tokyo_sharewomen

東京を舞台に婚活独身アラサーがエッセイやひとりごとを自由気ままに書いています。

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最近の記事

画面越しのおばあちゃんは美しく

腰の曲がったお年寄りを見ると、胸がいっぱいになるのは私だけだろうか。 私のおばあちゃんは、少し前から介護施設で暮らしている。 もちろん施設の人たちに大変お世話になりながら。 そんなおばちゃんと私は、かれこれ1年ほど会えていない。こんなことは私の人生で初めてで、毎日おばあちゃんを恋しく思う。 そんなおばあちゃんと私は、ついにテレビ電話で対面ができることに。画面越しではあるが私はこの日を心待ちにしていた。 緊張しながら接続。なんの緊張なのか、わかるようでわからなかったけど。

    • 「貯金」と「マイホーム」について考えてみた

      私にとって苦手分野はお金まわりの話。月々に掛かる光熱費とか家賃とか食費とか・・・。周りの友達に相談してみると、固定費というものを一人暮らしながらにみんなしっかりと算出していた。ということで、私も算出してみることに。 そもそもどうして「貯金」について考えるようになったかというと、自分の将来が近づいてきているのではないかという嬉しさと焦りから。ストレートにいうと、結婚やマイホーム。別にまだプロポーズされたわけではないし、逆プロポーズした訳でもない。ただ、彼との会話から最近よく出る

      • 1000円カットで得をする彼と6000円でカットする私の満足度の違い

        床屋に通う彼。御用達店舗はというと激安1000円カット。 1000円カットに通う人なんて本当にいるの?需要なんてあるの?・・・街中で看板を見かけるたびにそう思っていた。 髪の毛のお手入れがいつも行き届いている私の彼は、二週間に一度行きつけの床屋へ散髪に行っている。 二ヶ月に一度美容室に通っている私と、二週間に一度激安床屋に通っている彼。トータル的にみて、満足度はどちらの方が高いのか検証してみた。 絶対的にコスパがいいのは1000円カット。 彼のヘアカットは、とても1000

        • ん?今なんて言った?華麗なツッコミに成功したアラサーの喜び

          言い間違えって誰にでもあること。 私もよく似たニュアンスで言い間違えすることがあって、同時に誰かからのツッコミをよく喰らう。 そんな私が、最近ツッコミを喰らわせることに成功した小さな自慢話。 ある食事をしていた時のこと。 ※ 「私」『彼』 「この前食べたカニ、すごく美味しかったね」 『すごく美味しかったね!まだ残ってる?』 「カニはもうないけど、いくらならまだ残ってるよ」 『いくらいいね!日本酒と飲みたいな〜』 「いいおつまみだね」 『あぁ、またしゃち食べたいな〜』

        画面越しのおばあちゃんは美しく

          お気に入りのYouTuberたちが気付いたら子育てに奮闘していたお話

          2月って本当寒いですよね。 東京だからそれなりにファッションとか楽しめたり気を遣えるけど、これが北海道や北極なら服装もメイクも気にしないでただただ毎日を過ごしていそうだなと、私の妄想が働く。 さて、そんな寒い2月はお家時間が増えるわけで、YouTubeを嗜む時間も自然と増えてゆく。大好きだったNetflixは去年解約。本当なら大好きな“Sex and the city 3”を堪能したいところだが有料版であったため、それが無料化するのを静かに待つことにした。ほら、私一度手を出

          お気に入りのYouTuberたちが気付いたら子育てに奮闘していたお話

          好きな人から鼻毛出てるよって言われたアラサーの哀しみ

          神社で参拝をしておみくじを引くのが醍醐味。 占いとか、おみくじとか、なぜかそういうものに惹かれるけど別にスピリチュアルなわけではない。 大吉を引くと、そこで運を全て使い果たしてしまうとか、あとは落ちる一方だとか言いながらみんなおみくじを引くけど、保険を掛けるところがある意味日本人らしい。おみくじの結果はというと小吉。この小吉というのがなんとも言えない後味。悪くはないけど良くもない、みたいな。 さてさて気になる内容はと言うと・・・ めちゃめちゃ良いことが書いてあって、むしろ大吉

          好きな人から鼻毛出てるよって言われたアラサーの哀しみ

          クリスマスはアメリカ式でいこうの話にのってみた

          クリスマスはアメリカ式でいこう! え、アメリカ式って何・・・? 日本のクリスマスといえば恋人と過ごすのがベター。イヴに待ち合わせをしてお泊まりをして、クリスマスも朝から楽しんじゃおう!そしてプレゼントも交換しちゃおう!というのが一般的。街ゆくカップルや夫婦が幸せそうにイルミネーションの下を歩く姿は私にとっては眩しい光景だった・・・去年まではね(ピース)だがしかし、今年の私は違った、パートナーがいるのだ(ダブルピース)。 ということで、今年はパートナーと共にイヴイヴ(言い方

          クリスマスはアメリカ式でいこうの話にのってみた

          どこの馬の骨だかわからない女はこのアタシ

          仕事から帰ってきて、誰もいないリビングに響くプシュと缶チューハイを開ける寂しい音。ハウスメイトはこの数ヶ月、めっきり彼氏の家に入り浸り。幸せそうだから私も幸せ、なんて他人の幸せを喜べるほど私の心にも余裕ができていた。 東急ストアで買ったナッツの詰め合わせをつまみながら近々開催される大イベントを私は静かに待ち構えていた。11月にどんなイベントだよって声が液晶の向こうから聞こえてきそうだが、私にとっての大イベント、一大事。それはパートナーのご両親と初のお食事会を迎えること。 ど

