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東京地下ラボ2019、いよいよ本格始動! 〜映像制作における絵コンテの重要さとは〜

初めましてこんにちは。コールは基本全マシ、二郎系ラーメンを愛する明治大学2年生の桐生と申します!

今回の記事ではついに本格始動した、東京地下ラボ2019で行われている映像制作の実際の過程を、チラ見せしたいと思います!(今回はチラ見せのため、短めの記事となっております!)

その中でも今回は、絵コンテについても少し書ければ良いなと思っています!


今までのnoteを見てくださった方は、このプロジェクト「東京地下ラボ」をご存知だと思いますがまだという方は、こちらの記事をご覧ください!


これまで、中島信也さんを講師に迎えたワークショップや下水道のリサーチのためのフィールドワークが開催されてきました。そしてそれに次いで、いよいよ映像の制作過程に突入します!

10月6日、学生達が集まりました。そして、早速チームが発表されました。

今回のチームは、第一回のワークショップで出たアイデアから、実現性や下水道局の意向を取り入れた上で、最もこのプロジェクトに相応しいと判断された6つの案に分かれて、制作を進行していくチームです。


それぞれのチームにクリエイティブが得意な学生や、進行が得意な学生、イラストやグラフィックが得意な学生など、満遍なく配置されました。

そして各チームには、運営サイドから一人ずつ制作進行アシスタントが一人つきます。

プランニングと企画のアイデアブラッシュアップ

まずは、今後についてざっくりとプランニングの説明をされました。制作においてスケジュールを守ることはとても重要ですよね。

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今回は、企画の詳細を決め、絵コンテを作成し、各チーム5分間でプレゼンテーションをします。


学生達は少し緊張しながらも、自己紹介からスタート。忘れてはならないのが、今回結成されたチームには、初対面の人も少なくないという事。ブレストにおいて、他人とどうコミュニケーションを取っていくかということはとても重要です。

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僕も結構緊張しましたが、しっかりと意志を持った学生ばかりで、とても期待感が募りました!


まず、絵コンテの作成の前にしっかりと企画を詰めて行きます。


・どういう絵を撮りたいのか

・この映像を見た人にどんな気分になってもらいたいのか。


企画のコアアイデアから詰めて行き、実際の撮影に関わる細かいことまで詰めて行きます。

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そして、しっかりと企画を詰めて、初めてわかってくるようなことがたくさんありました。

ロケーションハンティングの難しさ、アニメーションの制作時間、キャスティングなどなど、、、

一から映像を作るには、実はかなりの人やお金が動いていることを実感させられます。東京下水道をどうPRするかというメソッドを身を以て体験できるだけでなく、なんと実際のクリエイティブの制作進行の過程まで学べちゃうんですね。(しかもプロのアシスタントが各チーム1人ついている!)

さすが東京都下水道局の企画です!学びにおける学生側へのリターンがとても高いです!

絵コンテ制作

そして、ある程度詰めたら、いよいよ絵コンテ制作。

それではここで、プロから教わる「絵コンテ制作の絶対条件」について。

絵コンテとはコミュニケーションである。


まず、絵コンテというのは、前提として“コミュニケーション”です。

そして、そのコミュニケーションの目的というのは大きく2つあります。

① 動画を見てくれる人に対して
② メンバー内での共有

の2つです。どういった画角で、どういったBGMを流しながら、どのタイミングでこの人が登場するか、、、

と、具体的であればあるほど良いそうです。前提として、自分がこう作りたいという具体的な意思疎通ができることがとても重要です。

各チーム、この絶対条件を確認しながら慎重に絵コンテを制作していきました。
初めての企画詰め、絵コンテ制作に戸惑う学生もいながら、3時間以上行われたミーティングも終了。各チーム、それぞれの進行具合で企画、絵コンテをプレゼンしました。

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他のチームのプレゼンを受けて、焦るチームや、さらにやる気が出たチームなど様々だと思いますが、学生達は皆自分たちのアイデアが徐々に具体的になっていく事にとても期待を抱いていました!


とてもライトに書きましたが、今回はちょい出し記事なのでそろそろ失礼したいところですが、最後に少し、重要告知と東京地下ラボの昨年の活動について紹介いたします!

〈告知〉


多数の広告賞を受賞しているライゾマティクスの齋藤精一さん
「東京防災」を手がけたNOSIGNERの太刀川英輔さん
による、公開講座+公開ブレストが10月17日に首都大学東京で開催されます!

今回のプロジェクトに関連して、「都市のインフラ×クリエイティブ」の可能性について熱く語ってくれるみたいです!

そしてなんと、東京地下ラボに参加している学生でなくても参加できます!
クリエイティブや都市のインフラ、もちろん下水道に興味のある方などは、この機会に申し込んではいかがでしょうか?

申し込みはコチラから▼


東京地下ラボ・昨年の活動

実は、昨年の東京地下ラボでは映像ではなくZINEを作成しました!

一応桐生の作品も受賞しているので、気になった方は見つけてみてくださいね!笑



以上、二郎系ラーメンを愛する広報チームの明治大学2年生、桐生でした!
ではまた、次回の記事でお会いしましょう!

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