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WBA 高額移籍金ランキング ベスト10

2019-20シーズン、チャンピオンシップを2位で終えプレミアリーグへの昇格を果たしたアルビオン。当然ながらプレミアリーグを戦う上で戦力の上積みをせねばならない。

伝えられる所によると、マネージャーであるスラヴェン・ビリッチにはクラブの理事会から補強資金として£20m以上が与えられたとされている。

アルビオンは資金的に潤沢なクラブではない為に、この資金の使い方が残留、中位進出のキーになります。しかし、過去の高額移籍選手の顔ぶれを見ると移籍金以上の活躍をした選手と金をドブに捨ててしまう結果になった選手と分かれています。

そんな訳でアルビオンの過去の高額移籍選手ベスト10をまとめました。

※なお、出典元はWikipediaである。

10 ボルハ・バレーロ - £4.7m

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2008年夏、マジョルカから23歳のボルハ・バレロと£4.7mで契約した。

グティ2世の呼び名と共に加入したバレーロは、アルビオンのシーズン36試合出場し、3アシストを記録。

3年の契約だがアルビオンでプレーしたのは実質1年だけで、イングランドのハイテンポに順応するのにも苦労していた印象である。

アルビオンからのローン期間中に実力を発揮し、マジョルカからビジャレアルにステップアップを果たし2011年7月にビジャレアルへの完全移籍が決定した。

9 シェーン・ロング - £5.0m

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ロイ・ホジソンがマネージャー時代の2011年8月にレディングから£5.0mにて加入。

当時の記憶だが、ホジソンはエリア内で力を発揮できるストライカーをリクエストしていて、ダニー・グレアムが1番の希望だが彼を取り逃し、2番目のチョイスであったロングとサインした。

ロングは、シーズン34試合に出場して8ゴールと2アシストを記録、バギーズを47ポイントでプレミアリーグ10位に導いた。

ロングはバギーズで3シーズンを過ごした後、2014年1月にハル・シティに移籍した。

ウェストブロムでは81試合に出場し、19ゴールを記録した。当時はルカクをシーズンローンで借りていたり、エースであるオデムウィンギーがいた為に絶好調なのに試合に出場出来なかったり、ウイングで起用される事もあった。

8 ビクター・アニチェベ - £6.0m

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2013年にウェストブロムと契約する以前、アニチェベはエバートンに在籍していて、非常に注目されている選手だった。トフィーズでは168試合に出場して26ゴールを記録していた。

アルビオンでの最初のシーズン、25試合に出場したにもかかわらず、わずか3ゴールにとどまった。 2015-16シーズンには背番号10番を与えられたが10試合に出場して1度も得点できなかったアニチェベは、2016年7月に放出された。

近年では、アニチェベは中国2部リーグの北京BSUに所属していたが、現在はクラブに所属していない。

7 ステファン・セセニョン-£6.6m

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2013年夏のデッドラインデイにサンダーランドから当時のクラブ史上最高額の移籍金で獲得。

彼は攻撃的MFとして起用され、スターティングイレブンにも頻繁に名を連ねた。

しかし、数字で見ると満足するには至らない。

サンダーランドでは3年間で87試合に出場17得点。

アルビオンでは4年の在籍で79試合出場、8得点。

6ジェイク・リヴァモア - £10.0m

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現アルビオンのキャプテンであるジェイク・リヴァモアは、2017年1月にハル・シティからバギーズに£10.0mという巨額で加入した。

リヴァモアはハルで特に目立った活躍をしていたわけではなく(当時の記憶)さらには割と移籍期間に獲得情報も出回っておらず、気付いたら加入した!(当時の記憶2)ぐらいの感じだった。

しかし、その後の活躍は多くを語らずも伝わるだろう。


5ブラウン・イディエ - £10.0m

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ブラウン・イディエは、キャリアを通じて合計10の異なるクラブでプレーし、世界中のクラブを渡り歩いてきた、典型的なサッカー界のジャーニーマン。

