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下水道の魅力を編集の力で再発見!「東京地下ラボ by東京都下水道局」はじまります。

下水道に関する都民意識調査によると、20代の下水道事業への関心度は低く、10%程度となっています。そのため、若い世代、特に20代の方々の下水道事業への理解を深め、関心を高めていくことを目指して「東京地下ラボ by東京都下水道局」プロジェクトがスタートしました。

「東京地下ラボ」のメンバーは、アートやテック、都市環境・・・様々なモノ・コトに興味がある大学生です。

平成30(2018)年度は、「下水道の魅力を、編集の力で再発見」と銘打ち、ワークショップやフィールドワークを通じて下水道への関心を高め、理解を深めながら、下水道の先進性を、ソーシャル、アート、テクノロジーなどの多角的な視点で掘り下げていきます。

「東京地下ラボ by東京都下水道局」の今後の流れ

11月のワークショップでは、講師に雑誌「ケトル」編集長の嶋浩一郎氏を迎え、斬新なアプローチ手法や効果的な発信等の編集スキルについて、実例を通して学びます。

12月のフィールドワークでは、プロ・ナチュラリストの佐々木洋氏がファシリテーターとなり、下水道の普及によってきれいになった多摩川に生息する生物や植物の観察などを通して、下水道の働きを理解するプログラムを用意しています。

2月の成果報告会では、参加学生が本プロジェクトを通じて制作したZINEをお披露目します。

下水道に関するどんなZINEが作られるのか・・・11月18日㈰に行われたワークショップについては、次回の記事でお伝えします!


<ワークショップゲスト>
嶋 浩一郎 氏
博報堂ケトル代表取締役社長・共同CEO
クリエイティブディレクター/編集者


1968年東京都生まれ。1993年博報堂入社。コーポレート・コミュニケーション局で企業のPR活動に携わる。01年朝日新聞社に出向。
スターバックスコーヒーなどで販売された若者向け新聞「SEVEN」  編集ディレクター。02年から04年に博報堂刊『広告』編集長を務める。2004年「本屋大賞」立ち上げに参画。現在NPO本屋大賞実行委員会理事。06年既存の手法にとらわれないコミュニケーションを実施する「博報堂ケトル」を設立。カルチャー誌『ケトル』の編集長、エリアニュースサイト「赤坂経済新聞」編集長などメディアコンテンツ制作にも積極的に関わる。2012年東京下北沢に内沼晋太郎との共同事業として本屋B&Bを開業。編著書に『CHILDLENS』(リトルモア)、『嶋浩一郎のアイデアのつくり方』(ディスカヴァー21)、『企画力』(翔泳社)、『このツイートは覚えておかなくちゃ。』(講談社)、『人が動く ものが売れる編集術 ブランド「メディア」のつくり方』(誠文堂新光社)がある。

<フィールドワークゲスト>
佐々木 洋 氏
プロ・ナチュラリスト® 

(財)日本自然保護協会 自然観察指導員、東京鳥獣保護員など、様々な立場で自然解説活動を展開した後、「プロ・ナチュラリスト®佐々木洋事務所」を設置。「自然の面白さや大切さを多くの人と分かち合い、そのことを通じて自然を守っていきたい」という思いのもとに、30年以上にわたって、自然観察指導、自然に関する執筆・写真撮影、講演会、TV・ラジオ番組の出演・企画・監修、エコロジーツアーの企画・ガイド等を通して自然を案内している。豊富な知識、ユーモアあふれる話術、数々のオリジナル・プログラムなどで幅広いファン層を持つ。自然観察会等への参加人数は延べ37万人に及び、近年は、新人プロ・ナチュラリストの養成にも力を注いでいる。

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