新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行を見据えた都の取組

季節性インフルエンザとの同時流行に向けた対応方針について、東京iCDCでとりまとめ、これを踏まえた都の取組について、お知らせします。

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受診相談体制

発熱等の症状がある場合には、受診が必要かどうかについて、まず、身近な医療機関に電話で相談してください。かかりつけ医がいる場合は、かかりつけ医に連絡をお願いします。かかりつけ医がいない場合は、東京都内の地区医師会のホームページでご自分で検索されるか、今回都が設置する東京都発熱相談センター(TEL  03-5320-4592) にご相談をお願いします。

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東京都発熱相談センター

かかりつけ医のいない方や現在普及が進んでいる新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」による通知を受けた方からのお問い合わせに対応するために設置するものです。
10月30日17時に開設し、24時間、土日祝日を含め毎日相談を受け付けます。

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検査体制の拡充

現在のPCR検査等の処理能力は、1日当たり通常時が約2.5万件、最大稼働時が約4.6万件ですが、今シーズンのピーク時には、例年のインフルエンザの流行状況等を踏まえると、1日あたり最大で約6.5万件が必要と見込んでいます。今後、東京都医師会などの関係機関と連携し、抗原簡易キットの利用を促進するなど、ピーク時に間に合うよう、12月上旬までに体制を整備します。

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保健所支援機能の強化

今後の感染者の急増に備えるため、積極的疫学調査等を担うトレーサー班を拡充し、保健所支援機能を強化します。
9月に保健師・看護師を8名採用していますが、さらなる強化を図るため、保健師、看護師、准看護師、事務職員を100名程度増員します。募集にあたっては、東京都看護協会への協力依頼のほか、多言語対応を行っている業界にも案内を行う予定です。10月30日から募集を開始し、11月中旬以降の採用を予定しています。

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