嘘
君は嘘をつくのが下手だから
それが嘘だとすぐにわかったよ
でも下手な割には
君はよく嘘をついたね
その度に僕は
悲しい思いをしたよ
でも何も言わなかった
そして今度も僕は
君の嘘を黙って聞いたよ
とても悲しかったけれど
何も言わなかった
僕は君に
嘘をついた事など
一度もなかったね
だからこれが僕の
最初で最後の嘘さ
君は僕を
100%信用していたから
何も疑う事なく
そのコーヒーを飲んだね
毒なんか入っていないよって
僕は君の目を見て言ったね
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