「ホームビデオ鑑賞会」を一緒に作りませんか?参加者募集!(「Artpoint Letter」2024年7月号より)
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梅雨も明け、日差しが強い日が多くなってきましたね。今月のArtpoint Letterは、参加者募集中のプログラムや東京アートポイント計画が実践してきたアクセシビリティの取り組みについての記事などをお届けします。
「ホームビデオ鑑賞会」を一緒に作りませんか?
視覚言語(日本の手話)で話すろう者・難聴者・CODA(ろう者の親をもつ聴者)が主体となり、異なる身体性や感覚世界をもつ人々とともに、自らの感覚や言語を起点にコミュニケーションを創発する場をつくるプロジェクト『めとてラボ』では、“手話から生まれる自然な生活文化の保存”をテーマに「アーカイブプロジェクト」を実施しています。
その一環として開催している「ホームビデオ鑑賞会」では、生活の中のさまざまな場面での手話での対話をはじめ、多様な生活文化の様子を集め、記録・保存するとともに、鑑賞を通した対話の場をつくっています。
この活動を幅広く知ってもらい、いろいろな人と活動をともにするための企画として『「ホームビデオ鑑賞会」を一緒に作りませんか?』を開催します。これまで実施した企画を振り返り、実際にホームビデオを見て、気づいたこと、感じたことを話し合います。また、これからできることについて考えていきます。
「ホームビデオ鑑賞会」の面白さをともに発見し、一緒につくってみませんか?
≫詳細、応募は下記のリンクから
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(からだ)と(わからなさ)を翻訳する ――だれもが文化でつながるサマーセッション2023「パフォーマンス×ラボ」の実験
2023年度、東京都美術館で行われたクリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー「だれもが文化でつながるサマーセッション2023」の企画のひとつとして、芸術作品を伝えるための情報保障について考える公開研究ラボ「パフォーマンス×ラボ」を実施しました。
この企画は、アーティストのジョイス・ラムによるレクチャーパフォーマンス作品《家族に関する考察のトリロジー》(2021-2022年)に対して、どのように情報保障をつけることができるのかをアーティストとともに実験するもので、協働パートナーとしてめとてラボが取り組みました。
芸術作品の情報保障とは何かを試行錯誤しためとてラボの道のりと、サマーセッションでの発表やその振り返りについてまとめた冊子のPDFを、TARLウェブサイトにて公開しています。
めとてラボのnoteでは、「さまざまなかたちで、いろいろな現場で使ってほしい」という思いを込めた冊子の制作プロセスを紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
≫めとてラボnote「(からだ)と(わからなさ)を翻訳する|冊子制作」
≫資料ダウンロード、詳細は下記のリンクから