうよって言ってるよ言われてるよ!」途中から男と女がどちらが喋っているのかわからなくなった。


家から追い出された。いつの間にか夜になっている。
誰かの家に泊めてもらおうと思い連絡したが誰も繋がらない。SNS経由で誰か連絡取れないか見ようとしたら更新されている。写真がアップされているがそんな覚えはない。

ログインしようとしたができない。パスワードが変わっている。ログインできない場合の処置を試したが、できない。メアドも変えられている。完璧に乗っ取られている。写真は10分前にアップされていた。


写真にはコンビニが写っている。見覚えがあった。近くのコンビニだ。広めの駐車場があってバス停があって隣に赤い屋根の家があり、コンビニの上の階がおそらくコンビニをやっているオーナーの家になっている。アカウントを乗っ取った奴がここに来ていた。まだ近くにいるのかもしれない。まぁそいつが使っている端末を見ないとわからないが。そんなことを考えながら缶ビールを飲んでいると男が近付いてきた。


「おお!やっぱいたいた!久しぶりじゃん!」見覚えがない顔だったので、曖昧に返事をする。「さっきお前ここの写真アップしてたべ?まだいるかなって思って来てみたんよ」「ああ、そうなんだ」誰だっけ?思い出せないけど、こいつの家に泊めて貰えばいいか。「悪いんだけどさ、今日泊めてくんない?」「うちは今日ダメだわ。俺が泊めてもらいたいんだけど?」「うちもダメだわ」「なんで?」「追い出された」「なんで?」「家賃払ってなくて」「はぁ?まじかよ!使えねぇ!」「お前んとこはなんでダメなのよ?」「虫だよ」「むし?」「虫が家中に湧き出したんだよね」「なんで?」「わからん」「そんなことあるんだな」「あるんだよ。害虫駆除も今日は来れないから明日来てもらうんだけどね」「他の家族は?」「俺一人だよ。ちょうど嫁とキッズたちは帰省中」「そうなんだ」「そうなのよ。ところで何でお前タメ口なのよ?」

Inland night



 車内でかけられた曲には聴き覚えがあった。というより俺が作った曲だった。先輩だと言う男が今晩泊めてくれそうだと言って呼び出した男は車でコンビニへ来た。「おお!久しぶり!」と言われたが、こいつも見覚えがなかった。


こいつも先輩かもしれないので敬語で話していたら、何で敬語なんだよ?俺後輩よ、と言われた。じゃあお前が敬語使えよと思ったが、面倒なので黙っていた。

こいつらはお互いをサトウと呼び合っている。どちらもサトウ。ややこしいから呼び方変えろよ。と思うが黙っている。そして何故か後輩サトウは先輩サトウへのタメ口を許されている。


車内でかけられている俺が何時間だか前にアップロードした曲について訊くと、実家の家を掃除していたら出てきたカセットテープに入っていたと言う。意味がわからない。何だその話。どこからわからないのかが、わからない。




赤信号で停車していると歩道で赤いドレスを着た、顔をペンキのような塗料で塗りたくったような男がこちらに向かって叫んでいた。「私の年齢を返してよ!私の年齢は缶詰に入ってたのよ!あんたらがあたしの缶詰を盗んだのよ!」



 サービスエリアは静かだった。アカウントを乗っ取られた話をすると二人のサトウは面白がって、そいつを捕まえようということになった。SNSにはまた画像がアップされていて、このサービスエリアのようだった。


「でも、アップされたのはさっきでも、写真撮ったのが今日とは限らないんじゃね?」俺たちの他には大型トラック一台とセダン型の国産車一台だけだった。トラックの運転手はダッシュボードに足を乗せて寝ている。




