専門家ボードのメンバーはどんな人？㉑（人材育成チーム　渋谷 智恵先生）

こんにちは。東京iCDCの事務局です。
東京iCDCの専門家ボードに参画いただいている先生方を順番に紹介していきます。
21回目は、人材育成チームの渋谷 智恵（しぶや　ちえ）先生です。

―Ｑ　最初に自己紹介をお願いします。

私は公益社団法人日本看護協会 看護研修学校で、現役の看護師が「認定看護師」という資格認定を受けるための教育に携わっています。認定看護師は日本看護協会の資格認定制度による資格で、糖尿病看護分野や認知症看護分野など様々な専門分野があり、私自身も感染管理分野の認定看護師です。

感染管理認定看護師について少しご紹介しますと、2020年12月現在2,977名が登録されており、今回の新型コロナウイルスの流行においては各地でその専門性を発揮した活躍が注目され、新聞等でも多く取り上げられました。
新型コロナウイルス感染症に関して、私は本会内の事業に関わるほか、厚生労働省委託事業である障害福祉サービス施設・事業所職員のための感染対策マニュアルや業務継続ガイドラインの作成、研修動画などに関わらせていただいています。

―Ｑ　次に先生の経歴を教えてください。

1986年3月　和洋女子短期大学国文科卒業
1991年3月　葛南病院付属看護専門学校卒業
1991年4月　浦安市川市病院組合浦安市川市民病院
2003年7月　感染管理認定看護師資格認定
2009年4月　日本看護協会看護研修学校 認定看護師教育課程 感染管理学科専任教員
2012年3月　国際医療福祉大学大学院修士課程 保健医療学専攻看護学分野修了
2016年4月　日本看護協会看護研修学校 認定看護師教育課程 課長

―Ｑ　最後に都民の方へのメッセージをお願いします。

歴史的にみても感染症の流行は繰り返されてきました。新型コロナウイルスによる感染を乗り越えた未来にも、また新たな感染症の流行が待ち受けているでしょう。感染症から人々の健康と生活を守るために、感染症の治療、予防・管理などに携わる人材育成は重要です。今回東京iCDC専門家ボード・人材育成チームに加えていただき、責任の重さを感じています。新型コロナウイルスのみならず未知の感染症にも備え、取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

―お忙しい中、ご協力いただきました渋谷先生ありがとうございました。

東京iCDCでは、今後も専門家ボードに参画いただいている先生方の紹介記事をnoteにて発信していきます。引き続き、東京iCDCの活動にご注目ください！