神奈川県社会人サッカーリーグ 3部Cブロック vs YTC.FC 12/6(日)
ゲーム概要
東急SレイエスFC TOPチームのリーグ戦5試合目。
これまでのリーグ戦は4連勝。
対戦相手はYTC.FC。
レイエスはこのまま連勝を伸ばしてリーグ優勝・2部リーグ昇格へ前進できるか⁉︎
チーム紹介
東急SレイエスFC
スターティングメンバー
FW 3廣瀬 和哉
MF 32橋本 康平 8中田 直希 24上保 圭輝 7平賀 充 33小瀧 雄輝
DF 6松永 拓巳 39神庭 勇人 5江川 真矢 2天本 匠海
GK 23天倉 智生
サブメンバー
9菅谷 天 13中島 康介 16高木 稜太郎 18郡山 大輔 25長谷川 知勇 34井出 一哉
監督 土本 和孝
YTC.FC
戦況/結果
前半
システムはお互い1-4-2-3-1を採用してゲームがスタートした。
序盤からレイエスがボールを持ちゲームを進める展開でボールを左右に展開しながら攻撃を仕掛けていく。
対するYTC.FCは守備の陣形を整えてボールを奪い、17番の選手を起点として攻撃を試みる。
レイエスは前半7分、8中田の大きなサイドチェンジから左サイドへ展開してボールは32橋本へ。そこから左サイドを突破して、クロスを上げ3廣瀬が合わせて先制点を奪う。
続いて前半15分、左CBに入った39神庭から24上保へ縦パスが通る。上保はそのままターンをして、左足で強烈なシュートを放つ。このボールがネットに突き刺さり、早い時間帯で2点のリードを奪う。
YTC.FCは飲水タイムで少しピッチ内メンバーのポジション変更をして臨む。
だが、レイエスの勢いは止まらず、27分にはクロスのこぼれ球をキャプテンの7平賀が押し込み、36分には32橋本のCKから33小瀧が頭で合わせる。前半終了間際の40分には32橋本が左サイドを一気に突破してそのままシュートを決めて、前半を5-0として折り返す。
後半
YTC.FCはメンバー・システムの変更はなし。
レイエスは3人メンバーを代えて、後半に入る。
後半立ち上がりからレイエスがボールを持ち、相手陣内でゲームを進める。
すると後半3分、後半から入った13中島が相手DF背後への抜け出しからゴールを決める。
YTC.FCも守備から攻撃に転じて、カウンターでゴールを狙い、決定的なチャンスを作るもゴールを奪うことは出来ず。
点差を広げても攻撃の手を緩めないレイエスは後半17分、こちらも後半から入った16高木がゴールを決める。
さらに後半22分、25長谷川がゴールを奪い、その6分後には後半途中から入った18郡山がゴールを奪う。後半から出場の4選手がゴールを決める大活躍。
後半32分、転勤によりこのゲームでチームを離れる25長谷川が圧巻のドリブル突破からゴールを決め、自身のラストゲームに花を添える。
そしてゲーム終了間際の後半40分、65分から途中出場の34井出から絶妙なパスが右サイドの25長谷川へ繋がり、25長谷川はゴール前へ走り込む13中島へラストパス。これを13中島が落ち着いてゴールへ流し込み、11-0でゲーム終了。
レイエスはリーグ戦の連勝を5に伸ばした。
結果
選手交代東急SレイエスFC
HT 6松永 拓巳 → 16高木 稜太郎
HT 3廣瀬 和哉 → 13中島 康介
HT 33小瀧 雄輝 → 25長谷川 知勇
56分 32橋本 康平 → 18郡山 大輔
65分 24上保 圭輝 → 34井手 一哉
YTC.FC
49分 8 → 20
49分 18 → 6
79分 14 → 26
リーグ戦星取表
※現時点で確認が取れているものを載せています。
監督コメント
東急SレイエスFC
監督 土本 和孝
ーリーグ戦も終盤に差し掛かり、どのような姿勢でゲームに臨みましたか?ー
リーグ戦も今日のゲームを含めてあと3試合、その後昇格トーナメントで3試合、負けられない試合は続きます。2部昇格に向けたこの戦いは総力戦です。
まだまだチームとしての日が浅いこともあり、苦しい試合を皆で乗り越えるという経験も少なく、一体感という意味では不足感は否めません。
試合に出る選手もサポートに回る選手も、勝利のために、2部昇格のために、「チーム」を主語に置いて、一体となって戦っていける集団になろうと選手たちには話をしました。
また社会人ですし、仕事で集まりが悪い時もあります。
また怪我でメンバーやポジションも流動的になる時もあります。
コンスタントに集まるか、コンディションを整えて試合に臨めるか。
