
怪獣をつかう者 画像版 250話
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テキスト版 4章-2 の分割・再投稿です。
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伊東は言った。「今すぐ休むなら、どこか都合のいい場所まで送ってあげてもいいけど。今なら」
「なんだよ、セールスみたいだな」トモルは笑った。「いいよ。今はまだいい」
「いいの? 今だけだよ? ほんとにいいの? 後悔するよ?」
「しつこい」
「僕が不安なんだけど」伊東ははっきりと言った。「なんとかならないの?」
「君の修行が足りん」と、トモルは言った。「ほら、どっちが運転するんだ。早く出せよ。モタモタするんじゃない」
「僕たちお前の手下じゃないんですけど」神白はぶつぶつ言い返しながら運転席に回った。
ひとまずもう一度、澤久間村に向かってみることにした。
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アラサーのママです。#小説 タグを無差別に読みます。長編小説「ゾンビつかいの弟子」をよろしくお願いします。目次ご覧ください→ https://note.mu/toma_mori/n/n40761080856c 現在は続編「怪獣をつかう者」連載中。