【vol.1】表参道へおでかけプロジェクト~”わたし”がときめくメイクレッスンとヴィーガンランチ~
こんにちは!東京おでかけプロジェクトです。
病児や障害児を育てる母親向けに、「自分を大切にする時間を持ってほしい」という想いからはじめた「銀座へおでかけプロジェクト~ママが”わたし”に戻る週末~」。
銀座にあるROSEGALLERYと資生堂パーラーをお借りして開催してきたこの企画ですが、参加者からは「自分でももっとメイクを上手にできるようになりたい」というお声がありました。
そこで、表参道にある国産のオーガニックコスメブランド「MiMC」と「ニールズヤード レメディーズ」が展開するオーガニック&ヴィーガンレストランの「ブラウンライス」のご協力のもと、”わたし”がときめくメイクレッスンとヴィーガンランチをたのしむ交流会を開催しました。
MiMCは、「自然の力で本来の輝きを引き出していく」をコンセプトに、ひとりの女性化学者によって2007年に誕生した国内ブランド。
肌本来の美しさを引き出すのは、自然の力。有害と思われる成分は使用せず、自然・天然原料に徹底してこだわり、肌に対してはもちろん、地球環境への負荷も減らすことを前提としたクリーンビューティーブランドとして、トレンド感溢れる美しいカラーリングやテクスチャーのプロダクトを開発されています。
「“○○ちゃんママ”ではなく、1人の女性として楽しんでほしい」
この日の唯一のルールは
「ママさん」「お母さん」「〇〇ちゃんママ」と呼び合わないこと。
お名前で呼び合うこと。
とにかく自分にわがままに、自分本位に時間を過ごしてほしい。
イベントはブルガリアンローズをふんだんに使ったオーガニックインナーセラムドリンクでの乾杯、MiMCの国分さん、東京おでかけプロジェクト代表の中嶋のWelcome Talkからはじまりました。
そして、魔法の世界へみなさんを引き込むのが同じく希少なブルガリアンローズがたっぷり入ったオーガニックローズスキンミスト。
「たっぷり吸いこんでくださいね」と、MiMC専属メイクアップアーティストの中西さんと杉山さん。お二人とも、外資系化粧品ブランドでの長年の経験を経て、MiMCへいらしたそう。
メイクレッスンを通して”わたし”に向き合う参加者たち
「メイクをしている間もスキンケアができれば、素肌はもっと美しくなる」という考えから、スキンケア処方でファンデーションやメイクアップアイテムをつくることを追求されているMiMC。
ミネラルと植物エキス、植物オイルなどナチュラルな成分を主成分に、石油由来の合成界面活性剤や合成防腐剤、タール色素を使わないメイクアップアイテムを開発されています。
そんなMiMCでのメイクレッスンは、想像していたものとは異なり、自分の肌の状態を確かめながら、労わりながら、スキンケアを大切に進んでいきます。
「こんなにゆっくり丁寧に化粧水をつけたのなんていつぶりだろう」
肌が喜ぶのを感じながら、時間をかけてケアを行っていきます。
メイクアップアーティストの中西さん、杉山さんのお話とレッスンもとっても楽しくてあっという間に時間は過ぎていきます。
ベースメイクが終わると、たくさんのメイク用品に心躍らせながら、サポートしてもらいながら、見たことのない色や試したい色をどんどん顔にのせていきます。
「すごく似合ってる!」「そっちの色の方がいいかも。試してもいい?」
そんな声が聞こえてきました。
最後に笑顔を彩るリップを塗れば、メイクは完成。不安げだった参加者からも、笑顔がこぼれます。
そしてMiMCからは、お土産に特別なソープが贈られました。
美容成分でできたファンデーションをはじめ、アイシャドーやリップなどのカラーメイクに至るまで、すべてのメイクアップ製品が、石けんやぬるま湯で落とすことができると聞いてびっくり!
必要な皮脂まで洗い流してしまうことを防ぎ、肌に備わるバリア機能をしっかりキープできるそう。オフする瞬間までスキンケアを大切にする重要性を学んだ時間でした。
新しい出逢いと交流を楽しむ
メイクを終えると、参加者は秋の装いになった表参道の街中へ。
どこに向かうんだろう?
