Cloudflare Registerで、Minecraftのホスティングする方法 (おまけあり)

この記事を読むにあたって、Cloudflareでドメインを購入した後、もしくは移管した後の話になります。

また、Cloudflareの無料アカウントでプロキシ化は、HTTPとHTTPSの通信のみしか対応しておらず、別のDdos対策サービスを使って保護する方法を今回は紹介します。

それと…
それなりに、中級者向けの記事になってマス。。。

前提知識

まず初めに、DNSのレコードについての前提知識です。
難しい用語はできるだけ使わずに説明していきます。
DNSの知識がある場合は読み飛ばしてもらっても構いません。

DNSレコードとは

DNSレコードをざっくり説明すれば、DNSサーバーにリクエストした時、どのような通信をしたらいいかのルールとなります。

そのレコードについてですが、今回使用するレコードは
Aレコード、CNAMEレコード、SRVレコードさえ覚えていれば大丈夫です。

Aレコード

Aレコードとは、ドメインとIPv4アドレスをマッピングするルールです。
本IPアドレスと紐づける時に使用します。

CNAMEレコード

CNAMEレコードとは、サブドメインをマッピングするルールです。
基本、サブドメインを設定する時に使います。

SRVレコード

SRVレコードとは、指定したドメインがどのようなサービス提供しているか記述できるルールになります。ポート指定などはここで行います。

設定方法

Cloudflareのダッシュボードで、DNSの設定画面まできたら上記のレコードを使用して設定していきます。

サブドメインを使用せず、本ドメインでホスティングする場合は、CNAMEの設定はぶっちゃけ不要です。
…ですが、今後、ホスト元が同一で、同一のドメインを使用してWebサイトをホスティングする場合は、CNAMEレコードを組んでおくと後から設定が楽になってきます。

次はその設定手順を説明します。
hogehogeを使って説明していますが、ここはご自身で取得されたドメインと置き換えて読んでください。

設定手順

Aレコードを追加します。

A hogehoge.net マイクラ鯖のIPアドレス Proxy

CNAMEレコードを追加します。

名前を分かりやすいものに設定する。
例「mc」「play」「join」「java」「bedrock」
ターゲットは、Aレコードで設定したもの一致させて設定します。
この時、プロキシ設定は無効にしておきます。

CNAME mc hogehoge.net DNSOnly

SRVレコードを追加します。

プライオリティやウェイトなどは、基本0でおkです。
(詳しい人は、調整しても構いません。)

SRV mc _minecraft TCP 0 0 25565 mc.hogehoge.net

これで、設定完了です。

「mc.hogehoge.net」を使って接続できるか試してみましょう。
もしも、接続できない場合は反映されるまでに2分程度待ってみてください。

マイクラで無事に接続の確認ができたら、DNSの逆引きをしてみてください。おそらくですが、マイクラ鯖のアドレスがそのままと逆引かれてしまっていると思います。

…というのも、Cloudflareのプロキシを挟んでいないからです。
(無料アカウントでは、HTTP、HTTPSの通信のみしかサポートしていません。)

そのため、別のサービスを使用してDdos対策をしていきましょう。
TCP Shieldを使用すれば無料で簡単に対策できます。
(英語サイトですが。。。)

まず初めに、TCP Shieldの登録を済ませておきましょう。

海外ニキが説明している動画があるので貼り付けておきます。

基本時に動画通りに設定すれば問題ないです。

他にも、OCIなどのレンタルサーバを借りて
リバースプロキシを組んでフォワーディングで接続する方法もあります。
そちらのほうは、「haproxy」や「ufw」「Nginx」を使った方法がおすすめです。各自、参考にしてみてください。

今回の記事はここまでとなります。

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