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サステナブルにお届けするということ

こんにちは、TOKYO VEG LIFEのNatsukiです!

今日は、TOKYO VEG LIFE faux-mageをいかにしてサステナブルにお届けするか、現時点で考えていることをシェアしていきます。

地球を汚すものは作りたくない

これまで、デジタルコンテンツやクラス・イベントなど、いわゆる「無形」のものをお届けしてきたものを、食品という「有形」にシフトすることを考えた時に、それがいくら素晴らしい商品だったとしても、結果的に地球を汚すものであれば作りたくないと強く思いました。

完全にゼロウェイスト(全くごみを出さない)ということは難しいかもしれない。でも、「これくらいでしょうがないか」と妥協するポイントが、本当に、環境負荷のことを考えて辿り着くところまで辿り着いたポイントなのか。

利益が出なければビジネスにはならない。そのためには、売上を確保し、コストをなるべく抑えることが必要。

それを突き詰めていけば、環境負荷が高まっていくのは目に見えている。それなりの利益も出て、ビジネスとして成り立つレベルで、環境負荷が最低限に抑えられるポイントを目指していく。

最初は、そんな風に考えていましたが、何だか方向が内向き、広がりが生まれない考え方だなと感じるようになりました。

そんな時、「豊かさの欠片を、より健康な食生活にしたいと思っている方々にお届けすること」というミッションに立ち戻り、発想の転換が必要だと思いました。

通販という販売方法

オンラインショッピング市場は年々急激に拡大しており、今やアマゾンは、生活インフラの一つと言っても過言ではありません。欲しいものをスマホでぽちっとするだけで、次の日には、手元に届く。そんな生活に私たちは慣れています。

私自身、山の中で暮らしていて都会では簡単に手に入るものでもなかなか売っていないということもあり、オンラインショッピングを日々利用し、恩恵を受けているので、その利便性や素晴らしさを否定するつもりは全くありません。

一方で、昨年からコロナの影響もあり、より外には出ずに家で買い物を済ませる機会が増える中、人との繋がりが薄れてしまってきていること、そして、私たち一人ひとりに、どんなに小さなものでも個別に送ることにより消費されるエネルギー、環境負荷が増大していることは間違いありません。

新しく「ヴィーガンチーズ」という商品を開発し、通販の形で、購入いただける方にお届けするのは、とてもシンプルで、ビジネスとしては一番コストを抑えることができる始め方だとは思います。

それをあえて、行わないとすると?

"ピックアップモデル"

何か新しい販売方法はないかと考えていた時に、ふと思い浮かんだのは、昔ながらの商店の光景でした。スーパーや専門店ではなく、コミュニティの人が必要とするものが並び、そこに買い物に来ることで、お店の人や他のお客さんとまた繋がりが生まれていくような場所。

そんなお店を単独で作ろうと思えば、がんばって一店舗できるかどうか。それを増やしていくのは、かなりの時間と資金が必要になります。

では、既存のお店に「置いてもらう」、つまり卸売りはどうかと言うと、発注・受注、在庫管理、販売などの負担がお店に移ることから、置いてもらえるまで、販売までのハードルが上がるだけではなく、晴れて販売できることになれば、お店へのコミッションも発生してきます。

そこで、オンラインショッピングと実店舗での販売のハイブリッドとして思いついたのが、”ピックアップモデル”です。

TOKYO VEG LIFE faux-mageが欲しいと思ったら、サイトから購入手続きを行い、「ピックアップロケーション」を選びます。あとは、ピックアップ日以降に、ピックアップロケーションとなっているお店に商品をピックアップ(受け取り)に行くだけ。

通常の通販の場合、送料はお客様負担になることが多いですが、ピックアップモデルでは、送料はかかりません。但し、送料の代わりに、ピックアップロケーションとなっているお店で飲食をするなど、お金を使っていただきます。

お客様は、商品をピックアップしに行くという手間は増えますが、よりサステナブルに買い物ができ、送料として支払っていた分を、他の買い物にあてることができます。

お店の方は、商品の保管とお客様へのお渡しという最低限の管理・対応で、新規顧客の獲得を狙うことができ、追加のコストなく、取り扱う商品の幅を広げることができます。

私(売り手)としては、少ない手間で効率的に、環境負荷とコストを抑えた形で、商品をお客様にお届けすることができ、それぞれの地域でのコミュニティづくりのきっかけとなることもできます。

"オープンモデル"

ピックアップモデルは、早速いくつかのお店とお話しをさせていただき、前向きのお返事をいただいています。とは言え、ピックアップロケーションとなっていただけるお店を全国で確保していくのには、時間がかかると思います。

そのため、ピックアップモデルとともに2本柱で考えているのが、"オープンモデル"=レシピ本の販売です。

レシピは企業秘密という考え方もあると思います。レシピがオープンになれば、自作できるから買う必要なし、と思われることもありますし、そのレシピでヴィーガンチーズを作って売ろう、と思われることもあるかもしれません。

一方で、レシピ本を買って自作していただけるのであれば、私が製造や輸送の手間を全くかけずに、ゼロコストでヴィーガンチーズをお届けするというミッションが達成できる、という意味でもあり、実は、それがビジネスとしては一番利益率が高いのです。(それが、私が今までYouTubeでしたきたことと言えます。)

また、レシピが入手可能でも、作るのが面倒だからできたものを購入したい、という方は一定数いらっしゃると思いますし、同じレシピでも、環境が違えば違うものが出来上がるのが当たり前なので、TOKYO VEG LIFE faux-mageが製作したヴィーガンチーズが食べたい、という方もいらっしゃると思います。

なので、レシピ本を購入するという選択肢を提供したとしても、必ずしも販売数が減るということにはならないと思います。

そして、レシピを入手して、同じようにヴィーガンチーズを作り販売したいと思う方や会社さんが出てくるということは、それだけ市場が開拓される、広がるという意味なので、それはむしろとてもポジティブな展開かもしれません。

市場が広がり、「ヴィーガンチーズ」というものがもっと一般化して普及すれば、需要ができあがるので、あとは、質のいい商品を提供すればいいだけです。

自分だけが利益を確保することを考えるのではなく、いかにして、たくさんの人を巻き込んで、たくさんの人に利益がもたらされるような、広がりのあるビジネスを行えるか。

それが、「サステナブルにお届けする」ということの鍵になるような気が今はしています。


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