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「教員辞めてフリーランスになるなんて…」と言われたときに私が考えていること

おはようございます!
昨日の投稿に、たくさんの反響をくださりありがとうございました。
共感してくださる方がいるって、心強いです。
周りには教員を辞めてフリーランスや起業をしようとしている人はいませんので、こういった話をすることもなかなかできておらずです。
でも、noteに書くことで、頭の中を整理したり、誰かに話した気分になれますね。

「教員を辞めて発達障がい専門の小さな塾を開講しようと思ってます」と伝えたときに、「やりたいことがあるのは素敵なことだね」「応援しているよ」とたくさんの方が言ってくれます。
でも時々、「発達障がい専門だと需要は少ないだろうね」「教員は安定なのに、自分でやるのは大変だよ」とも言われます。

こういったことを言われた時に、私がどう考えているのかを今日は書いていきたいと思います。


公務員が得られるもの、フリーランスが得られるもの

教員は確かに安定しています。
何があっても毎月定額でそれなりのお給料がいただける。
ボーナスも年2回、福利厚生も充実。
特別支援学校は複数担任制のため、急な子どもの体調不良でも比較的休みやすい雰囲気があります。

一方、フリーランスになった場合。
毎月の売り上げは不安定です。いくら稼げるかどうかも未知。
行動しないことには1円も稼げない世界。
ですが、裏を返すと行動し続ければ公務員の給料を超える可能性もある。
また、自分のやりたいことを優先できるのは強みですね。
教員しているとやりたくないことをやっている時間がとても長いのですが、フリーランスになるとやりたくないことを極力やらない(外注するという手もありますね)という自由度があります。
また、子どもの急な体調不良では、仕事効率はかなり下がってしまうでしょうが、在宅で仕事をするつもりなので、誰かにペコペコしたり代わりをたてたりする必要なく休めます。
塾生は夕方来てもらうので、そこからは夫にバトンタッチできるのも利点です。

自分はどんな生活をしたいのか?

結局のところ、自分はどんな生活がしたいと思っているのか?
私は教員生活に疑問を感じ始めてから、理想の生活について深く考えるようになりました。
現在は、朝起きて嫌々仕事に行き時間に追われて家族と過ごし、また残り仕事をするような生活。
私はこれを、朝起きてやりたい仕事を週数回楽しみ、残りの時間を全て家族との時間にしたいと思っています。
ここから、私は仕事のやりがい、時間的余裕、家族時間の充実という3つの価値観を大切にしているということがわかります。

いくら稼げるか問題

「そんな仕事しても稼げないよ」といった声が聞こえてくるようなリアクションをされることもある私ですが、
いくら稼げるかなんてそりゃわからないですよ。笑
1円も稼げないかもしれないですし、普通の会社員くらい稼げるかもしれないですし、法人成りできるようになるかもしれないですよね。
お金って結局なんなんだろうと考えた時に、私にとっては生活費と、家族時間をより充実させてくれる引換券なんです。
ブランドバックやコスメを買いたいとは思わないからよかったのかもしれないです。
むしろ、自然を見たり触れたり、身体を動かしてすっきりしたり、ほとんどタダでできるようなことに贅沢を感じる。
結局1か月にいくら必要かを考えたときに、そんなに自分はお金を使っていないことにも気づきます。
フリーランスになる上で金銭的不安はつきものだと思いますが、まずは自分の1か月の収支を見直してみると、必要な金額が見えてきて、それだけ稼げたらあとは好きにしようと考えると楽しくなってきます。
公務員やってたら必要なだけ稼げたらあとは休もうなんて無理ですからね。

失敗しても…

安定を捨てるなんてやめた方がいいよと言ってくれる人は、私のことを心配してくれている優しい人です。
失敗してどん底人生歩んでほしくないですものね。
でも、やってみないと失敗もできないですよね。やってみてダメだったらすっぱり諦められます。
それと、初期費用は借金しないつもりですし、小さく始めて地域に愛される仕事をしようと思っています。そして、生活費は別にパート等で稼ぐ予定ですので、それさえ稼げてしまえばあとは好きにやろうと思ってます。
失敗したとしても痛くないんですよね。
そう考えると、少し失敗が怖くなくなりませんか?

結局、自分が人生で何を大切にしているのかを明確にすることが、私には後押しになったような気がします。
その上で、今の生活でその大切なものを十分得られるのか?と考えた時に、辞めようと決心できましたね。

新しく何かを始めようとすると本当にいろいろと大変なんですけど、好きなこと、やりたいことだと不思議と行動できますね。

子どもたちを見ていると、やりたいことのためなら全力ですよね。
今は、その気持ちがすごくわかります。

それでは今日もここまで読んでくださりありがとうございました。
よい一日を過ごしましょう。

また明日。

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