自販機が並ぶエリアに小さい女の子を連れた親子三人組しかいなかった。「どうしようか〜」と言いながら三人で缶コーヒーを飲んでいると小さい女の子が歌いながら走って来て、こっちの車から流れてくる曲に合わせて踊っている。「おお、うまいうまい」と言うと女の子は更に激しく踊り出す。「おーい!もう行くよ!戻って来なさい」と母親が手招きしているので「お母さん呼んでるよ」と女の子に言うと「お母さんじゃないよ!」「え?じゃあ、あっちはお父さん?」「違うよ!どっちも全然知らない人!」「ん?どういうこと?」「わたしは今眠ってるのよ」そう言って女の子はまた歌いながら走って戻って行った。


Astronomical


三車線ある国道はやけに暗い。よく見ると街灯が消えている。他に車もいない。


SNSにはまた新しい写真がアップされていた。次は湖と森のある公園だった。ちょっと遠いなぁと後輩サトウが渋ったが先輩サトウが有無を言わせない圧力に押されて向かっている。あたりは真っ暗だが空も曇っているのか星も見えない。


何かが打ち上がっていくのが見えた。「なんだろうなあれ」先輩サトウがゆっくりと飛んでいく何かを撮影している。「天文学の世界だとレボリューションって一周して元に戻る事を言うらしいぜ。どっかの星が一周して、戻る頃には地球の俺たちはレボリューションするのかね」辺りが暗すぎて速度感覚が鈍っていく。前も後ろも何も見えない。



こいつの運転で大丈夫かと気になって訊くと「俺、眼がそんな良くないんで、見えづらいのは慣れてるから大丈夫」とよくわからない理屈を言う。「まぁ酔っ払ってないと怖くて運転できねぁってやつもいるしな」と先輩サトウが言う。


「停電なんだろうな」
でかい道路を外れて進むと信号機も消えている。


道路を横断しようとする集団がいて停車した。野球のユニフォームを着ている。どこかの野球部か?ヘッドライトに照らされて、高校球児たちは横断するときに一人ずつ帽子をとって一礼していく。かなりの人数だ。みんな丸刈りで日焼けで顔が黒いせいか暗闇のせいなのか同じ顔に見える。


Into the forest


公園の駐車場には自動車が一台だけあった。「これはもしかすると犯人じゃねえか」と先輩サトウが言って公園の中へ一人で入って行った。公園の灯も点いていない。

舌打ちをしながら後輩サトウが車のトランクを開けると大量の缶詰が入っている。缶詰を掻き分けて懐中電灯を取り出した。


携帯が鳴る。「もしもし、小津さんの携帯ですか?わたし警察の者でして。ちょっと確認したいことがありまして。今大丈夫ですか?この前小津さんの家にいた人いますよね。あの人はまだ見つからないんですけど、ちょっと指紋をね、照合してみたんですよ。何かわかるかと思って。それで確認したいって言うのがですね、小津さん昔、指紋とったでしょ?ねぇ?覚えてますよねぇ?その指紋とね、いなくなっちゃったあのおじさんの指紋が一致しちゃったんですよ。これどういうことなんですかね?」そんなこと俺がわかる訳がなかった。



公園に停まっていた車を眺めながら適当に電話を切った。実家の車と同じ車種だった。




先輩サトウはもうどこにいるかわからなかった。大声で呼びかけてみたが応答なし。後輩サトウが電話してみると遠くの方で音がした。聞いたことがある。さっき車内でかけていた俺が作った曲だった。


森の中から聞こえる。森の中に入ると音が大きくなっていく。音がする方へ向かう。

光が見える。何かが光っている。
バシャバシャと水の音もする。
大きな岩のようなものがぼんやりと光っている。


その岩の横には小さい池がある。
池からバシャバシャと音がする。
魚が暴れているのかもしれない。

「おい、だれかいるぞ」と後輩サトウが言う。
見るとその岩に近づく人影があった。
よくは見えないが三人くらいいる。

そいつらはスマホでその光っている岩を撮影している。SNSをチェックすると俺の乗っ取られたアカウントでライブ配信を始めている。


後輩サトウもライブを観ている。「これってどういうことよ」ライブ配信には光る岩の前に二人の人間が映っている。一人は先輩サトウでもう一人は後輩サトウだった。二人ははしゃぎ回っている。カメラは岩を映す。無数のコードが岩に繋がっている。



