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徳島愛溢れるインディゴオーナーの描く徳島の未来


今回は野球を通じて徳島を盛り上げていくためにインディゴソックスを支えてくださる楠本オーナーにインディゴソックスへの想いやオーナー就任の経緯を伺いました。インディゴソックスや徳島への愛が溢れる楠本オーナーの熱い想いをぜひ、ご覧ください。

はじめに、楠本オーナーが経営されている「明和クリーン」についてご紹介します。

〈会社紹介〉

ーまずは経営されている明和クリーンに関して、ご紹介いただけますか

楠本オーナー:
創立は平成7年(1995年)で、2014年から代表取締役を務めております。産業廃棄物の処分を請け負っていまして、徳島県内で唯一の最終処分場として、技術的、経済的にも資源化することが困難な廃棄物や、資源化などの中間処理の過程で生じる残さを受け入れています。 廃棄物処理場というのは、一言で括ってしまうと「迷惑施設」と言えます。誰しもが、近くにあってほしくない施設とは思っていますが、そんな中でも、おかげさまで近隣住民の皆様とも良好な関係を築けてもおり、また県からも許可をいただいて運営が出来ている。だからこそ、地元の人や徳島県に恩返しをしたい気持ちは常日頃から持っています

楠本オーナーについて
2014年 株式会社明和クリーン 代表取締役就任
2017年 日本青年会議所(JC)の次期建設部会長に就任
四国からは初選出の部会長となり、「やりがいに燃えている。世のため人のため、建設業界のためにできることをやっていきたい」と建設専門誌に語るインタビューはこちら

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株式会社明和クリーン
本社所在地:徳島県三好市山城町大和川697番地1
代表取締役:楠本 隆文
会社ホームページ:http://www.meiwa-clean.co.jp/index.html


インディゴソックスとの出会い

ーそもそも四国アイランドリーグPlusをどう捉えていたのか、また2012年からオーナーとして球団に携わっていますが、そもそもの経緯を教えてください

楠本オーナー:
小・中と野球部に所属して、池田高校にも進学したものの、2005年にアイランド・ リーグが発足した際も、積極的に関わろうとは思っていなかったですね。それから7年後の2012年。同じ池田高出身で元四国アイランドリーグplus理事長の鍵山誠氏から三好市での試合を招待されたんです。その際に鍵山氏の熱意に押されまして、社会貢献したい気持ちも抱えていたので、オーナー就任を受諾しました。

最初は正直不安でした。収支を見てもビジネスモデルとして成立しておらず、入場料やスポンサーによる広告収入だけでは賄いきれておらず、運営を続けることをイメージできませんでした。でも、一人では無理でも「(共同オーナーとして)みんなで力を合わせれば何とかなるかも」とも感じていました。

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実は2017年に長年球団を支えてくれたセイア社がスポンサー兼共同オーナーから期限が来た為退き、月々のやりくりすら困難になり、球団運営が露頭に迷いかけたんです。だが、逆に何とかしてやると闘志が湧いてきた。私が身を引けば恐らく球団消滅です。ここまで積み重ねてきたものを守りたかったから、もがきました。あの時、頑張って良かったなとは思いますね。でも、黒字になったら、多少はお返ししてくださいね(笑)

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不安の中でも貫き続けた信条「若い人の夢を叶える場でありたい」

楠本オーナー:
印象に残った出来事としてオーナー就任後初のオーナー会議です。当時は桜井広大(元阪神)の獲得へ四国各球団が動いており、実力はもちろん人気面で観客増員を見込めると、徳島オーナー陣も獲得を進言したが、坂口裕昭球団代表 (当時)は「インディゴは可能性ある若い人の夢を叶える場でありたい」と固辞したんです。球団運営が不安の中でも、貫いた信条に深く賛同したのを覚えています

