女王蜂

数年前から大好きなバンドがある。
その名も「女王蜂」。
最近は映画やアニメの主題歌を担当するなど、
メディアへの露出も多くなってきた。

初めて見たのはカラオケボックス。
曲と曲の合間、流れてきたMVに目が止まった。
「なんなんだこのバンドは。。。」
何とも形容し難い衝撃だった。

すぐに検索して、数曲聴いてみた。

「カッコいい！！」

男女混合で派手な装い、演奏も素晴らしいが何よりVo.アヴちゃんの歌声と歌詞に感動した。

何とも被らない、唯一無二感を勝手に感じた。

曲は力強い曲、優しい曲、悲しい曲。
実に多彩。聴いていて、いろんな感情が湧き起こる。

個人的に1番心に残る曲は、「鉄壁」という曲。

この世界で生きていくこと、平等に訪れる死について綴られていると自分の中で解釈している。

歌詞の最後はこう書かれている。

誰もがいつか土に還るわ
生き抜いた者を讃える美しい場所だと聞くわ
生きてゆくこと 死が待つことは
何より素晴らしいこと
誰にも奪わせないで

あたしが愛した全てのものに
どうか不幸が訪れませんように
ただひたすら祈っているの

外見や考えている事、信じている事など十人十色。
そんな中で自分がどう生きていこうか、正解は無いから迷い不安になる日々だ。女王蜂の表現するものに触れると、少し勇気がもらえる。