ダウンライトのミニクリプトン電球【LDS110V54W】(斜め取り付け)が切れた時の交換に最適なLED電球はコレ
自宅にて、ダウンライトの電球が切れました。
洗面所のダウンライトの電球です。
外して見ると電球には「LDS110V54W」と刻印がありました。
調べてみるとパナソニックの製品です。
よくスーパーでも売っていますよね。
定番です。
ちなみにこちらの製品規格はこうです。
なので、コレと同等のものに取り替えればいいわけです。
LED電球に変えたい!
問題はこれです。
実は自宅の電球が切れるたびにポツポツとLED電球に交換してきました。
昨年、リビングに設置のエアコンを交換しまして、東京ゼロエミポイントなるものを貰いました。
その副賞?としてLED割引券が付いてきたことをきっかけに我が家ではLED電球へ交換ブームが沸き起こったのです(笑)
「でも、LED電球ってお高いんでしょう・・・」
実はこう思っていましたし、
実際高い!です。
ただ、いろいろ調べていくうちにその電球代の差額は1~3年で回収できることに気づいちゃったんですよ。
たとえば、ミニクリプトン球1個でも、
上記の60Wの電球を1日8時間点灯させると
→ 電気代は約10円/日です。
それをLED電球に替えると
→ 電気代は約1.5円/日です。
1年間で換算すると、
→ ミニクリプトン電球:3650円
→ LED電球:約547円
で差額は3,000円なり!
ということで余裕でイニシャルコストの差を回収できるのです。
忠告します。
今から電球を買うことは間違いなく「安物買いの銭失い」です。
ということでLED電球で探すことにしました。
どのメーカーのLED電球を選べばいい?
「できれば日本製がいい・・・」「寿命には期待したいから」が私の本音です。その時、国内でLED電球を販売している主要メーカーは以下の5つ。
調べてみると、たしかに色味の違いや製品バリエーションの違いで各社なりの特長が見えました。
しかし、私が欲しいのは単純にミニクリプトン電球に代わるシンプルなもの。
その限りにおいて、ベストなものを選びたいだけです。
すると、Amazon.co.jpやヨドバシカメラでの人気から以下の二社に絞られることが分かりました。
● アイリスオーヤマ
● パナソニック
どのLED電球(製品)に替えればいいか?
さて、ブランドを二社に絞って、ここからは適合するモデルを見比べて購入するものを決めようと考えました。
■ アイリスオーヤマのLED電球一覧
https://www.irisohyama.co.jp/led/bulb/
■ パナソニックのLED電球一覧
選定のポイントは、以下の3つ
1) E17口金(受け側ソケットのサイズ)を選ぶこと
2) 60W相当の明るさのものを選ぶこと
3) 電球を斜めに取付けるタイプに対応しているものを選ぶこと
斜め取り付けタイプのダウンライトで大事なこと
一番のポイントは、3)の斜め取り付けに適合しているタイプの選定です。
私はこれをずっと、
「上記画像のとおりのものないとダメなんだ・・」と思っていました。
なので、以前はこの言葉をそのまま信じて、キッチンカウンター上のダウンライト電球をパナソニックのこちらの製品に取り替えたんです。
ミニクリプトン電球とは比べものにならない暗い明るいし満足しています。
「ただ、やっぱ高いわ・・・」。
でも、しょうがないから今回もダウンライト用だから同じものを買おうかなと思っていたんですよ。
そしたらですよ、
「っていうか無くない!?」
斜め取り付け専用タイプの一覧から上記製品が消えてました…
困る・・・
でも、なんかおかしいぞ・・・
なぜ、廃盤にするのだろう・・・
アイリスオーヤマの方はどうだろうか・・・
https://www.irisohyama.co.jp/led/lda4he17h.html
「って、お前もか・・・」
と、
ここに来てようやく気が付きました ゜∀゜!!
もしかして、
今回のケースはズバリこれでした。。
いままでの製品は照射角度に限界があったために、照射面を向け直す製品(斜め取付け)に頼らなければいけなかったわけですが、最近は照射角度が約260°~290°までに及ぶ『全方向タイプ』の登場により、その必要がなくなっていたのです。
つまり、
『斜め取付けタイプ』は『全方向タイプ』電球に取って代わられたということです。
すると、以下の2つまで絞ることができました。
■ アイリスオーヤマ LDA8L-G-E17(公式ページ)
後発モデルとして、光の広がりは上記の290°→220°に抑えられていますが、3個パックで価格を抑えたモデルも発売されています。
■ パナソニック LDA8L-D-G-E17/S/Z6(公式ページ)
「う~ん、倍以上値段が違うのは困る・・・」
「というか、パナソニックの方は価格がミニクリプトン球の10倍!!」
パナソニックの「プレミア」は自然光に近い色味(高いRa値)が魅力。
一方、アイリスオーヤマは照射角度が「290°」!