今になって思えば、「夢を叶える場」としてブレなかったことが現在、NPB選手を輩出し続けている点に結実しているのかもしれません。「夢を叶える場」を体現していた選手として、07~08年に在籍していたアンディ(アティング。アテネ五輪豪州代表)。怪我で片腕がほとんど使えない状態でしたが、衝撃的な特大HRを放っていた。思い返すと彼も「夢を叶える場」だからこそ在籍できていたのかもしれませんね。昨年で言えば岸選手(現・埼玉西武)。球団として挫折からの復活を支えた彼が、NPBへ行き花開いてくれる。私たちがオーナーとして関わったことに大いなる意義を生んでれた。実に誇らしいです。やはり他人とは思えず、特別な思いも抱くことが出来るのは幸せなことですね

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最も理想的な経営モデルになれる

ー2016年こそ黒字化に成功しましたが、なかなか維持できていないインディゴソックスですが、楠本さんが考える経営の課題とは何でしょうか

楠本オーナー:  
南社長が就任してから徐々に赤字幅も減少し、支援を申し出てくれる人も順調に増えてきてくれていますし、NPBへの移籍金もいただいている。本当に黒字化まで、あと一歩のところまできていると思うんです。その中で、あと少しの赤字(2019年決算で670万円マイナス)を埋めるための策としては、年間100回超のボランティア活動実績をより活かすべく、一般社団法人きゃっちぼーるを創立し、広告宣伝費以外の社会貢献活動へのサポート費を受ける法人格ができました。加えて、サイドビジネスとして地道にやってきた宮武うどん&。この2つの借入返済も間近で、2年後を目処に間も無く回収できる段階にあり、ついに安定した黒字化への目処が立ってきています。

NPBとの交流試合や野球教室、地域貢献活動の様子

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こちらの動画から2020年新入団選手の宮武讃岐うどん(ゆめタウン徳島)見学と食レポをご確認お願いします!

「ひとつの大口スポンサーに頼らず、幅広い収入源を確保する」経営面に不安があった中で、黒字化に成功すれば、最も理想的な独立リーグの球団モデルとなる可能性を秘めています。 黒字化に成功すれば、原資が増え、オンライン含めた小中学生への野球教室やパーソナル・トレーニングにも着手していきたいなと考えております。本当にあと一歩のところまで来ています

コンテンツへの自信はある

ーオーナー就任から8年間の活動を通して、徳島県に対して思うこと、これから取り組んでいきたいことを教えてください

楠本オーナー:
県民の方々へお伝えしたい事として「一回でもいいから、まず見に来て欲しい」楽しめる・感動できるコンテンツを見せられる自信はあります。特に昨年のグランドチャンピオンシップ第5戦。エース・竹内の熱投(1回表から9回までロングリリーフで日本一へ導く)は野球を知らない人でも、胸に迫るものがあった。

コンテンツへの自信はあるんです。その上で、県全体に響かせるためには、現状の告知では足りていないのかなと...。それだけにもどかしさを感じております。北海道から沖縄まで、遠く離れた地から若者が意を決して挑戦にきている。彼らが「徳島に来て良かった」と思えるようにもしていきたい。なので県民の方々には、家族が増えたと思って、少しでも良いので、ファンクラブ ・後援会にてご支援のほど、お願い致します

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最後にこれから取り組んでいきたいこととして、退団後に活かせる資格やスキルを、在籍中に身につけさせてあげたい。NPB輩出数が多いとはいえ、夢叶わなかった選手が大半を占めるのが現実。折角、徳島に来たのだからセカンドキャリアのためにも、トレーナーやジム運営スキルを身に付かせる仕組みを作っていきたいなと思っています。

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球団からのお知らせ

最後までご覧いただきありがとうございました。徳島インディゴソックスは多くの方のご支援によって成り立っています。改めて感謝申し上げます。
球団として「夢を追う人を徳島から増やす」ことをミッションとして掲げ、野球を通して人と人を繋ぐハブとなり、徳島の魅力を発信していきます。

徳島インディゴソックスと共に徳島を盛り上げ、球団の活動をサポートしていただけるスポンサー企業を募集しております。
ぜひ、ご検討のほどよろしくお願いいたします。

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