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半導体不足について

ここ最近色んなメーカーで品薄となっている半導体。多くの工場で部品が入手困難に陥っており、モノが作れないと言った声を多く聞きます。

ではなぜこのような半導体不足に陥ってしまったのかを私の考察を踏まえながら記載したいと思います。

1.5Gによる需要拡大

現在多くの地域で4G→5Gへの切り替えが進んでおります。5Gとは「第5世代移動通信システム」のことで、5Gにする事により大きな容量も瞬時にダウンロードすることができるようになります。しかし、大容量のデータを扱う分半導体の数も多く求められるようになり、今まで以上に多くの数量を導入する企業が増えております。それにより、半導体メーカーの供給が追いつかない状態となっております。

2.コロナ禍による工場稼働停止

今でも続いているコロナ禍ですが、健康面だけでなく生産工場にも大きなダメージを受けております。特に海外は政府からの指示が強い国もあり、それによって工場を停止せざるを得ない状況に陥っているメーカーも多くあります。日本メーカーは多くの生産工場を海外に置いているため、ダメージはものすごく大きいです。

3.人員不足

ここ最近はどこも人員不足に悩んでいるように見えます。働き方改革による残業規制もあるため、昔のように多くの労働で補うのも難しいです。昨年春は至るところでロックダウンがあり、生産が止まっていたため、人員削減をしているメーカーが多かったです(特に海外)。それにより今では人員削減によるダメージを食らっており、つくりたくてもつくれないところが多いみたいです。

他にも色々と理由がありますが大きな点としては以上3点であると考えております。恐らくですがこれから自動車、電化製品は一時高騰化するのではないかなと私は考えております。


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