お母さんも赤ちゃんも幸せにするベビーサイン講師の”みつえさん”
こんにちは!「東京女子キャリア」運営のこもりんです。
本日はベビーサイン講師のかなやす みつえさんにインタビューをしました。
みつえさんは、
・ベビーサインを中心に有益な情報を広めたい
・自身の経験から、幸せな母子を増やしたい
という考え方の持ち主でした。
この記事はこんな方におすすめ!
・これから育児が始まるor始まったばかりのママさん
・乳幼児と関わるお仕事の方
みつえさんってどんな人?
こもりん(以下「こ」):まずは簡単に自己紹介をお願いします。
みつえさん(以下「み」):ベビーサインの講師をしております、かなやす みつえと申します。
こ:ベビーサインとはどんなものですか?
み:まだうまく話せない赤ちゃんと簡単な手話を使って意思疎通をする育児法です。
赤ちゃんは通常2歳くらいから言葉を話し始めて、それからだんだん意思疎通ができるようになりますが、ベビーサインを使えばなんと0歳からお話しができてしまうんです。
アメリカの児童発達の分野で著名な教授が開発・研究しているもので、赤ちゃんの知能の発達にとても良い影響を与えるメソッドとして日本でも知名度が上がってきています。
今の仕事・はたらき方を選んだ理由
こ:0歳の赤ちゃんともお話しできるなんて、すごい育児法なんですね!
ベビーサインをお仕事にしようと思われたきかっけなども聞かせてください。
み: 私の幼少期にさかのぼるのですが、私の父は厳格で、今思えばすべて愛があるからなのですが、ガミガミ叱られることが多かったです。
いつも「パパが正しい!みつえは間違っている!」というメッセージだと受け取ってきました。
そして父の愛をうまく受け取れずに生きてきました。
育児が始まったとき、いくら愛情をもって関わっても愛する我が子を泣き止ませてあげられないとき、私は「ママの育児間違ってる!」というメッセージだと捉えて苦しかったです。
今では信じられないとよく言われますが、私はその頃とても自己肯定感が低くてネガティブなことを考えてばかりでした。
こ:今とってもパワフルでいらっしゃるので、ネガティブ思考だったとは意外です!
み:案外、今も根本は変わっていないかもしれません(笑)。
でも、もう大丈夫だと思えます。
それほどに、ベビーサインに出会って私自身がとても救われたんですよね。
サインを伝えてから2~3か月後に、はじめて手話を返してくれた息子を見て、「ママのお話ちゃんと聴いているよ。」「ママの愛情ちゃんと伝わっているよ。」というメッセージのように感じて、つながりを実感し、更に息子からの愛を感じられて、とても感動しました。
母親は子供から自信や自己肯定感を与えてもらって、子供にも発達面で良い影響がある。
ベビーサインはそんな素晴らしい、親子を繋げる架け橋になるものだと感じ、親子の幸せをより一層増やしていただきたい!ベビーサインを全国のママに知って欲しい!と思い、講師となる道を選びました。
こ:素敵ですね。私もどちらかと言うと厳しい家庭で育ったので自己肯定感の大切さはよくわかります。
これからのビジョン
こ:今後のビジョンについて教えてください。
み:子供の幸せのために自己犠牲をしてしまっている世の中のお母さんに、自分の幸せを取り戻してもらうために活動していきたいです。
その一つの手段として、ベビーサインを広めることがあります。
ベビーサインは簡単なコミュニケーション方法なので、少し勉強すればすぐに習得できるのに効果が大きいのも魅力です。
子供は本当にすごいです。
まだ言葉を発する前の赤ちゃんも意志をもっていますから、親子で意志の疎通ができれば、育児ストレスも軽減されますし、結果として鬱や悲しい虐待などもなくなると思います。
また、ベビーサインは育児中のお母さんだけではなくて、ベビーシッターや保育士など、乳幼児に関わる人すべてが知っておくべきスキルだと感じています。
特に、ベビーシッターを雇う家庭では、ただ面倒を見るだけではなくてプラスアルファで教育をしてほしいという潜在ニーズがあります。
赤ちゃんは、「おっぱい飲みたいよ!」「ねんねしたいよ!」と言いたいときに、「泣く」という手段で一生懸命に伝えてくれますが、ママが普段の語りかけに手話を添えるだけで、赤ちゃんがその手話を覚えてくれます。
例えば「おっぱい飲みたい」というときに、泣かずにサインで伝えてくれるのです。
「大好きなパパ、ママに伝わった!」と小さな成功体験を積み重ねることで、0歳から自信を育んであげることができます。
また、親御さんも「愛する我が子の、気持ちを解ってあげられた!」と親としての自信を育めるという素晴らしいものです。
パパ、ママの心からの笑顔が、お子さんの心からの笑顔をつくると思っています。
私はベビーサインを通して「赤ちゃんってなんでも解っていてこんなに凄いんだ!」と知ることができました。
それによって、0歳の我が子を尊敬することができて、育児の幸せが増えました。
この技術を日本全国の、より多くの方にお伝えしたいです。
編集後記・まとめ
以上、みつえさんのインタビューでした。
ご自身の経験から、世の中のお母さんを幸せにするというビジョンに向かって突き進むみつえさんに、共感したり応援したくなった方も多いのではないでしょうか?
みつえさんの活動を通じて、幸せを感じられるお母さんが世の中にもっと増えてほしいなと思いました。
みつえさん、ありがとうございました!
photo by @chan_kamera
▻女性の未来を照らすフォトグラファー
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