2014年7月、バギーズがディナモ・キエフから£10.0でm彼を購入したときは驚きだったが、24試合に出場して4ゴールと2アシストの記録に終わった。翌年の夏にオリンピアコスにわずか£4.8mで売却された。 しかも、移籍先のオリンピアコスでは2年の在籍中43試合出場23ゴールと活躍し、彼らからしたらいい買い物だっただろう。


4 ジェイ・ロドリゲス -£12.0m

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ウェストブロムのプレミアリーグ最後のシーズン、トニー・ピューリスはアルビオンの得点力不足を解消するためにジェイ・ロドリゲスを指名し、彼の獲得に多額の移籍予算を費やした。

ロドリゲスはウェストブロムでの最初のシーズン37試合に出場し、7ゴールと1アシストを記録した。

チャンピオンシップでは、ドワイト・ゲイルと並んで、47試合で22ゴールを挙げた。

これでバギーズを昇格に導くには十分だったはずだが、不安定なディフェンスとチームの核になっていたバーンズのリコールによりシーズン中は不必要に勝ち点を落とすことになり、プレーオフではライバルのヴィラに敗れた。

ロドリゲスは2019年7月に£5.0mで古巣のバーンリーに売却。

3 サロモン・ロンドン - £12.0m

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2015年8月にゼニトからサロモン・ロンドンを£12.0mで獲得したことで、クラブの移籍記録がまたもや更新された。 

バギーズでの最初のシーズン、彼は9ゴールと2アシストを記録し、翌シーズンには8ゴールと2アシストを記録し、2017-18年には7ゴールと3アシストを記録した。

多くのファンはロンドンがチャンピオンシップのバギーズに残ることを切実に願っていたが、現実的にはロンドンがトップリーグに向いているのは誰の目にも明らかだった。

ニューカッスルに年間£2.2mでローンされた後に、中国の大連に£16.5mで売却。


2ナセル・シャドリ - £13.0m

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スパーズから来た王様。

ベルギー代表のシャドリは、バギーズ在籍中、走るべき時に歩いていたり、パスの受け方を間違えていたりと、ファンから批判されることが多かった。

元のクラブの知名度とファンからの称賛という点では、控えめに言っても甘やかされていたと思う。

彼はデビューシーズンに5ゴールと5アシストを記録したが、2年目のシーズンには事実上、5試合に出場しただけで姿を消してしまった。

怪我で欠場すると噂されていた2018年のワールドカップに招集された際には、都合よく体調を整えて出番を待っていた。

ワールドカップが終わると、シャドリは£10.0mでモナコに加入した。

それでも1年目はコンディション不良の中でもドキドキさせるプレーを随所に見せてくれて、アルビオンの中位進出に貢献した。


1 オリヴァー・バーク -£15.0m

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最も獲得に費やした金額の高い選手は完全なる不良債権になってしまった。

2016年にノッティンガム・フォレストからRBライプツィヒと契約し、注目を集めていたオリバー・バークだが、翌シーズン、バギーズは大金を投じてこのスコットランド人をホーソンズに迎え入れた。

しかし、結局のところ、トップチームでのインパクトを与えることはできず、初年は15試合に出場してわずか2アシストにとどまった。 チャンピオンシップでは、わずか3試合に出場しただけで、セルティックにレンタル移籍し、翌シーズンにはデポルティボ・アラベスに移籍した。

今夏にはアラベスからの復帰が予定されているが、トップチーム入りの可能性は低く、おそらくはついに退団することになるだろう。

高額の移籍金が彼のプレッシャーになったのは同情するが、実力を発揮できない事を周りのせいにしたりローン元であるアルビオンを批判しInstagram、Twitterでのアルビオンに対する画像や投稿を全て削除したのは擁護できない。


以上がアルビオンの高額移籍金ランキングベスト10です。かなり辛口に書きました。(だって金額に見合ってないんだもん)

新シーズンこそ、いい補強だった!と言いたくなるような選手の加入に期待します。



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