コードの先には岩の周りに置かれた箱型の機械が置かれている。エフェクターだった。カメラは一つのエフェクターを映した。「こんなエフェクター見たことない」と俺が思ったのと同時に声がする。「これ小田さんの声だよな?」ここにきて名前間違えんなよ。ずっと俺のこと小田だと思ってたのかよ。配信映像はその「Infinite loop one」と書かれたエフェクターのような機械のつまみをひねる。光が弾けて音が弾けて耳が破裂した。


Meteorite


暗闇だった。
耳が痛い。
頭も痛い。
耳の中に何かが詰まっている。

上から光がさした。
大きな月だった。
穴に落ちたみたいだ。

呼びかけてみたが応答がない。二人のサトウの連絡先もそういえば知らない。そもそも知り合いだったのかもわからない。穴には人が通れるくらいの横穴が開いていた。スマホのライトで照らしても先が見えない。穴の奥の方で音がする。



耳が痛いせいで幻聴が聴こえるのか本当に鳴っているのか区別がつかないが進んでみる。進んでいると音が大きくなっていった。


10分ほど進むと穴は行き止まりだった。穴の天井部分に鉄の四角い扉のようなものが付いている。鉄の扉を押し上げると簡単に開いた。

どこかの小さい部屋のような空間だった。薄暗い中で光が漏れている。段ボールが積まれていて、店のようなところに缶ジュースが並んでいる。その小さい部屋の扉を開けるとコンビニだった。見覚えがある。うちの近くのさっき行ったコンビニだ。店員の顔に覚えがある。


100%のオレンジジュースが飲みたい。財布を見ると五百円玉と、大家に返し忘れてたアパートのスペアキーが入っていた。100%オレンジジュースを持ってレジにいくと、いつも見る華奢な店員の女の子がレジをしている時に、下から物音がする。レジカウンターの下をチラ見すると、かなり大きな男がガムテープでぐるぐる巻きにされて芋虫みたいにジタバタ動いている。


Blackout

 カウンターの中の狭いスペースにハマりそうでハマらない体をどうにかしようとしている生き物みたいだった。「お客さん、バカみたいな顔になってますよ」「え?」「三百九十円のお釣りです。ありがとうございました」外は真っ暗だった。


どこも街灯が付いていない。なんでコンビニだけついてんだよ?振り返ると目が痛くなるほど眩しい。違和感があって上を見るとコンビニの上の階がおかしい。記憶と違うのに見覚えはある。

コンビニの横を見るとアパートに住み始めた時から置きっぱなしになっている赤い自転車や錆びついた電子レンジやPCがある。
2階への錆びた階段も同じ。
「どうなってんだよ」


階段を上がって自分の部屋の前に行く。財布からスペアキーを出して差し込むと扉が開く。中は全く自分の部屋と同じだった。SNSを見るとまた更新されていた。

今度も映像だった。
夜の砂浜。
焚き火の周りで赤いドレスの女が踊っている。


Over the rainbow

三須田Cは夜釣りをしている。
すぐに魚は釣り上がる。
月明かりの下で魚が跳ねて七色に光っている。
釣り上げた魚を持って、三須田Cは焚き火の周りで踊る女の元へ行く。

「虹の彼方に連れてってくれるんじゃなかったの?」
赤いドレスの女は踊るのをやめて、砂浜に寝転びながら言う。


「黄色いレンガの道は無数に分裂してるんだよ。もしかするとここがそうなのかも。ああ、システムキッチンが欲しい」
三須田Cは魚を小さいナイフで捌きながら言う。


「システムキッチンなんかよりこれがいいわ」
女はカセットテープを取り出して小さいカセットプレーヤーに入れる。

「そいつはもう壊れてて逆再生しかされないよ」そう言いながら魚のはらわたを取り出すと、中から小さい鉄板が出てきた。鉄板には「88879mg6229」と書かれているが、何を指しているのかわからない。