          どこの馬の骨だかわからない女はこのアタシ

          If からはじまる心配事

          私のパートナーは、ちょっと変わって面白い。 世の中に関する心配事を生み出すプロなのだ。先日、グリーンカレーを作ろうという話になり、一緒にスーパーに行った時のこと。お肉のコーナーに差し掛かると、彼はずっと右から左に、左から右に集中的にお肉を眺めていた。 「どのお肉にしようか迷ってるの?私は鶏もも肉がいいな」 そう問いかけると 『こんなにたくさんお肉用意して残ったお肉はどうなるんだろうね、大丈夫かな』 と彼が一言。お肉の種類で迷っていたわけではなく、売れ残った場合のお肉の行方を心

          If からはじまる心配事

          餃子のように中身が詰まり過ぎている中国人とのルームシェア

          「なんで中国人と一緒に住んでるの?」 「どこで出会ったの?」 「日本語?英語?中国語?」 「やっぱ餃子作りとかするの?」 こんな質問は、耳にタコができるほど何度も受けてきた。 私と彼女の出会いは、シェアハウス。 コロナ禍真っ只中、私たちは同じシェアハウスで共同生活を送っていた。 誰もリビングで過ごすことなく、各部屋へ黙って直行するハウスメイトたち。今思えばシュールな上に異様過ぎる光景。そんな中で、ある意味運命的な出会いを果たしたのが中国出身のこちらの彼女。 当時のことを

          餃子のように中身が詰まり過ぎている中国人とのルームシェア

          高いと知っておきながら通ってしまう美容室

          上京したてで右も左もわからない頃、美容室に行くことすらできなかった。表参道で美容師さんに声を掛けられ、気分良く表参道から一本入った美容室までテクテク同行。当時の私は自分の中でなぜか姫カットに興味があり、恥ずかしながらもオーダー。仕上がりはというと、全く似合っていない姫カットがそこには完成されていた。鏡に写った、青ざめた自分に気付いた頃には次々とお客さんがお店の中へ入っていた。同時に私はある共通点に気付く。そのお客さんたちはどこかみんな芋っぽいのだ。要するに田舎っぽい、おのぼり

          高いと知っておきながら通ってしまう美容室

          意識高い系に憧れてヨガを

          数年前、私はホットヨガに通っていた。 20代の頃はスリムな身体を手に入れたくてヨガを始めたが、一年継続してみたものの何も変わらなかった(変えられなかった)。 ただ、なんとなくヨガをしていると自分の身体の奥底に眠っている筋肉が目覚め、動き出す気持ちよさがクセになっていた。このままでは廃人になる・・・そう思ったのがきっかけで、私は再びヨガ教室に通い始めたのだ。私が通うクラスでは若い女の子もいれば、主婦、そして白髪のおば様までもが通う年齢層の幅広いクラス。改めてヨガをするとじんわり

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          iPhoneに顔認証を拒否された悲しい朝

          昼も夜もiPhoneのFcce ID(顔認証)はだいたい反応するに、なぜか朝だけ反応しないということが最近の悩み。寝起きだからもちろんメガネもしてないし、マスクもしていない。なのにも関わらずどうして・・・。 同じ悩みを持つ人がいるはずと思い、ネットで検索してみた。見た目が劇的に変わると、顔を認識できない場合があるらしい。 ちょっと待って、すっぴんだからってこと?・・・ 確かにFace IDを登録した時は化粧はしていたけど、普段からそんなゴリゴリにメイクに力を入れているわけ

          iPhoneに顔認証を拒否された悲しい朝

          生理前になると豹変する私について彼氏に熱く語ってみた

          毎月の試練とも言えよう私の前に立ちはだかるあの一週間。あぁあと何日で生理だ…出勤かなぁ?大切な予定とかぶってないかな…とルナルナのカレンダーを見ては、ブルーな気持ちが月一で欠かさず押し寄せてくる。 私に生理が来たのは小学校5.6年生の頃。早くも遅くもなく、周りの同級生と同じように始まった。私に初めて生理を教えてくれたのはおばあちゃん。おばあちゃんの部屋でナプキンの付け方や捨て方を習い、生理帯という窮屈なパンツに嫌気がさしたのを覚えている。 生理を学んだタイミングで出会った映

          生理前になると豹変する私について彼氏に熱く語ってみた

          東横線の女の7割はファッショナブル

          渋谷か銀座、下北沢か中目黒、あなたはどちらを選ぶ?もしこんな問いかけがきたら即答で「銀座」と「中目黒」と答えるだろう。10年前の私なら間違いなく「渋谷」と「下北沢」と答えていた。アラサーになり、遊びに行くスポットが変わったことに最近気付く。年齢とともに、私自身の求める刺激と好みが変わったのだ。2022年、着々と大人の階段を登っていることに気付かされる。キラキラした夢見る少女から脱皮し、現実と向き合うようになったのがここ数年。 上京したての私は、右も左もわからないまま、とりあ

          東横線の女の7割はファッショナブル

          「そやなぁ」をコンプリートする関西人の魅力

          タイトル通り、「そやなぁ」「せやなぁ」をコンプリートする関西人は、同時に憎らしいほど私のハートを鷲掴みにする。 「友達が多いね」と言われてきた。否定はしないが肯定もしない。 日常を埋め尽くすほど、私を取り囲むのは関西出身の人が多い。言いたいことが言えて、ノリが良く、そして情に熱い。海外の友達と一緒にいると気が楽な私は、関西人といても、同じように気楽で私らしくいられる。感情を抑えたり、隠したり、嘘を付くことが私にはできないから。本音で付き合いすぎて、私はある意味少し不器用な人

          「そやなぁ」をコンプリートする関西人の魅力