喜びに満ちた人生
漢方薬は体のバランスを整えることが目的です。化学物質を用いた医薬品は痛み・病気を治すことが目的の薬です。
漢方薬は天然の植物を複数使用して構成されています。それらの植物は生薬と呼ばれます。生薬の効果は自然治癒力を高めます。しかし、症状そのものを治すことができません。ですから、即効性はなく、続けて服用することで症状が徐々に改善していきます。
西洋医学は病気を取り除くことが目標ですが、漢方による医学では不足しているものを補い、不必要なものは排出することを目標としています。
体が健康であるための3つの機能
「気」 体を動かすエネルギー
「血」 血管中を巡り栄養や酸素を行き渡らせる働き
「水」 体の免疫力となる
漢方医学では、体の不調はこれらのバランスが崩れて生じると考えられています。
2018年、WHO（世界保健機構）が漢方医療を伝統医学として必要性を認めたのです。西洋医学が主流であった世界の医療基準に追加されたことは画期的な出来事でした。
漢方薬は病名が分からない症状にも効果があるのが強みです。ですが、漢方薬も他の医療品と同じ「薬」であります。自分の体質に合っているか、かかりつけ医や漢方専門医の診断に従って服用しなければ、副作用が起こる可能性があります。
医療の発展と共に人の平均寿命は伸びています。薬は正しく服用すれば、体調の改善へと向かうことでしょう。また、楽しみやワクワクすることがあれば、気持ちは晴れやかになります。そして、「病は気から」と言われますが、笑顔になる時間が多いほど、心身が健康的な生活を送ることができるのではないでしょうか。
喜んでいる心は健康を良くし、
打ちひしがれた霊は骨を枯らす。
【箴言 17章22節】
いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。
【ピリピ人への手紙 4章4節】
聖書にはこのような記述があり、人は喜びに満ちた人生を神と共に過ごせることが示されています。しかし、聖書に記されている神から人は離れてしまったために、それを見失っています。人が生きていくために、本当に必要なものが不足していたり枯渇しているとどうなるでしょうか。長期的に見れば心身に良くない影響が露呈してくるでしょう。健康や生活の不安から精神的に不安定になり、喜びどころか苦しみ・悲しみに満ちた人生を歩むことになるかもしれません。
聖書には、人は人生をどう歩めばよいのかが記されています。ぜひ聖書を開いてみてください。
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