この先の昇格決定トーナメントを見据えた時に、誰が怪我をするのか、誰が来られるのか、そういった予測できないことにも対応しながら、しっかり勝ち切っていくためには、そういったあらゆる想定をして、システムだったり、ポジションだったり、メンバーだったり、その時のベストで最善を尽くすという視点と未来のベストに向けて試行錯誤するという視点で、準備をしながら戦っていきたいと考え、今回もポジションでのトライをいくつかしながら、貪欲にゴールを目指し、終始相手を圧倒していくよう選手たちには求めました。
ーリーグを通して変化があった所はありますか?ー
変化というのが適切かはわかりませんが、、、
リーグ戦を通して、選手それぞれの特性や特長(ストロングポイントとして)というのが明確になってきた感触はあります。
これまでトレーニングの中で、可能性を感じてはいましたが、それを実戦の中で確信に変わるといいますか、そういう意味では、監督視点だけでなく、選手間でもチームの理解度が深まっていっているのではないかと感じています。
ー今日のゲームを振り返ると前半、後半それぞれどうでしたか?ー
前半も後半、基本的には1試合を通して「貪欲にゴールを目指し相手を圧倒する」という姿勢は貫き通してくれたと思っています。
ただ前半はやや守備面において連動性に欠けていた部分はあったので、ハーフタイムにその確認をしてからの後半は、前線からのプレスや、ボールロストした瞬間の切替など、チームが連動した攻撃的な守備が随所に見られ、ゴールも量産することができました。
ーレイエスOBが多いTOPチームで、アカデミーから共通しているクラブとしての伝統や色はどんな所がありますか?ー
とにかくボールをしっかり保持してゴールに迫るというスタイル、とにかく攻撃を好み、ポジションも流動的中でどこからでも、誰からでも攻撃を仕掛けていくスタイルは、アカデミーから共通しているのではないかと思います。
多様な世代が集まっているはずなのに、波長が合うプレーの数々が見られるのは何故なんだろうと思っていましたが、「レイエス」というつながり、共鳴し合う感性というか価値観を中学時代に植え付けられたことは本当に大きいと思います。
ー本日のピックアップ選手は?ー
全員が躍動していたので、なかなか絞るのは難しいのですが、ビルドアップでタイミングよく縦に入れ続けた神庭。
初めてのトップ下での起用にアジャストさせた上保。
縦への突破から力強いシュートで2ゴールを決めた長谷川。
長谷川に頑なに使ってもらえずとも何度も果敢にオーバーラップ
を繰り返した高木(笑)という感じでしょうか。
YTC.FC
高橋 監督
ーリーグ戦のこれまでの結果も踏まえて今日のゲームはどのような準備をして臨みましたか?ー
首位を走られているチームとの対戦だったので、ボールを動かされる事も想定に入れて、粘り強く守備をしていこうという事で臨みました。
ー実際のゲームではどうでしたか?ー
ボールを動かされた時に守備のスライドなどの部分でズレが出てきてしまって、後半は特にボールを動かされて崩されてしまう場面が多くありました。
攻撃面では私たちもボールを握って動かしてプレーしたいチームなので、ボールをしっかり持ちながら動かしていけばチャンスは作れるし、後半のように奪ったボールを簡単に失ってしまったりすると苦しい展開になってしまい難しく感じました。
ーこのゲームでの収穫はどんな所が挙げられますか?ー
強い相手と戦える機会だったので、最後まで粘り強くというか、ゲームを捨てて放棄してしまったらおしまいなので、来シーズンも見据えながら最後までプレーした点は収穫だと思います。
ー今後に向けてー
今私たちのチームは社会人1年目の選手が多く、なかなかコンスタントに集まることができなかったりということもあったり、今年度はメンバーの入れ替わりもあったので、今年度のメンバーで来年以降も継続してやっていくということが大事かなと思います。
選手コメント
東急SレイエスFC
7平賀 充
ーこれまでのリーグ戦の結果も踏まえて、どんな準備をしてゲームに臨みましたか?ー
4連勝で迎えた今節のゲームでしたが、これまでのリーグ戦、トレーニングマッチで課題として浮き出ていた "決定力不足" をいかに改善できるか、そこを1週間意識してきました。
ーゲームをコントロールするために考えていた事を教えてください。ー
今節はとにかく「点を獲りに行こう」とチーム全体で前からアグレッシブにプレーする事を心がけて挑みました。
個人的には、ボランチとして全体のバランスを考えてプレーするようにしました。
ー2部昇格や来シーズンを見据えて課題となる所はどこですか?ー
"組織として闘うチーム力"をもっともっと高めていくのが必要だと感じています。
まだ1年目のチームなのでここから積み上げていきたいと思います。
ー今日のゲームの中でレイエスU15時代に学んだ事はどう生かされていますか?ー