曲が流れると女は立ち上がってまた曲に合わせて踊り出す。「こんな小さい無人島が虹の彼方だなんて言えるかしら?」「どうだろうね。どちらにしても、俺たちは幻で作られているし、幻も俺たちが作っているんだよ」三須田Cがそう言うと踊っていた女はパチンと消えて映像も消えた。

Made of phantom


何で三須田が映ってるんだ?そういえば三須田に五百円貸していると思っていたが、俺が三須田に借りていたのかもしれないような気がしてきた。部屋の中を見渡した。全く自分の部屋と同じだったが、ひとつだけ違うものがあった。


机の上に見覚えのない木の箱があった。箱にはスイッチが付いているだけで開けたりすることもできない。スイッチを押してみたが何も起きない。窓の外はどこまでも透明な暗闇で覆われている。ただ夜がゆっくりと引き伸ばされて朝が追いつくことはなかった。とにかく今は眠る以外の手段が思いつかない。


Reverse rotation

「夜はいつでも回転している」
たぶんそんな事をぶつぶつ呟いて隣で眠るプロデューサー。寝言がうるさいし、口が臭い。カメラマンはプロデューサーの口に何か詰め込んでやりたいと思う。飛行機の窓の外は暗闇だ。窓に顔を押しつけて何か見えないか目を凝らす。何故かカタールで食べたサルーナとかいうシチューみたいな料理がうまかったことを思い出す。一瞬板のような銀色の何かが見えた気がしたがすぐに夜に溶けて見えなくなった。機内のぼんやりした灯りのせいかもしれない。今はどこら辺を飛んでいるのかわからない。カメラマンは明日の撮影スケジュールを頭に思い浮かべる。南アフリカ共和国の世界最大のクレーターを撮影するのは楽しそうだ。世界遺産に登録されているそのクレーターがどうして調査されるのか、詳しいことはわからない。20億年以上も昔に小惑星が落ちた跡を今更どうするのかなんて知ったこっちゃない。


スマートフォンとイヤフォンを取り出して、お気に入りの曲を繰り返し再生して目を瞑る。そういえばこの曲を作った奴とSNSで繋がっていた。SNSを見るとそいつもそのクレーターの写真を上げているので南アフリカに来てるのかもしれない。


カメラマンは到着したら連絡してみようと考えながら眠りについた。耳の奥に何か引っかかるような違和感があった。気圧のせいだろう。

END


Release Information

BLANK BLANK STRUCTURE / PeopleJam等で活動するJIK PeopleJamがシングル ”Juxtaposed”を配信限定で5月11日にリリースします。
Juxtaposedは昨年末からJIK PeopleJamが所属するBLANK BLANK STRUCTUREやAll My Structure,Humanizedなど複数のバンドのライブで披露され評判の良かった楽曲。今回はJuxtaposedを聴いた都升品調(トマス・ヒンチョウ)によって製作された短編小説”Nocturnal Fish”と、その小説とJuxtaposedを結びつけるMusic Videoを画家のSuga Takuyaが製作。音楽と映像、絵画、小説のコラボ作品となっています。


JIK PeopleJam “Juxtaposed”
配信5月11日リリース

配信サイト
Spotify 

AppleMusic 

More info
JIK PeopleJam WEB

Visual book of Juxtaposed or Nocturnal Fish


Juxtaposed
Music by JIK PeopleJam
Film by Suga Takuya
Translation by Tea
Cast
John Addrass
Endless Li
Mr.C
Redhead
Velvet Tanaka
Tax Anderson
David Waltz
Hundred Boggart
Houselover Fat
Subtitle sentences based on the novel
“Nocturnal Fish”
Story by Hincho Tomasu

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