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専門家ボードのメンバーはどんな人?㉓(感染症診療チーム 四柳 宏先生)

こんにちは。東京iCDCの事務局です。
東京iCDCの専門家ボードに参画いただいている先生方を順番に紹介していきます。
23回目は、感染症診療チームの四柳 宏(よつやなぎ ひろし)先生です。

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―Q 最初に自己紹介をお願いします。

東京大学医科学研究所・附属病院の四柳 宏(よつやなぎ ひろし)と申します。病院の診療の対象は感染症全般ですが、私自身はウイルス感染症の患者さんを長年にわたって診察してきました。特になかなか治られない慢性感染症の患者さんを拝見しています。
 “人生に必要なことは・・・で学んだ”という書籍が色々と出版されていますが、私自身は“人生に必要なことは全て患者さんとの話から学んだ”と思っています。
 これからも多くの方から話を伺い、患者さんのお役に立てればと思っています。

―Q 次に先生の経歴を教えてください。

東京大学を1986年に卒業した後、大学附属病院・関連病院で研修を行い、その後ウイルス肝炎の診療・研究を中心に行ってきました。聖マリアンナ医科大学での勤務を経て、2004年からは東京大学医学部附属病院で感染症の診療・研究を行っています。2016年に現在の東京大学医科学研究所・附属病院に移動してきました。当院は日本でも最も古くからHIV感染症の患者さんを診ている病院です。HIV感染症は様々な感染症を合併する病気であり、患者さんの診療を通じて多くのことを考えさせられています。

―Q 最後に都民の方へのメッセージをお願いします。

新型コロナウイルス感染症にかからないためにはこれまで“マスクを外したら口チャック”と申し上げてきました。“黙食”と共に最も大切なことでほとんどの方が人前では守っておられます。
この病気は親しい間で会話する時、食事をする時に感染することがほとんどです。ワクチンの接種が受けられるようになるまで何とか皆さんに協力して頂き、東京・日本をコロナから守っていきましょう。

―お忙しい中、ご協力いただきました四柳先生ありがとうございました。

東京iCDCでは、今後も専門家ボードに参画いただいている先生方の紹介記事をnoteにて発信していきます。引き続き、東京iCDCの活動にご注目ください!

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