U15時代は、様々な事を教えていただきましたが、その中でも『球際の厳しさ』や『1vs1で勝つ』といったような対人のバトルは、今でも自分の中ではとても強みとして生きてきてます。
32橋本 康平
ー今日のゲームはどんな役割を持ってゲームに入りましたか?ー
自分の特徴は、スピードを活かしたドリブルからのクロスやシュートで、攻撃を完結させることだと思いますし、今週の練習でフィニッシュに重点を置いてやってきたので、前半の早いタイミングで得点に絡んで、試合展開を楽にしたいという思いで試合に臨みました。
ベンチには今節で退団する選手がいましたし。(笑)
ー再三左サイドを崩す場面がありましたが、どんな事を考えてプレーしていましたか?ー
プレーをやり切る事です。
チームのスタイル的にポゼッションに重きを置いていて、その中で最終ラインと最前線がコンパクトなため、奪われ方によっては一気にカウンターをくらうリスクがあります。なので1vs1の局面だったり、逆サイドから展開されたときには、プレーをやりきることを意識していました。
ー今日のゲームの中でレイエスU15時代に学んだ事はどう生かされていますか?ー
僕はU15時代、スタメンでほぼ出場することができず悔しい思いをしてきて、やはりこのチームでスタメン出場する喜びは並ではないです。
しかし結果を残さなきゃもちろんダメな訳で、そう考えると、ゴールやアシストに対する貪欲さは当時より増したと思います。
今日の試合でも、もっと決められる場面はたくさんあったので、次に繋げていきたいです。
24上保 圭輝
ーいつもと違うポジションでの出場となりましたが、どう捉えてゲームに入りましたか?ー
今日出場したトップ下はより相手ゴールに近いエリアでプレーでき、自分の仕掛けやドリブルが活かせるのでもともと自分がやってみたいポジションでした。普段の練習でもドリブルの仕掛けやシュートを意識していたので、それを出せればいいと思って今日はスタートしました。
ー自身のゴールについて振り返りをお願いします。ー
あまり正確には覚えていないですが、なおきさんがコントロールした瞬間体の向きを変えて背後をとる動きが出来たことで得点に繋がったと思います。あとはシュートが入って良かったです。
ー今日のゲームの中でレイエスU15時代に学んだ事はどう生かされていますか?ー
今日トップ下のポジションをやる上で考えていたのは、相手の列の中間でボールを受け、前を向くことでした。間で受けるというのまさにレイエスでずっと学んでいたことです。いくつかこういったシーンを作ることが出来ましたが、まだまだ少ないのでボールに触る機会も含めてもっと増やしていきたいと思います。
23天倉 智生(U18所属選手)
ートップチームの公式戦は初出場でしたが率直な感想を教えてください。ー
今まで4回参加してきたので緊張はあまりしませんでした。
しかし、公式戦は初なので違った緊張感はありました。
ー自分の中で通用したプレーと課題に感じた所はどこですか?ー
今日の試合では自分の持ち味でもあるスローやキックが2、3回ほど出せて、社会人のゲームでも通用するんだと思いました。
課題はやっぱりDFラインの裏のカバーですね。
まだ自分はプレーに迷いがあるので、自分で判断した事は迷わずプレーするという事が課題だと思いました。
ー最後尾からトップチームのゲームを見ていて、感じたことがあれば教えてください。ー
やっぱりユースの選手とは違って一人一人の個人のレベルが高いのと、試合中に選手同士でプレーを改善する所が、流石トップチームの人達だなって毎回思います。毎度毎度学ぶことばかりです。
25長谷川 知勇
ー後半からの出場でどんなプレーを狙っていましたか?ー
常にゴールを狙っていました。自らの持ち味である縦に仕掛けるプレーをする機会を多く作れるように心掛けていました。
ーゴールの場面をそれぞれ振り返りをお願いします。ー
2ゴールとも得意な形でシュートまで持っていけたので、シュートを打つ前には決めれる自信がありました。
ー今日のゲームの中でレイエスU15時代に学んだ事はどう生かされていますか?ー
サイドでボールを保持している際に、敵に囲まれても落ち着いてプレーが出来るのはレイエスの時に教えて頂いたおかげです。
ー今日が最後のゲーム(転勤によりチームを離脱)という事でしたが、チームメイトやスタッフ、クラブチームにメッセージをお願いします。ー
短い間でしたがありがとうございました。サッカーは楽しいものだと常に思えるチームや仲間でした。レイエス出身であるということを誇りに思います。本当にありがとうございました。
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