頑張れ華の湯

新コロナの影響で旅館業も大打撃を受けています。

先日Twitterで拡散されたとある投稿。

"伊豆長岡にある宿が今３月で廃業してしまう。
大好きなおじいちゃんの宿だから、みなさん来てください。"

という、ツイートが目に止まった。

早速電話してみたら予約できるというので、電話した翌々日に宿泊させてもらうことに。

温泉旅館　華の湯。

女将さん、まだ学生の子供たちも手伝っていて一生懸命。

受付を仕切っているのは中学一年生の娘さん。

電話予約を受け、来客対応をし、支払いを受ける。

とても貴重な経験になると思う。

宿はこじんまりとした落ち着く空間。

露天風呂気持ちよかったです。

わざわざ部屋食にしてもらい、感謝です。

地方から全国、ネットメディアまで数多くの取材を受けており、ボクが行ったときにもメディアっぽい人がちらほら。

ツイッター（SNS）の伝播効果はハンパないですね。

結局、ほぼ全ての日が予約で埋まったとのこと。

かくいう僕も１つのツイートによってここに導かれたわけです。

「廃業ではなく、休業にはできないのですか？」

と聞いたら、やはり固定費の関係で難しいらしい。

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テレビでは泣いていた女将さん、実際会ってみたら明るくてアクティブでおしゃべりでどこかホッとしました。

廃業はイコール新しいビジネスのスタート。

今回は不可抗力なので致し方なし。

また今回の教訓を踏まえて次に生かせるといいですね。

固定費は少なく、利益率は多く。

小さくスタートがオススメです。

「最後まで楽しくやらせてもらいます。」

と女将さん。

頑張れ、華の湯！！

PS.

旅の途中で寄った佐野美術館。

ここは日本刀のコレクションが有名だ。
そして付随する美しい庭園。

かつて、宮本武蔵の愛刀を見にわざわざ熊本まで行ったのに、まさかの休館で見れなかったというほどの日本刀好きのボクとしては是非寄っておきたかった。

そしてこの時期は、ちょうど日本刀の大々的な展示が先日終了し、人形展になっていた。。

でもこれはこれで楽しめた。

また常設の槍が１本、日本刀３本も見れたので満足。

数百年前に作られた日本刀は、まるで新品のように冷たい光を放っていた。

美しすぎて身震いするほど。

日本の誇る圧倒的伝統芸術です。

日本刀の写真は撮影禁止。

近くに寄った際は是非♪

あと庭園も素晴らしかったです。