たくさんの人混みを描き分けながら、足早に次の会場を目指します。
移動した先は、美しい自然豊かな日本で育まれた「和食」に着目し「忙しい現代人の心のよりどころになりたい」という思いで、ニールズヤードレメディーズが運営する、"オーガニック&ヴィーガン"料理を提案している「ブラウンライス。
都会の中にいることを忘れてしまうような隠れ家レストランに、わくわくする参加者たち。
そしてこの日はなんと、ニールズヤードレメディーズ社長の梶原健二さんがこの企画に賛同してくださりサプライズ登場。特別に、人気のテラス席で出迎えてくださいました。
梶原社長からは、忙しい合間を縫って、参加者の皆さんに直接ニールズヤードレメディーズやブラウンライスが大切にしているメッセージを届けてくださっただけではなく、人気商品の ワイルドローズビューティバームとアロマパルス ウーマンズバランスをお土産にと手渡してくださいました。
ニールズヤードは、2013年にethical company organizationといった機関の、「環境報告書」「オーガニック」「動物福祉」「無責任なマーケティング」など12項目からなる、エシカル調査で化粧品企業として初めて満点を取った実績があり、サスティナブルやオーガニックという言葉が注目を浴び始めたここ数年よりもずっと前から着実に、地球環境や人に配慮したものづくりを進めてこられています。
「いつでもお子さんとも来てくださいね」
凛としたブランドコンセプトを持つニールズヤードと梶原社長の言葉はひとつひとつが染みわたり、参加者もすっかり虜になっていました。
ふだん出会うことのないような、梶原社長との交流のあとはお待ちかね、オーガニック&ヴィーガンのランチ交流会のはじまりです。
「今日は飲んじゃおっか!」
ある参加者の掛け声で、乾杯はビールから。
ふだん、病気や障害がある子どもに何かあったとき、運転したり急いで駆けつけないといけない。ケアのことを考えて、お酒はほとんど飲まないという親御さんが多いのですが、この日は「みんなも飲むなら、飲もうかな。昼間からお酒を飲むなんて、なんだか夢のよう」と、数年ぶりにお酒を口にした参加者も。
お料理も身体の内側から美しくなるような、お食事ばかり。野菜がたっぷりで、MiMCでも教わったスキンケアの話題に花が咲きます。
「自分のために何かを学びに行くことなんてずっとなかったので、わくわくしました。新しいことを学ぶこと、自分の興味のあることに集中できることってこんなにうれしい気持ちになるんですね。それに、みんなでわいわい学ぶのも学生時代に戻ったみたいで楽しかった!
本やネットで知識を取り入れることもできるけど、実際に教わりに行って、先生や仲間とやりとりをしながらということを含めて全てが貴重な時間。こんな時間を自分でも増やしていきたいと思いました」
帰宅後に嬉しいメッセージを寄せてくれた参加者も。
「帰るとすぐに、自分の母と主人の母に『あらっ、キレイ!』と開口一番に言われて、主人からは10年ぶりに『結婚記念日出かけよう』とうれしいお誘いを受けました。
娘を産んでから、『いつ呼び出されてもすぐに帰れる距離にいて下さい』と15分圏内にしか出かけられなくなって、娘が安定したと思ったら自分がアレルギーを発症したり、おでかけしたり、人と会うのも嫌になって。
いつの間にかシミだのシワだの増えちゃって、でもそれでも可愛い!似合ってるよー!と言ってくれる仲間ができて、一瞬でも『母であること』を忘れて、笑えて、幸せだなぁと思いました。まさか大好きな表参道で自分を癒して、大好きだったブラウンライスにもまたこれて、社長さんともお話ができて。夢のような時間でした。」
昔とは環境も生活も違っていても、心躍るすてきなものにどきどき、わくわくときめく気持ちは消えないし、今もきっとキラキラときめくものは変わらない。
少し思い出すのに時間がかかっても、大丈夫。
いちから新しいことだって学べる、新しい仲間だってできる。
自然と参加者からこぼれる笑顔に、スタッフも幸せな気持ちになった時間でした。
「花を愛でること」「自分を愛すること」
病気や障害がある子どもからは、こんなに世界はやさしさで溢れているんだと気づかせてもらうことがたくさんあって、幸せ。
いつも参加してくださる皆さん、そんなふうにそれぞれのストーリーをシェアしてくださいます。
「自分を大切にする」って、とっても大切で、とっても難しい。
お子さんのことはもちろん、忙しい毎日の中に少しでも「ゆっくりお肌をケアしてみる」「ご自愛する」、そんな自分のための時間やときめきを持ってもらえるきっかけに今回のイベントがなったなら、嬉しく思います。
人ってたぶん、何かがんばるには「リセットする時間」「ご褒美の時間」が必要です。
明日からまた家族とめいっぱい向き合うために。
「お花を買ってみようかな」と街の彩りに気づく余裕を持つために。
これからも、東京おでかけプロジェクトでは、「未来を変える、ひとときを」目指してイベントを続けていきます。
さいごに
今後も継続的に活動を運営するため、東京おでかけプロジェクトでは、年間を通して寄付を募集しております。
医療や福祉の制度では、お子さんの病気や障害の種別、診断の有無、年齢によって対象にならない方もいるのですが、どんな方にも気軽にご参加いただきたいという想いから寄付での運営を行っています。
ご寄付いただける方は、いずれかの方法でぜひお願い致します。
◆振込み口座
三井住友銀行 中野支店 普通4994025
三菱UFJ銀行 中野駅前支店 普通 0576715
◆AMAZONほしいものリストで応援する
◆不要品を売って寄付する
◆クレジットカード決済・グッズ購入による寄付
◆「WeWard」アプリで歩いて寄付する
※紹介コード「YUM+-iygPQ」をぜひご利用ください
Special Thanks
表参道へおでかけプロジェクト SUPPOTERS
撮影:吉澤 健太
会場:MiMC、ニールズヤード、BROWN RICE
ご寄付・ご協力いただいた皆様
■法人サポーター
WeWard、(株)HITOMINA
■個人サポーター
池井淑糸 / 江成充 / 高橋洋平 / 三辻暁美 / 小林よしこ / 市岡明香 / 井上梢
■マンスリーサポータ―
永島崇子 / 山田豊久 / 山田由美 / 匿名1名
■特別協力
MiMC、ニールズヤード、BROWN RICE
(順不同・敬称略)