パナソニックの約260°と比べて30°も有利。
一長一短あるならば、
今回は「洗面所」で使うものだから、コスパ重視でアイリスオーヤマの方を選ぶことにしました。
で、結局わたしが買ったのがコレ
届きました!!
ミニクリプトン電球(真ん中)と今回購入の60W形相当のLED電球を並べてみると大きさの違いは5mm程度でしょうか。気になりません。
取り付けてみました!!
↑ 購入したアイリスオーヤマ LED電球
↑ 一般的なミニクリプトン電球
↑ 先に買っていた斜め取り付けタイプのLED電球
どれも違和感なく納まっています。
点けてみました!!
とても明るく、ミニクリプトン電球のライトカラーとほぼ同じです。
なかなか満足。。
というか、あまりにも代わり映えしなくて拍子抜け。
まぁ、使い勝手が変わらない(悪目立ちしない)というのは良いことです。
まとめ
今回は、斜め取り付け専用のものと迷い、照射角度の広い(290°)=「全方向タイプ」のLED電球を購入することで、斜め取り付け型のダウンライトで適切なLED電球選びにこだわりました。
点灯させてみたところ、
1)ミニクリプトン電球も
2)斜め取り付け専用タイプのLED電球も
3)全方向タイプのLED電球も
明るさ、照射範囲に違いは見られませんでした。
試しに天井付近で全方向手を当ててみて、照射しきれない影の部分を見極めようとしたのですが、どれも同じでした。
斜めに取り付けるタイプのソケットなのに、全方向照射というのはどうやら嘘ではないようです。
考えれば、凄く地味な買い物ですが、確実に電力消費量(電気代)は下げられる。
子どもに「電気消しなさい!」で怒らなくていい、は凄く楽かも。^^
今回は、洗面・浴室廊下でのライト交換でしたが、リビングでも同じタイプのミニクリプトン電球を使っていました。
その数は4つ。
ということは、
アイリスオーヤマなら、合計4,000円。
パナソニックなら、合計15,000円。
!!!
「こっ、この差は大きい・・・ ( д) ゚ ゚ 」
家族のメインの居場所だから、
最高のプレミアX(パナソニック)で・・・
いま、非常にモヤモヤしているところです。
参考:
https://kaigyou-izakaya.com/denkyukoukango/
https://nakaolamp.com/3shahikaku/
https://kaiten-portal.jp/biz/food/food-cost/led-bulb
余談:電球色と温白色、それとも昼白色どっちがいい?
こちらの動画に詳しいのですが、一言でいうと
◉ リビング・ダイニングで癒やされたいのなら「電球色」
◉ リビングで子どもがお勉強するなら「温白色」
が良さそうです。
参考:https://reform-navi.com/2018/05/13/illumination-color/
もしくは、もっと割り切ったパターン(2種類)で考えるなら、
パターン1:リビングの照明は「明るさ」が大事だ!派
→「温白色」のLED電球を採用
パターン2:リビングの照明は「癒やし」が大事だ!派
→「電球色」のLED電球を採用
癒やし方向を選んだ場合は、別に勉強や仕事用に最適なLEDデスクライトを用意して集中力を後押ししたいところ。
以下のようなはっきりと眼の冴える明かりが欲しいところです。
バルミューダのデスクライトは高価ながら手元に影ができにくいという触れ込みだったので期待して取り寄せてみたのですが、
実際は下記のオーム電機の安価ながら性能抜群タイプの商品と変わらない印象でした。わずかにザ・ライトの方が影ができにくいとは感じました(影ができないわけではない)。
照明って奥が深くてセンスが問われるアイテムです。
【迷ったらコレ】今回わたしが購入した商品
■ アイリスオーヤマ LDA8L-G-E17(公式ページ)
購入の決め手:
国内でLED電球を製造する5社の一つとしての信頼
光の広がりが290°で斜め方向の照射に十分
一年間で2,840円/球の電気代節約パフォーマンスは鬼
良いお買い物を!
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