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専門家ボードのメンバーはどんな人?④(感染症診療チーム 石田 直 先生)

東京i CDCの専門家ボードに参画いただいている先生方を順番に紹介していきます。
4回目は、感染症診療チームの 石田 直(いしだ ただし)先生です。

Q.自己紹介をお願いします。

A.岡山県倉敷市の公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構倉敷中央病院で,呼吸器内科主任部長と副院長を兼任しています。また,感染制御室長も兼ねており,院内の感染対策にも関わっています。倉敷中央病院は病床1162床を有し,岡山県西部地域の基幹病院として多くの症例を診ており,特に急性期や救急患者が多いのが特徴です。このような市中病院で,長年にわたって第一線で呼吸器内科医として臨床を続けてきました。なかでも呼吸器感染症を専門としており,肺炎の臨床研究をライフワークとして続けています。今までに,日本呼吸器学会等の呼吸器感染症に関するいくつかのガイドライン作成にも携わらせていただきました。近年はインフルエンザの臨床にも関心を持っており,現在,日本感染症学会のインフルエンザ委員会およびインフルエンザ/COVID-19アドホック委員会の委員長を拝命し,いくつかの提言を発表させていただきました。

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≪経歴≫
1984年 京都大学医学部卒業
     京都大学胸部疾患研究所第1内科、国立姫路病院
1988年 倉敷中央病院赴任
2000年 呼吸器内科主任部長
2004年 京都大学臨床教授
2020年 副院長 兼 呼吸器内科主任部長
日本内科学会内科専門医、指導医、日本呼吸器学会専門医、指導医、代議員、日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡指導医、日本感染症学会専門医、指導医、評議員、西日本地方会理事、
日本アレルギー学会専門医、日本化学療法学会抗菌薬臨床試験指導者、抗菌薬指導医、
日本結核病学会結核・抗酸菌症指導医、日本マイコプラズマ学会理事、Fellow of American College of Chest Physician、Infection Control Doctor
日本感染症学会インフルエンザ委員会委員長、インフルエンザ/COVID-19アドホック委員会委員長
2015年度日本感染症学会二木賞受賞

Q.都民の方へのメッセージをお願いします。

A.岡山県倉敷市の市中基幹病院で呼吸器内科医として臨床を行っております。専門は肺炎やインフルエンザなどの呼吸器感染症です。東京の医療の状況は,地方の明日の状況を映す鏡です。東京都の感染症対策に,臨床医としての立場から,微力ながら協力させていただければと思っております。COVID-19については,ようやくわかってきたこともありますが,まだまだ不明な点も多いです。各種専門家の知識と経験を結集して,対応する必要があります。実は,現在息子が東京に大学生として在住していますので,東京のことは,私にとっても決して他所事ではありません。少しでも都民の方のお役に立てるよう立ち向かっていきたいと思っております。


お忙しい中、ご協力いただきました石田先生ありがとうございました。
東京i CDCでは、今後も専門家ボードに参画いただいている先生方の紹介記事をnoteにて発信していきます。引き続き、東京i CDCの活動にご注目ください!

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