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町のお茶屋さんは罠だらけ in 江古田

西武池袋線江古田駅から徒歩圏内に住み17、8年経つ。
新旧名店揃いの駅周辺。
今はもうない店もあるが、新しい店も老舗も魅力あるところばかり。

住み始めてから細々と利用させてもらっている店がいくつかある。

今回はそのうちの一軒を紹介したい。

江古田駅北口の商店街にある茶の丸美屋という茶葉専門店だ。

茶葉と乾物ならおまかせ

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以前は、入れやすい煎茶の特上粉ばかり買っていた。
最近は、かりがね・芽茶・茎茶・茎ほうじ茶・蒸し方の違う煎茶など、気になる種類を買うように。

茶葉専門店でも、こんなに出物をはじめとする多種類を常時揃えている店は珍しい。
日本茶以外にも健康茶、中国茶、紅茶も販売。それぞれ気軽に飲めるパックタイプが多く、旨いからリピートしたくなる。

せんべいや飴などお菓子、店頭に賑やかに陳列される乾物類は高品質のものばかり。
普段使いには、かつお節、おにぎり用のり。正月は、どんこしいたけやあおさのりを必ず買うのが楽しみなくらい。

奥で会計したあと、惹かれるお菓子を見つけることが多く、次来た時にまだあるかどうか不安にある。そのため、その場で追加で買ってしまうことも多々あるほど罠だらけなのだ。

禁酒して1年以上経つ。

飲んだくれていた頃から、お茶はお茶で好きだったが、アルコールを断ってから、さらにお茶に凝るようになってしまった。

中でも日本茶の美味しさは、最近やっとしっかり心底楽しめる味覚を得た。
何かに常に追われているような毎日は変わらないが、禁酒のおかげで規則正しく過ごしているためか、お湯を冷ます余裕ができたからだろう。

温度低めで入れないいけない茶葉を自分で美味しく入れられるようになり、前述したような出物など高めのも購入。

そんなわけで、ますます茶の丸美屋の罠にハマっている。

最近買ったおすすめは?というと…

何か大物の予感がする煎茶

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最後の1袋だった宮崎県産の普通蒸し煎茶。旨味と苦味が軽くバランスのよい後味が特徴。静岡県掛川産のものが多く置いてある店だが、宮崎県産のもあるのは知らなかったし、普通蒸しと書いてあるのが何か引っかかり購入。当たりだった。

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茶葉はいかにもバランスのよいほっそりとしたビジュアル。緑色も瑞々しいではないか。香りも強かに漂う。

何杯でも飲んでしまう茎ほうじ茶

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自家製の茎ほうじ茶は、リピート中。茎ほうじ茶の飲み比べをしているのもライフワークなため、かなりの数の銘柄を飲んでいるが、その中でも首位に入る味。コクがありながら、茎ほうじ茶独特の軽い香ばしさも味わえる。

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茎と葉がほどよくブレンドされているのを目でも楽しめる。茎ほうじ茶の醍醐味のひとつだと勝手に主張。何気にパッケージの派手さも好きだ。

常備している乾物、食べたかったスナック

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コーンポタージュスナックは最近罠コーナーで発見。買おうと思うとないので諦めていたところ、先日やっと入荷のタイミングに合い購入した。おむすび専用焼のりの特選は我が家の常備品。かつお節の糸けずりは血合いが抜いてあるタイプで、サラダのトッピングに使うと華やかになる。

まだまだ紹介し足りない。

次行った時は、上番茶を買ってみようと企んでいる。番茶に上なんてあることを知ると気になって仕方ない。しかも、産地別に2種類あることを確認。
だって、芽茶でも上と並を用意しているお店だ。
上番茶だけでも数種類あることに驚く方が失礼かも。

奥が深過ぎて、生きている間に全商品を試せるだろうか?
それを考えると気が遠くなる。

今回取り上げた茶の丸美屋 江古田店はこちら↓


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