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ゲンロンSF創作講座で心折れないための自分用リマインド。

こんにちは。
東京ニトロと申します。
今まで新都社というところで漫画や小説を書いていたり、2016年からSF創作サークルグローバルエリートというヤバいコンセプトのサークル(公式サイトのドメイン名からお察しください)で小説を書いて文フリで売って、かつ合宿と称して旅行したり打ち上げと称してうまいものを食べたりする大義名分にしています。最高。

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サイネージ6

今年からゲンロン大森望SF創作講座に受講生として参加し、毎月出される課題に対して梗概を提出しながら実作もちょろっと書いています。講座も第7回を迎えて佳境に差し掛かってきたので、自分なりに整理した「東京ニトロはこれからこういうふうに受講しよう」という、東京ニトロが残りの講座を楽しく受講するための東京ニトロのためのマニュアルを残しても無価値ではないかなと思い、書いてみることにしました。

①小説に回答は存在しないので、悩むな

これは今までの創作活動で(イラスト・漫画含む)体感的に覚えていたので言語化する機会がなかったのですが、おおよそ作品と呼ばれるものに回答は存在しない(よく「答えはない」と言いますが、それは「答えはあるかもしれないが、導き出すのが不可能なので"ない"と表現します」という意味で、東京ニトロの場合は初めから存在しないという意味)です。

だから、悩むな。

例えば、どうやったら梗概が選ばれるんだろうとか、どういう題材やジャンルがいいんだろうとか、講師陣に受けるんだろうとか、最悪なのは「どうしてぼくは小説を書くんだろう」とか、やめましょう東京ニトロ。

楽しく書けなくなって最悪ですね。

②「書いているときにノることができたか」を唯一の判断基準にしろ

前回の小川さんの講義でも「本当に今書いている作品が面白いのかどうか判断するのが大切」という話があって、かつ「楽しく書くことが大事」ともおっしゃていたんですが、これは両輪みたいなもので、楽しく書けていないものはつまんないんですよね。

例えば「豚」ははじめてこの講座に出した作品で、言及はされたけど選ばれなくてすごくくやしかったのですが、実作を書いてみて「あ、これはだめだな」と途中でわかったし、次の「地震モノ」も梗概の段階でなにか物足りなかった。最悪なのは前回の「隧道奇譚」で、これは梗概の段階で分かったのであきらめのツイートをしてます。かなしい。

キャプチャ

でもやっぱり書いてるときに自分が興奮できて、文章がノれているときはやっぱり読者を圧倒できるし「強い」作品になるので、それが大事になります。実作選ばれた作品は2作しかないですが「FLIX!!」「渦を追う」も最高に興奮して書いていたんですよね、変態ですね。

竜巻被害3

だからノレなかったら実作は捨ててもいいけど、梗概は出しましょう。出席点になるし、必ず判断がつきます。ノれたら最高ですね。「熊」は時間がなくてアピール文すら「渦」のコピペなので選外です。


ちなみに次回の梗概がノレるのかどうかは微妙です。

③講座はコンサルではない(がうまく取り入れよう)

講座はコンサルじゃないので、講師陣の言うことを100%守れば点が入るのか、あるいは面白い作品になるのかと言われたらたぶん違うので、それだけに頼らないようにしましょう。「アドバイスを箇条書き」とか東京ニトロには無価値なのでやらなくていいです。

採用2

コンサルじゃないというのは、最初の「①小説に回答はない」につながるんですが、ぼくの場合はいくら技術的なものを詰めたり、「パワーのある突飛なアイデア」や「流行」「キャッチ―なジャンル」を入れてもたぶんノらないんですよ。これがわかったのは初回の時なんですが、設定をパワーで押してしまうとそれに気づくのが遅れて手遅れになるし、そもそもぼくは技術がないし、SFも全然読んでないし(家にある活字と漫画とパニック映画のBDの比率が1:4:20)にも関わらず講師陣やダールグレンラジオでもらうアドバイスをガン無視している不良受講生なので、技術だけでは書けない。逆に「技術だけ」で選ばれている人も、もしかしたらいるかもしれないけど、でも東京ニトロは技術面や細かい矛盾に突っ込まれてもひるまなくていいです。もともとあんた、技術も知識も持ってないんだから。

が、自分の強みの部分がうまく読者に伝わるように少しづつアドバイスを取り入れなきゃだめです。時間の都合上、たぶん次もガン無視しますが(最悪)

④自己評価と講師陣の反応のギャップが少なければ「勝ち」

「渦」はFLIX以上の大勝利でした。計算もなく、ただ楽しく書いて、その部分がストレートに講師陣に評価されて褒められるのは最高です!!!!!!社会は褒められないからクソ!!!!!!!!!!!!!!!!
だから自己評価と講師陣の評価のギャップをいかに埋めるかが、これから講座を楽しく受けるためのキーになると思います。

そうしたら細かい突っ込みがあっても気にならないし、うまく取り入れて(つまり依存せずに)さらに別の機会で作品をブラッシュアップする材料にもできます。何より、講師陣の評価がダメでも傷つかない。

このギャップをこれからもどんどん埋めていきましょう東京ニトロ。

社会は褒められないからクソ!!!!!!!!!!!!!!!!

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⑤読者のことは考えるな(自分ファースト)

よく「読者のことを考えよう」みたいな指摘が講師陣から上がって、ああーすいませんぼく興奮して自分のことしか考えてませんでしたみたいな状態に陥るんですが、でもそれは少なくとも「自分のこと」を考えてから考えるべき問題で、「読者」を頭に持ってくるとちぐはぐなことになると思うんですよね。だからアピール文とかあった方がいいけど、どうでもいいと思ってます。書かないと怒られるけどね。

で、ぼくはまったく不器用なので、たぶんこの講座の間は無限に自分のことだけを考えます。読者のことは考えるな東京ニトロ。

作者がさき。読者はあと。

でもグロエリで売る本を書くときには割と考えてるかもしれない。

⑥来期の受講を考えているみなさんへ

たぶん一番大切なのは無理をしないことだと思います。東京ニトロは梗概2~4時間、実作に12時間くらいしか書けてないので、ミスだらけで怒られていますが、楽しくやっています。もし本気でプロデビューしたい、とかならわかりませんが、ぼくはただただ、少数のファンを増やしていきたいので、これからも無理をしません。

あと、最初は「読者のこと」じゃなくて「自分のこと」を優先的に考えた方がいいです。読者にはもちろん講師陣も含みます。小説や漫画って、作者の美意識や社会の見方や憎悪や愛がドロドロになったものじゃないですか。技術や「作品の社会的意義」が調理技術だとすると、たぶんそういった材料の部分がまず大事だと思います。SF創作講座は材料持ち込み制の料理教室だとぼくは思っているので、材料がどれだけあるかが、もしかしたら調理技術より大事なのかもしれません(だから「小説を書く理由探し」みたいなことはたぶんやってると苦しくなる)。東京ニトロはパニック映画という劇物しかないですが…。

ちなみに自分の中での最高傑作はグロエリで出した「WORKピクニック計画へようこそ」の表題作「ピクニック計画へようこそ」なんですが、講座を受けてこれよりもどれだけ成長できるかが、今から自分でも楽しみです。パニックものじゃないです。Kindleで読めます。これは#PRです。下の画像をクリックしてね!

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それではよいお年を!

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激よろ
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